オードリー若林さんは変化する生き物だ
100カメ
おい、ちびっこたち、『100カメ オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームライブ16万人が熱狂した"伝説"の舞台裏!』は見たか?
"チケット販売総数15万6707枚を売り上げギネス世界記録に認定された"でお馴染みのあのライブだ。
わたしは現在鬱病で働けておらず、絶賛ニートで、情けないが両親にお金を借りて配信チケットを買いライブを観た。観なかったら死ぬまで後悔するだろうということは容易に想像ができた。
あの前代未聞のオードリーのオールナイトニッポンin東京ドームが発表されてから、若林さんはラスタカラー号(自転車)で体力をつけ、絶対にやらないだろうと思われていた(東京ドーム用の)YouTubeをはじめて、大好きなNFL倶楽部を休んでまで準備に時間を注いでいた。これはリトルトゥースの端くれとして、同じ時代に生きるものとして、どんな手段を使っても観たかった。
結果、観てよかったと思う。あれから10ヶ月経った今も復職出来ておらずわたしはニートのままだが、2024年を振り返る上で東京ドームライブを観た事を後悔したことはない。生きていて楽しいと思えることなんてないけれど、東京ドームライブを観てよかった、ということは心から言える。
100カメを観て思ったのは、同じくNHKで放送された『本日の司会はオードリー若林』という番組の存在だ。あの番組を観たときわたしはXでこうポストした。
しかしこれは想像力の不足した感想であった。2023年の若林さんは、一般の会社員よりもよっぽど多くの会議をこなしていたのだ。
それも『東京ドームライブ』というとんでもないお金と大勢のスタッフさんの労力のかかった絶対に失敗できない"世界一のイベント"で。
オールナイトニッポンでたまに若林さんが「(打ち合わせのとき)昔だったらもっと棘のある言い方になっていた」とよく言うが、『本日の司会はオードリー若林』での淀みない司会ぶりは東京ドームライブの会議の経験も生かされていたのだろう。
若林さんは変化する生き物だ
若林さんはM-1の審査員も信念に従って立派にやり遂げるし、第二子誕生をラジオじゃなくてスクール革命!で発表してくれる。
若林さんが漫才に点数を付けるところを全員が初めて観たわけだが、多くのリトルトゥースからすると納得性の高い点数の付け方だったように思う。
面白かったなぁ、M-1。全組面白かったけど、個人的にはトム・ブラウンと令和ロマンと真空ジェシカの2本目が好きでした。塙さんと石田さんと若林さんの打ち上げの写真も素敵だった。
変わってはいくけれど、若林さんが生きて何かを思考し続ける以上、わたしはずっと若林さんのことを好きでいるのだと思う。
わたしもどうか変化を恐れず生きていきたい。
100カメの終盤、オードリーの漫才を観ながらスタッフさんたちがグラウンドでリラックスしながら笑う姿が印象的だった。皆さんのおかげであのライブが観れたのだということを今後も噛み締めていきたい。