C言語を使ってみよう! - 関数 1
"printf()"など最初から組み込まれている関数はすでに便利に使っていますが、今回は自分で作って使う関数の作り方、使いかたを見ていきたいと思います。まず以下実行すると
#include <stdio.h>
void hello(void){
printf("Hello, World!\n");
}
int main()
{
hello();
}
"Hello, World!"と出力されます。
関数は
void hello(void){
printf("Hello, World!\n");
}
で、その書き方は
返り値 関数名(引数){
処理
}
void は返り値、引数なしという意味になります。この場合だと関数を実行すると”関数内に書かれている処理"のみの実行となります。上記の場合だと
が実行されます。C言語では上から順番に読み込んでいくので関数を書く場合は
という順番であれば実行されますが、これを
とすればエラーとなります。この場合は
プロトタイプ宣言をしておくとエラーなく実行されます。
void hello(void){
printf("Hello, World!\n");
}
という関数であれば
void hello(void);
とします。全体のコードは
#include <stdio.h>
void hello(void);
int main()
{
hello();
}
void hello(void){
printf("Hello, World!\n");
}
となります。