見出し画像

No No Girls5次審査結果発表を見て考えたこと

No No Girlsの5次審査、とうとう10人に絞られてしまいました。

もはや減ってほしくない、という感情しかないほど、1人1人のメンバーに感情移入してしまっているのですが、選ばれなければいけないのがオーディション。選ばれた10人には心から納得しつつ、脱落してしまう理由がちょっと納得しにくかった脱落者もいました。

今回の脱落で、本人が納得できたかな?と心配になったのはKOKOAさん。

歌唱力が素晴らしいのはもちろんなのですが、ラップの歌詞のセンスもその歌いこなし方も個性的でかっこよく、私は大好きでした(1:18から)。

でもちゃんみなからの審査では、
「1人でやっている感じがした」
「周りに合わせようとしてKOKOAじゃない方向に尖らせていた」
「自分であることよりも楽曲の完成度を優先した」
「時間がかかりそう」

ということだったのですが、高音もズバっと出すし、ラップの滑舌も良くて個性的でかっこいいリリックを作る才能もある、ダンスも上手いKOKOAさん。「時間がかかる」というのはちょっと違うかも、と思いました。

確かに、私もKOKOAさんは5次審査までかな、というのは私も感じていたのですが、どうしてかというと、彼女は人から評価されるかどうか関係なく自ら成長するタイプだと思ったからです。

ガールズグループだけではなく、一般的に事務所に雇われたアーティストは、筋の通らないことを要求されたり、自分が納得していない状態でパフォーマンスをすることは普通にあると思うのですが、KOKOAさんは「自分が本当にやりたいこと」に対して絶対に妥協しないように見えます。

妥協しないことはアーティストとしては大事なことで、しかしそれを押し通すとグループとしての活動は難しくなってしまう。KOKOAさんは4次審査の時からこういうことを言われてきたと思うんですけど、私はそういう尖った個性も「No No Girls」ではもう少し受け入れてあげてほしかったな、と正直思います。

こういう才能型タイプは指導者やプロデューサー、他のメンバーにとっておそらく扱い易くはなく、協調性を持ってほしい、と指導してしまうと思うのですが、むしろ何の足枷もなく自由にやりたいことをやらせてあげた方が、才能が未知数に伸びる可能性の高い彼女の資質を見抜いた上での脱落判断だったのかもしれません。

そもそも、ちゃんみなはこういうガールズグループのオーディションに出たらメンバーに選ばれなさそう・・・と思いますし(すみません)、そういう意味で、「ここで選ばれなかったことがNoではない」こと、KOKOAさんの脱落が一番物語っている気がしました。

KOKOAさんはyoutubeチャンネルを開設していて彼女の素敵な歌声が聴けます。

アスノヨゾラ哨戒班 歌いました
Cocoa / Suu.£towa

まだ15歳?という末恐ろしさ。
彼女の名前を音楽界で目にする日は遠くはなさそうです。

いいなと思ったら応援しよう!