昨日リユース店に行って
リユース商品を扱うセカンドストリートの名前を知ったのは2015年ごろでした。
セカンドストリートの古着は知人の趣味に合うようで、知人はセカンドストリートで衣類を買うことが多いと言いました。
始めてセカンドストリートのことを知人から聞いた時は、関心をもつことはなく、私が最初にセカンドストリートに行ったのは2017年ごろでした。
セカンドストリートの店内に入ると、古着だけでなく豊富な種類のリユース商品を扱っていることを知り、それから私も時々セカンドストリートを利用するようになりました。
昨日も何かを買いたいという目的もなくセカンドストリートに入店してみると、運動公園で歩く時に使えるスポーツバッグがあり、ちょうど欲しかったので購入しました。
セカンドストリートに入店したのは午後2時過ぎでしたが、3連休の土曜日ということもあってか、店内には50人くらい客がいました。
ふだんの日でもセカンドストリートに入店すると絶えず客の姿を見るので、業績はどんなものでしょう。
セカンドストリートを経営するのは株式会社セカンドストリートであり、その親会社は株式会社ゲオホールディングスです。
2023年4−12月期の決算説明会資料を見るとリユース系リユースとメディア系リユースの商材別売上高の表があります。
リユース系
衣料・服飾雑貨 644億47百万円
家具・家電 80億42百万円
ラグジュアリー 401億50百万円
その他 126億37百万円
メディア系
ゲーム 249億33百万円
スマホ・タブレット 257億92百万円
その他 33億90百万円
リユース系 合計 1252億77百万円
メディア系 合計 541億15百万円
ゲオホールディングスの決算説明会資料を見ると、主なショップにはGEO、GEO mobile、セカンドストリート、OKURA、Luck Rack、があります。
資料によるとリユース系の衣料・服飾雑貨、家具・家電・生活雑貨がセカンドストリート単独の取扱いです。
メディア系のゲームはGEO単独の取扱いなので、セカンドストリートは関係無しです。
リユース系のラグジュアリー部門は、セカンドストリートとOKURAの取扱い、メディア系ではスマホ・タブレットがGEOとGEO mobileとセカンドストリートとが重なって取扱ってます。
他にAV家電のリユースがGEOとセカンドストリートが重なってますが、これはどの商材になるのかよくわかりません。
重なってる部門があって、セカンドストリートの4−12月期の売上高がいくらか正確にわかりませんが、だいたいの推定で1200億円から1300億円の間くらいでしょうか。
12月末のセカンドストリートの総店舗数は資料によれば、国内832、米国31,台湾26,マレーシア16,タイ1と記載されてるので合計906です。
906店舗で9ヶ月間に1200億円以上稼ぐのですから、店に行けば絶えず客の姿を見るのも当然ですね。
5月16日追記・2024年4月11日のプレジデントオンラインにてゲオホールディングスの遠藤代表が、リユースの売上について、セカンドストリートが単体でやっと1000億円くらいとインタビューに答えてました。
セカンドストリートの売上については、予想したよりは、少なかったのがわかりました。
資料によればゲオホールディングスは、セカンドストリートの新規出店に関して国内でも国外でも積極的な意欲があるようで、国内店舗数は2029年3月で1000店舗を目指しています。
店舗数が増えれば取り扱う商品も増え、店に行けばリユースでいいから欲しかった物があった、そんな事が増えるといいですね。