投票行って外食した?
今日は都知事選だ。わたしは政治に詳しくないがここ数カ月は歴史観や、いわゆる右とか左とかいう考えのそれぞれの言い分について動画などで勉強して自分なりに咀嚼してきたつもりだ。
むずかしい問題が日本にはたくさんある。
戦後の日本の経済成長と、それによって失ったとされる日本人らしさというもの。
わたしに子供はいないが、今日本に居る子供たちが大人になったときに楽しい世の中であってほしいという願いはもちろんある。
問題についてひとつひとつ解説しながら話をする技量はわたしにはないので、気になっている事柄を二つに絞って挙げる。
一つ目は移民問題。
わたしは群馬に住んでいるが、群馬にもたくさんの外国人労働者がいる。みんな自転車に乗って通勤している。夕方歩いていると外国人数名が自転車で喋りながら帰っていく。みんな妙に楽しげで、笑顔なのが印象的だ。日本で働けていることは彼らにとってプラスなのだろう。中には会釈をしてくれる人もいて、もちろんわたしも会釈を返す。
彼らの笑顔が今の政策によって存在しているのだとしたら、わたしはそれを奪いたいとは思わない。ちなみにわたしは視力の問題で自転車に乗れない。おそらく同じ仕事をしようとしたら、作業スピードは彼らに劣るだろう。わたしは生物として貧弱だ。
町に外国人のコミュニティが増えることで文化の違いで様々な問題が起こることが懸念されている。これは正直避けようがないことだろう。長い時間をかけて日本が築き上げてきたルールを理解してもらうしかない。
そんなことが可能だろうか。わからない。
あと一つは、核の問題。
日本の軍事費用がとんでもなく上がっているのは知っている。自国を守るためには色んな対策が必要だろう。でも、わたしは日本に核を保持してほしくない。核は、人間が使うにはリスクが大きすぎる。
対話が成り立たない国があるのは重々承知だが、日本は核にNOと言い続ける国であってほしい。細胞レベルでわたしは核を恐れている。3.11の影響も大きいだろう。
この2つの問題だけを並べて考えても、わたしの立場は曖昧と言えると思う。
人間はコミュニケーションする動物で、知能がある。選挙演説を聴いていると、”〇〇はダメ!わたしこそが正しい!”みたいなことを言うばかりで、何だかなぁと思う。
考え方が違うのは分かるのだが、これって本当に建設的なのかなぁ?
もう少しわたしも勉強しないといけないね。時事の勉強は意外と楽しい。
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父親入院36日目。転院6日目。
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