3週間のエボルヴ生活を経て
0.はじめに
皆さんこんにちは、のすけ(@DnosukeM)です。
初めましての方が多いかと思うので、自己紹介をさせてください。
普段はデュエル・マスターズをプレイしており、WiNGCSというCSに所属しているプロプレイヤーでもあります。
そんな僕が3週間前にエボルヴGPの参加が決まり、どのようなスタンスでの調整、そもそもの経緯、感じた事、大会レポート等諸々をお話出来ればと思います。
1.経緯
んで、招待されたのがここ
えんがわ※始め在籍しているメンバーは殆どDMで仲が良いメンツが殆どだったので緊張とかはあんまり無かった。
※注釈要る? エボルヴ最強の男、主人公か?
DM時代はユーリと共によくチームを組んでいた。ヤドンが好き。
この時点でのエボルヴの知識はほぼ0、1回ウマ娘時に遊んだだけでキーワード能力はほぼ忘れてるしカードのテキストも何一つ分からない。
そんな奴に声掛けてくるむった※も肝が据わってるけど、承諾した俺もまあと言った感じではあるのかも。
※ シヴァンリンネ オカルトテスタ オカルトアンダケインの完成系を作ったカードゲームおばけ。
旧ぺたい会 現デュエん人のビルダー枠。
2.調整開始
当初の予定。 結局最後の1週間は殆どCSに出ていないが、実際CSに行った後はえんがわむったにいなしあリルクハマチユーリ※1、Nthの拓海さんたばたさんリグゼさん※2とエボルヴをする生活を送っていた。
※1 DM時代のマイメン達、エボルヴも強いらしい。
※2 NORTHEPTION所属のシャドバプロの皆様。皆凄く優しくて、1週間経った位から呼び捨てで呼んでくれるようになった。凄く嬉しい。
最初に触ったデッキは自然エルフ。
今思うと無謀だったとは思うけど、これが以外と功を奏して短期間で森羅鋼鉄のゲーム感を養うには最適だったと思う。
(ナテラの前後、エボルヴ特有のリソース感、クロック意識、ロック進行、デッキの内在打点など。)
そして、自然エルフ以外のテキストがほぼほぼ把握出来ていない状態でむった、ユーリに引き摺られて武蔵浦和のチームcsへ。
結果は優勝。
何度思い返しても望外の結果すぎて驚く。
(この1週間後くらいにやんごとなき事情でユーリが離脱、しあが加入)
んで、この時点では自然エルフの強さを信じて疑ってなかった訳でここから10日程はCS(0ー3)や公認(5ー3)で擦り続けてはいたものの、同じく自然エルフを使う予定だった 拓海さん にいな との戦績や負け方を擦り合わせると、環境初期は勝てていたものの、根本的なデッキパワーや対面の理解度向上により自然エルフ元来の動きのぎこちなさに付け込まれた負け方が多くなっていると感じた。
その事から改めてデッキを探す事にしたものの、大局観の知らなさ故
・機械ナイトメア
・妖精エルフ
といった縦置き横向きの緩急が難しかったり、妖精の様に若干ムラがあるデッキは難しそうだから嫌だな、と思っていた。
しかし、むったはウィッチ確定 しあがユーリ謹製の自然ロイヤルが確定。
立ち位置的には3rdデッキなんだし尖ったデッキを使いたい気持ちが強いという事をむったに伝えた所、たばたさんの自然ドラゴンがかなり強いと思うから使って欲しいと言われた。
この鶴の一声で俺とにいなの使用デッキが決定。
この時点で木曜日、ここから自然ドラゴンの練習を始めた。
マジで強い
最終着地点的には1stロイヤル 2ndドラゴンと言っても差し支え無いほど強かった。(ウィッチ2種どちらにも有利な為、ロイヤルとも差別化が出来てる)
これにより、確かな手応えのまま当日を迎える事ができた。
3.大会当日
使用デッキ
自然ドラゴン
戦績
1R 自然エルフ 🙆♀️ 先 🎲 🙆♀️
2R 自然ロイ ❌ 先 🎲❌
3R 機械ビショ 🙆♀️ 後 🎲🙆♀️
4R 機械メア 🙆♀️ 先 🎲🙆♀️
5R クール 🙆♀️ 先 🎲🙆♀️
6R 機械メア 🙆♀️ 先 🎲❌
7R 自然ロイヤル 🙆♀️ 先 🎲❌
PO1R 超越 🙆♀️ 先 🎲❌
PO2R 自然ロイ ❌ 後 🎲❌
個人 7ー2
チーム 7ー2
で21位で終了
棋譜を書き出したら止まらなくなるので割愛。
死ぬほど悔しい。
