観光を通して日本を元気にする Part.2 インバウンド観光の発展が日本を元気にする

インバウンドの旅行客が大勢来日しております!などと言う報道をコロナ明けたくさん見るようになった。
実際に街に行くと、確かに中国、韓国、台湾、欧米諸国から多くの人が来ている。沖縄にいたときでも戻ってきている感じがしていたが、データで見ると沖縄は2019年比で20%〜30%程度。空港の人手不足で増便が難しい様子であった。

対して福岡に2023年7月に引っ越して街を歩くと、韓国、中国の方だろうか、大勢道を歩いている。
福岡の実際の数値はないのだが、九州エリアとして見てみると、2023年6月では2019年対比で約50%、24万人が九州に来ている。

https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/content/000299979.pdf

年間では420万人ほど九州に来ているが、これが1000万人に達して消費額が20万円になると2兆円。15兆円を目指す日本の7%を九州で占めるのは多いだろうか少ないだろうか。ちなみにフロリダ州オーランドは年間旅行者数7,500万人である。人口は30万人(2021年)。九州全域での人口は1,400万人(2019年)。人口的には問題ない。

さて、インバウンドに注目しているが、なぜインバウンドに注目してるか考えたことはあるだろうか。
日本の価値を再発信すると言うこともあるが、その意味はお金を儲ける。ということ〜インバウンド観光と輸出〜と言う記事にさらっと書いたので見ていただきたい。

海外から旅行者が来ると、日本に住みたいと言う人も多くいる。日本人がアメリカやヨーロッパに行ってみるとここに住みたいと憧れるのと同じである。違う文化、今までの常識が覆されるようなカルチャーショックなど、刺激を得る機会が旅には多くある。住んでくれると一番国としては嬉しい。税金納税者が増えるからである。人口が減っていく中で、海外からの移住者が増えると、国民一人一人の税負担も少し軽減しても問題なくなる。

税金が高くなっても生活の質が変わらない。むしろ物価高により悪化しているのではないだろうか。そんな日本での生活に嫌気を差して海外へ移住してしまう人も増えてきているという。それでは日本の国力は下がる一方である。世界に出て、日本を客観的に見た私は、日本という素晴らしい国(政府のことではない)をこのまま放置し弱小国になるのを見ているのはいたたまれない。なんとか元気にしていきたいと考えている。

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