新案件

今週から新しい案件。

チーム人数・規模・難易度・必要知識、全てにおいてこれまでの中でトップレベル。

そんな鬼案件だが、たった2日で全体像を掴んで、既にチーム貢献できる箇所も創造できた。これまでの中で圧倒的に早く案件を理解できている。

この感覚を忘れないために、
新しく変えた行動部分をピックアップする。

○変えたこと

1.専門用語を1番最初に覚える(To Excel)

用語から始めないと何も変わらない。資料内容はわからなくて良い。必要な資料を見極め、印刷し、知らない単語にマーカーを引く。印をつけた単語を全てExcelへ転記。羅列した単語をジャンルごとに分けて、いつどこでどのような表現を用いてその用語が使われていたかメモ。あとはネットで調べて、検索ヒットしない部分は上司に聞く。

2.まずは、全部メモを取る。(To ONE NOTE)

最初のうちは重要/不要の見極めが困難。そのため、案件の概要・組織体制図・期待値・進捗状況、、、など、本当に全てメモする。目安は周りに引かれるくらいメモを取る。ガムシャラにメモすることで、次にその単語に触れた時に気付きのアンテナが反応する。そして、不明な単語はExcelにメモすることで、全く理解できなかった説明が、少し把握することができ、小さな成長へと繋がる。

3.1日の終わりに上司から30分時間をもらう

今日1日で理解できなかったこと、調べても不明だったことを上司に全て質問する。その時、理解できないことを言葉に出来るように用意しておく。例えば「○○の打ち合わせの時に、○○さんが××という言葉を使っていたのですが、どのような意味でしょうか?」そして、教えてもらったら、「だから、あの時××を▶︎▶︎と表現されていたのですね!」ここまで言えたら、ずば抜けて意識高いカテゴリーに入る。

4.ひたすら情報を浴びる

「わからない」「難しい」と言わず、黙って情報に触れまくる。理解しなくて良い、とにかく全体像をイメージ出来るようにガンガン回す。

5.作業でわからない部分を整理して即質問する

最初から作業・ルールがわからないのは当たり前。理想は即戦力だが、前提知識がない段階では困難だ。作業を振られた場合は、すぐに始めず、作業イメージを紙に書き出す。何をどこまですれば作業は完成なのか?どこで躓きそうか?違和感ないか?早く始めたい気持ちを抑えて、手は動かさない。そして、紙に書き出しながら見えた質問を整理して、上司に質問する。「○○の部分ですが、スライドに収めるために、▶︎▶︎と変更してもよろしいでしょうか?」など。

先に手を動かす弊害として、手戻りとなる可能性が非常に高い。ただ最初からやり直すなら問題ないが、前に誰かが作業していたものを引き継いだ場合、作業修正からスタートとなる。そのため、動き出す前に作業全体を紙に書き出して、ゴールまでイメージできてから作業を始める。始める前に上司に確認を取るのがベター。

6.仮説を持ってチームメンバーと話す

「○○って何ですか?」「あの時話していた○○ってどういう意味だったんですか?」このような聞き方は受動的であり、教えてもらっても忘れやすい。

「○○って××する時の▶︎▶︎かなと思ったのですが、認識あってますでしょうか?」「○○って××に関する話し方と思ったのですがご教示いただけますでしょうか?」このような聞き方は能動的に仮説を持って質問しており、間違っていても記憶に定着する。

最初のうちは間違っても問題ないから、仮説を持って会話をする。(寧ろ、発言しない=理解していると思われるので、理解していないからこそドンドン会話しないと後で大変なことになる)

7.悩む・手が止まるをなくす

案件に知識がない状態で、考えても何もアンサーは出てこない。わからないことがあったら、PCや紙にメモを取り、自分なりに考えてすぐに質問する。多分この2日間で10万字くらいメモしてる。印刷枚数も1000枚くらい。(印刷コストと印刷せずに理解が遅れたことによる案件への損失を天秤にかけると、紙が勿体無いと思わなくなった。)

8.基本的に自分が間違えている

理解ができなかったり、相手が間違っていると思ったりする時は、自身をまず疑う。先に案件に入っている人と、案件に入ったばかりの自分を比べた場合、自身が間違っている可能性の方が圧倒的に高い。「どういうこと?間違ってない?」と思ったら、すぐに質問せず、まずは考えてみる。資料やメモをひっくり返して、検討が抜けている部分がないか確認する。

9.型を作る

情報収集・質問・会話・情報の整理、全てにおいて自分だけの型を作る。早く理解して案件に貢献することが最優先であるため、周りではなく自分の理解を優先する。そのために自身に合った型で整理していくことが重要。周りや見た目を気にせずに、ガンガンに型に合ったやり方で進める。

長文書いたけど、
要するに、
「全てを書き出せ」ということだ。

会話・資料・学んだこと・考えたこと・作業のコツ、、、など、1日にあったこと全てを何かに残しておく。まとめ方や整理の仕方は何でも良い。そんなことを気にしている時間ロスが勿体無い。メモを続けることで、整理のポイントが浮き上がってくる。

新しいことに取り組む、うまくいかないと思ったら、今の100倍情報に触れる。

頭が悪いのではなく、機能していない。
物を覚えられないのではなく、触れる機会が少ない。
苦手なのは、一方向でしか見ていないから。苦手なものも100方面から見ればどこかしら得意・好きになれるポイントがある。

わからないなら、考えず動く。

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