7月、AKIBAに5つのチームが仲間入りしました。
DMM.make AKIBA(以下、AKIBA)では起業前・初期のスタートアップやクリエイターなどを応援するため、一定期間施設を無料で利用できるプログラムをご用意しています。※プログラム改修中
7月には新たに5つのチームを採択しました。今回は仲間入りしたチーム・プロジェクトをご紹介していきます!
●dinii(ダイニー)
diniiは、飲食店向けのモバイルオーダーシステム「ダイニー」を開発するスタートアップです。
「ダイニー」はQRを読み込むだけで注文ページが立ち上がり、素早くオーダーが可能。アプリのダウンロードが不要なため、ストレスなくお食事をスタートできます。
紙のメニューやタブレットオーダーと異なり、自分のスマートフォンから注文できるため衛生面でも安心感があるということで、これからの時代にフィットしそうです。
今後はハードウェアの開発にも着手したいということでAKIBAでの活動を開始しました。これからの活動にもご注目ください!
▼詳しくはこちら▼
●リーマンサット・プロジェクト
リーマンサット・プロジェクトは、一般のサラリーマンや学生による民間宇宙開発団体です。
世界的に民間による宇宙開発が進み、数多くの学術機関や民間企業がロケットや人工衛星の研究開発を行っています。
日本でも同様の動きがありますが、まだまだ”宇宙開発は一握りのエリートや大企業にしかできないもの”として捉えられ、”宇宙は手の届かない遠い世界”であると認識されることが多いのが実情です。
一方で海外は、簡便にできる人工衛星の製造キットなどが開発されており、宇宙開発が「特別な知識や技術が必要なもの」ではなくなりつつあります。
このような動きの中で、「宇宙開発」への垣根を取り払うには、「身近な」「誰でもできる」、そして「興味をひく」ものが必要です。それを実現させるために始動したのが「リーマンサット・プロジェクト」です。
AKIBAで活動するのは探査ローバーを開発するチーム。”趣味でローバーを作って地球周回軌道を飛び出そう”というコンセプトで活動しています。
今後の活動にご注目ください!
▼詳しくはこちら▼
●Lightblue Technology
Lightblue Technologyは、人にフォーカスした画像解析と情報抽出に特化した自然言語処理を得意とするソフトウェア開発を行う東大発スタートアップです。
機械学習に詳しくなくてもブラウザ上で動画のアノテーション(テキストや音声、画像などあらゆる形態のデータにタグを付ける作業)とアップロードを行うことで動画判定のモデルを作成することができる「ヒューマンセンシング」を用いて製造工場での作業内容の見える化などを行なっています。
その他、AI技術や自然言語処理技術を用いた様々なプロジェクトの実績をもち、すでに大手企業との取引も開始しています。
AKIBAでは建設現場や工場で使用するデバイスのプロトタイプを開発するそうです。ぜひご注目ください!
▼詳しくはこちら▼
●Yanekara
Yanekaraは、電気自動車をエネルギーストレージ化する充放電システムを開発する東大発スタートアップです。2020年「未踏アドバンスト事業」にも採択されています。
車であると同時に蓄電池でもある電気自動車。Yanekaraは、企業がもつ多数の電気自動車を群制御します。電力市場の変動に合わせた充放電で、電気自動車に蓄えた電力を収益化します。
また、既存の充放電システムに比べて、電気自動車保有企業にとって費用対効果をどれほど改善できるのかを物流・通勤などの用途ごとに検証していく予定です。同時に、電気事業者と協力して、電力システムの需給調整に関する技術実証も行っていきます。
AKIBAを活動拠点に設計開発、実証実験を行なっていくそうです。今後の活動が楽しみです!
●ソレイユソール
ソレイユソールは、スマホで足と靴をスキャンして、ヒール靴のフルオーダーメイドインソールを3Dプリンタで作るサービスです。
足の形と靴の形は人それぞれ異なるのに対し、市販のインソールはマス向けに設計されています。
一方、オーダーメイドのインソールを靴職人の元で作ってもらおうとすると、2万円ほどかかってしまいます。その原因は人件費の高さにあります。
ソレイユソールは製作工程をマクロによる自動化により「フルオーダーメイドインソールのDX」を目指しています。
2019年にはソニー主催のアクセラレーションプログラム「Ignite Your Ambition」にて見事GOLD PRIZEを受賞しています。
AKIBAを開発拠点として活動していくそうです。今後にご注目ください!
▼詳しくはこちら▼
さいごに。
DMM.make AKIBAでは今後も様々な活動を通して、新たな挑戦に挑むスタートアップやクリエイターを応援していきます。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
また、公式noteではマガジン「STARTUPS」「MAKERS」にて会員の皆さまの投稿を読むことができます。ぜひこちらもご覧ください。