アメリカ体験談⑥OCでの大学生活~メジャーとマイナー~
少しつまずいた大学のスタートでしたが、何とか立て直し、3年でコミカレ(コミュニティカレッジ)を卒業できる計画が立ちました。(スキップしてなかったら4年になっていました。。。)
その計画ですが、3年ではなく、しっかり2年半で卒業できる道もありました。しかし本格的にメジャーに進む前に、コミカレで学びを増やそうと少し寄り道をしていました。
一般教養の授業を取ってすぐに4年生大学に編入するためのLiberal Artsに加え、EconomyのAssosiate Degreeを取ろうとそちらも授業を取ったことにさらに加え、途中からホスピタリティマネジメントに進むことを決めて、編入先でも使えるであろうクラスを取得しながら暮らすを取っていました。
大体、1セメスターに普通の学生が取る単位は15クレジット(単位)。私はいろいろと学ぼうと1セメスターMAXの18単位を取っていました。アメリカの大学に行き初めての感覚でしたが、学ぶことの楽しさは感じていました。また体育の授業なども取り入れ、勉強だけではなく身体も動かし、友達作りを頑張ろうとしていました。(実際あんまり友達はできなかったのですが。。。)
その時気が付き始めたのですが、同世代の人と映画や、日常の話をしている時間が特に楽しいと思わなかったのです。もちろん友達は欲しいのですが、夢の話や、ビジネスの話、学びのある話をしている時が一番楽しく、ただ大学生にはなかなかそのような話を愉しむ人はいなかったため、共通の話題も無理して作ろうとするわけでもなく、”つまらないやつ”だったと思います。ただ、バスケしたいときは公園に行ってストリートバスケに混ざったり、サーフィンもクリスチャングループの友人ができたため、みんなで週1で早朝から海に入り、お昼にブリトーやドーナッツを食べに行ったり、全くつまらない大学生活を送っていたわけではありませんのでご安心を。気の置けない友人が少ないだけです。
授業は可もなく不可もなく、課題の多い授業ばかりでした。すべてを覚えているわけではありませんが、いいことも悪いことも印象的な部分は忘れないものです。
悪いことは人種差別?を受けたことがあるということ。
ホスピタリティマネジメントにメジャー変更をしたとき、サービスの研修クラスがありました。実際にクラスで調理とサービスのクラスがあり、最後の修了間際のクラスで調理クラスが作ったものをサービス側が仮想ゲスト(大学のスタッフや生徒)に対してサービングするといったクラスです。
クラスの中に数名日本にすごい興味を持っている生徒たちがいて、クラスの後に日本語少し教えてよーと話していた時です。後ろから”ここはアメリカなんだから英語話せよ!日本語話すなよ!英語話せないなら国に帰れ”と言われました。少し浮いている生徒でしたが、私もサービスを提供できるほど流暢な英語でもなかったため、下手な私がみんなに囲まれて話しているのにイライラしていたのでしょう。もめるのも面倒なためしかとしていましたが、クラスメイトが「気にすんなよ!」と言ってくれたおかげで本当に何も気にしないでいられることができました。ずっと言われ続けたらけんかになっていたかもしれません。。。
良いことは英語が徐々に上達していくことです。クラスでディスカッションやレポート、プレゼンテーションなど多くの課題をこなさなければならないのですが、多くのクラスを取ると多くの人と話、いろいろな言葉使いや、方言に慣れていくことができました。授業事態の学びももちろん、それだけではない価値を大学生活から得る事ができました。
一般ルートではなく少し寄り道や視点を変えて動いてみるのもいい経験でした。
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