成績としては良い部類に入るんだけど、とはいえ悔しい。
4.反省
今回、DMPランキングとエボルヴの調整の両立をする上でかなり無理なスケジュールで臨んだ訳だが、その上で幾つか反省点が浮かんだ。
備忘録的な意味も込めてここに記しておこうと思う。
・デッキを決め打ちするのでは無く、広く浅くデッキを触る。
これが1番大事だと感じた。
今回は自然エルフを最初に触ってそのまま決め打ちしてしまったせいで、全体的なカードプールの把握がかなり遅れた。
しかもテキストだけではデッキ全体の挙動を読み取る事は難しく、実際に自分で動かして見る事で漸く強みや弱み、キルターン等の重要な情報が一気に吸収出来る。
正直当たり前の事であったとは思うが、DMのみを何年もやってきたせいでこの辺りの意識がかなり疎かになって居たことを再度認識させられた。
・タスクは即座に処理しておく。
次いつ今回のような無茶なスケジューリングをする事になるか分からない訳だが、今回はかなりこの部分で苦労した。
調整時間にモロに影響してしまう為、怠惰になるのは日頃から無くそうと思った。
・備忘録を極力つける
要はアウトプットをしろという事。
DMでは日記形式で毎日かいているのだが、今回は無知を理由に意味が無いと決めつけて書いていなかった。
冷静になると訳が分からないし、ただの言い訳なので二度と繰り返さない。
・聞くことを恥ずかしがらない
これ、俺の昔からの悪い癖です。
学校生活でもそうだし現在進行形でそう。
今回は自分が明らかに無知側であり、聞く側の立場だったので恥ずかしがる意味が無い。
これに気が付くのが遅れて個人としての調整の精度は落ちてしまったような感覚がある。
一旦これらで以上とするんですけど、多分実際に深堀りすると無限に出てきそうで怖い。
現状はこれらを反省点として次に活かせればなーと思ってる。
5.実際に大会に出て感じたこと
参加者層
かなり大人が多い。DMのように高校生〜大学生が大半を占めている感じでは無く、20~30が殆どって印象。
それもあってか1部を除いてかなり全体的な民度は高く、CSやGPのような公認ジャッジが居る大会には初心者でも安心して参加できるように感じた。
外部情報の参照について
ここはかなりカルチャーショックを感じた部分。
エボルヴはアナログTCGでありながら、スマートフォンを対戦に用いる必要があるゲームである為、卓上にスマートフォンを置きながらゲームを進めていく。 当然試合中は飛行機モードにする必要がある筈なのだが、この部分は認識としてかなり甘く捉えられているように感じた。
(実際に昨日のGPでも、予選 プレーオフでそれぞれ1回ずつ相手のスマホに通知が来ていた)
特にプレーオフに関しては観戦者が非常に多く、加えて僕達のチームが観戦者が立っている側だったのでかなりの不信感があった。
(しかも横が咎めたら「ダメなんですか?」みたいなニュアンスの事を言っててかなり驚いた。)
後ろに対面の身内が立っていて手札を伝えている可能性等、様々な可能性を試合中に考えてしまう為、通信機器を使うカードゲームである以上そもそも観戦が出来ない様に柵で囲う等の措置は設けて欲しかった。
競技ゲームとしてのシャドウバースエボルヴがとても楽しく魅力的であった為、こういう部分でマイナスになってしまうの悲しかった。
大会進行
予選はラウンド間のインターバルが非常に短くノンストレスだった。
マッチング発表もサーバーが落ちたりすること無く通信できる為、指定された時間に始まるのは非常に楽だった。
ジャッジの方も2マンセルで動いてる場合が多く、そのお陰で対応も早く不満感が出にくいようになっていた。
6.終わりに
今回は3週間での突貫工事であったものの、与えられた環境が余りにも良かった且つチーム戦であった為、目標のJCS出場とはならなかったが最低限の働きはできたと思う。
出れる機会があるなら全てのGPに出たい気持ちはあるため、グランドチャンピオンシップにもGPにも応募するつもり。
非常に楽しい調整期間だったので、今後もエボルヴはJCS参加目標で続けて行くので皆様宜しくお願いします。
SpecialThanks
・がわ船の皆様
・対戦してくださった全ての方
・応援してくれた知り合い