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WWDC24振り返り。

日本時間の6/11の早朝に基調講演から始まり5日間開催されていきた開発者会議、毎年いろんな情報が出てきますが、今年は毎年あるOS関係のアップデートの情報プラス"Apple Intelligence"の発表とこれからの方向性の発表があり、さらに使いやすく、便利になり、開発者にとっても、もっと手軽にできる予感をさせるものでした。

開発者としては基調講演よりも

この動画が今回のWWDC全体を俯瞰してみれるものです。盛りだくさんな内容ですがこれを見れば概要がわかりやすいです。

今回のWWDCを振り返ってみましょう。"Apple Intelligence"による"Siri"の進化が一番今後の方向性を決めるような気がします。人が一番手軽に使うようになるには言葉で表現したことが理解でき、それに反応してものごとが動かせるようになればとても便利になります。そこに辿り着くにはセキュリティが最も重要なところとなりますが、そこのところもしっかりと考えているということなので、あとは楽しみに待つだけですね。

アップルはハード、ソフト両方作っているので全ての面で、個人の情報に基づく情報をうまく引き出せるようにできるのではないでしょうか。全てをまとめてデザインできるのはアップルの強み。

全てのアプリ、機能にこの"Apple Intelligence"が派生させて行くようにいろいろなAPIを開発され今後使えるようになっていけば開発業務を捗ること間違いありません。

開発する時に使うエディタ、Xcodeにもしっかりと反映され補完などの機能、作りたいアプリ、機能に必要なコードの選択、エラーの処理なども簡単になりアプリ作成のハードルがかなり下がるのではないでしょうか。

そして注目は"Swift Assistant"自然言語でアプリ作成ができるようになるといことです。ローカライズも簡単に実装ができるようにもなるようです。

今ノーコードツールがたくさん出ていますが、"Swift Assistant"みたいなものをつけば細かい設定とかもできそうなので、ノーコードでざっくり作るより、コードベースで作って行く方がより自分の作りたいものが作れるようになるのではないでしょうか。

その他発表された新しいAPI、SwiftUI周り、SwiftDataの進化などなど楽しみですね。

ただ、ハードの要件が上がっているんで、ほんとの意味でみんなが便利に使えるようになるのは数年先にはなりますが。うまくけば高齢者にもとっても優しいものになりますね。

これから何年か先を見据えれば、注目は空間コンピューティング"Apple Vision Pro"ですね。話した言葉を理解し、キーボードなどは使わずにサポートしてくれたりという世界が来るのでは?と多いますが、あとは価格ががどれくらいまで下がってくるか、どれぐらいコンパクトにできるかが課題ではないでしょうか。

秋には新型iPhone、iPadなどが発売され、OSもアップデートされる予定です。これからどんな生活がまっているのか、秋が楽しみです。

 



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