ちょっとPython - 作法。
今、AI、機械学習などで大注目のPythonですが、他の言語と何が違うのでしょうか?ちょっとまとめてみます。
一番違うところは"インデント"ではないでしょうか。これは他の言語ではないPythonのみの特徴です。
インデント
ありとなしを見てみましょう。
まずはあり。
val = 10
if val == 10:
print("Hello")
次になし
val = 10
if val == 10:
print("Hello")
printの前に空白があります( 改行前の":"も必要)。これがインデントです。ifとかfor in文、whileなどを使って命令する場合は必ずこのインデント(改行前の":"も)が必要です。これがないとエラーとなって実行されません。
なのでエラーがでた時にはまずこれを疑います。
インデントを使っているおかげでスッキリ見えてわかりやすい印象です。可読性が良いとも言われます。
手軽なPython
あとPythonはすぐに実行できるタイプのプログラム言語です。今はブラウザでC言語なども即実行できる環境があるのであまり違いを感じることはありません。
C言語などはコンパイルという作業をして初めて実行できる言語なのです。それに対してPythonはコンパイルなしに即実行できるスクリプト言語です。コンパイルが何が良いかというとより機械がわかりやすい形に変えて実行するのでそのスピードはスクリプト言語より早くなるということです。
手軽に実行できるPython。処理の早いC言語というようなことになります。