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時間とは何か?

時間とは何か?と考えてみました

時間とは川の流れのようなもの

と聞いたことがありました

それとは別に

時間は実はデジタルなもので

極少の小さい単位に分けられる

とも聞いたことがありました

因みに視覚の情報が認識されるまでには約0.1秒かかるそうです

つまり

私たちが見ている今は0.1秒過去のものです

モノが動かなければ時間は生まれないのでしょうか?

アイザック・ニュートンは

時間とは

物体があろうとなかろうと運動していようといまいと

ある一定のテンポで時間は刻まれると考えました

時間はなぜ

未来から過去へと流れないのでしょうか?

これはエントロピーの法則のためです

エントロピーとは「乱雑さ」を表す値で

例えれば

「コーヒーにミルクを入れるとコーヒーとミルクは自然に混ざるが、自然に分かれることはない」

と言うようなものです

極限までにエントロピーが増えた宇宙では

全てが分解され

「熱的死」と言われる状態になると考えられています

時間はどうやって始まったのか?

ビッグバンと呼ばれる大爆発が

宇宙の始まりと言われていますが

正確には

ビッグバン以前にも時間が流れていたという仮説があります

スティーブン・ホーキング博士は

「無境界仮説」と言う

空間と区別できない「虚数時間」から宇宙が始まる

と考えました

東京大学の佐藤勝彦名誉教授は

「宇宙の多重発生理論」と言う

我々の宇宙を産んだ「親宇宙」があったかもしれないと考えました

ところで

時間と言うものは現在では

場所や個人によって違うものと考えられています

そう言った考えを唱えたのは

アインシュタインです

アインシュタインの相対性理論について

超簡単な部分だけ触りたいと思います

アインシュタインの相対性理論は

重力の影響を考えない「特殊相対性理論」と

一般的な状況下での「一般相対性理論」があります

まずは「特殊相対性理論」について

「特殊相対性理論」とは

「相対性原理」(静止した若しくは等速直線運動にあるものではすべての物理法則が同じように成り立つというもの)

と「光速不変の原理」(光の速さは常に秒速30万キロメートルである)

という二つの土台から成り立っています

そこから次のような理論が導き出されます

「私の同時とあなたの同時は違う」

「観測者ごとに特有の時間がある」

「光速に近づくと時間は遅れる」

「時間がゆっくり進めば長い距離を移動できる」

「空間も時間とともに伸び縮みする」

「速さには絶対に越えられない上限がある」

「光速に近づくと物の質量が増大する」

「質量とエネルギーは同じもの」つまりE=mc2乗

Eはエネルギーmは質量cは光速


次に「一般相対性理論」です

「重力で光が曲がる」

「慣性力と重力は区別できない」

「落下とはまがった空間を進むこと」

「空間が曲がっているから光の進路は曲がる」

「重力は空間の曲がりが引き起こす力」

「重力によって光速が見かけ上変化する」

「重力の強い場所ほど時間の流れが遅い」

以上

相対性理論について触りだけ紹介してきました

詳しい事は相対性理論の本を読んで頂きたいです

時間と言うのは

私が以前想像していたものよりはるかに複雑な物でした

読んでいただき有り難うございました

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