煉獄さんとハクを対面させてみた
先日作った千と千尋のハクの推しぬいと、以前USJで購入した煉獄さんぬいを並べてみました。日本映画興収400億の男&300億の男ペアですね。
ハクのぬいを作っている途中からやってみたいな〜と密かに思っていたことですが、やっと実現しました。笑
こうして並べてみると流石に市販のぬいぐるみには完成度では敵いませんね…汗
綿詰め下手だし縫い目粗いし…
ちなみに私、手芸をちゃんと始めるまではなんとなく大きなぬいぐるみの方がパーツの生地が多くて縫い合わせるの大変そうだな、と思っていたんですが、いざ作り始めるとむしろ10cmサイズとかの小さいぬいの方が特に服の裁縫の際、めちゃくちゃ細かいところまで縫わないといけなくて大変そうだなー…と思うようになりました…。
ところで煉獄さんのぬい、いろんなメーカーから出ているんですがこのUSJバージョンはかなりお気に入りです。
なんというか、この目線が合わないというかどこ見てるんですか!?的な感じがまさに煉獄さんって感じで。笑
お目々がクリッとした可愛いぬいもあることはあるんですが、確かに可愛いけどちょっと違うよなぁと思うんですよね…。(※あくまで個人の感想です)
実は鬼滅の無限列車編が興行収入で騒がれるようになるまで、私、映画の興収ランキング的なものに全く興味がありませんでした…。
で、無限列車編の興行収入がすごいことになってるぞ、とメディアで取り上げられるようになって、
初めて千と千尋の神隠しがその時点で日本映画の興収一位であること、もう20年近い昔の作品であるにも関わらずずっと一位をキープし続けているという事実を知ったものです。
300億という数字は正直ケタが大きすぎていまいちピンときませんでしたが(苦笑)
当時、そんな千と千尋の興行収入を鬼滅が抜くかも、というので一部メディアとネットがざわざわしていた&一部でバチバチしていたのを今も覚えています。
・千と千尋はあくまでジブリや宮崎駿というブランドのお陰であそこまでヒットしたのであってぶっちゃけ映画としてはそんな面白くはないやろ、ラピュタやナウシカの方が面白い(←それってあなたの感想ですよね、、?映画としてそんなに面白くないのであれば今でも何度も金曜ロードショーで放送されてはそこそこの高視聴率を出しているのは何故なんでしょうか。)
・鬼滅は毎回毎回特典第◯弾とかで一部のオタクを釣っているのが見え見えでずるいしマスコミの鬼滅ゴリ押しも鬱陶しい(←そもそも特典が第何弾と続くということはそれだけヒットしていてリピーターも多いということなので決して特典だけで釣っているわけではない。メディアに関してはまぁコロナ禍で日本全体が落ち込んでいた中で唯一景気の良い話題なので取り上げない選択はないと思う)
…とまぁこんな感じで一部ファン(なのかただ面白がって炎上に乗っかってる野次馬なのか分かりませんが)が互いにバチバチし合っているのがなんとも見ていて嫌ーな感じになった覚えがあります…。
挙句の果てには某週刊誌が宮崎駿監督に超絶失礼なアポ無し突撃取材に押しかけたり(ゴミ拾いで忙しいからと一蹴されていたのはちょっと笑いました)して、、どちらの作品も好きな人達の気持ちを土足で踏み荒らされたような感じになりましたね…。
正直言ってどちらの作品の方が素晴らしい、とかそんな風に安易に比べられることはできないぐらい全然作風の違う二作品ですし、やっぱり日本のアニメは素晴らしいんだな、で良い話だと思います。
どの界隈にも言えることですが、どちらかを称賛する一方でどちらかを貶めるような発言をするのはどちらの作品のファンとクリエイターにとっても大変失礼なことだと思いますよ。
全然作風の違う、そしてその映画が公開された当時の時代背景も違う二作品です。どっちも凄い、単純にそんな捉え方で良いではないんでしょうか。
ただ、一方で(作風が全然違う、という先の発言と少々矛盾してはしまいますが(汗))どちらも「日本」「和」を舞台にしたアニメ映画というのが日本に生まれ育った人間としては感慨深いなぁと思いますね。
(個人的には、新海誠監督の作品にも現在から未来まで含めての「日本」という国と向き合おうとする姿勢を感じるな、と思っていますと
とにもかくにも、無限列車編にしても千と千尋にしても恐らく当分は抜かれることはないだろうと思われるものすごい数字です。
お金や数字が全てじゃないよ、という意見も勿論あるでしょうが、全てではない、とは思いますが「お金や数字なんてどうでもいい」とまでは私は思いません。創作活動をするにあたって、なんやかんやでお金や評判ってめちゃくちゃ大事になってくる部分です。
自分にとっては10歳の頃に主人公と自分を重ねながら主人公を心から応援しながら鑑賞していた千と千尋も、コロナ禍で閉塞感漂う世の中にあり尚且つ自分自身もメンタルが落ち込んでいたときに沢山の勇気と希望をもらえた鬼滅も、どちらも大切な作品です。
もしどちらも好きだよ、というファンの方がいらしたら沢山語り合いたいなぁと思いますね。
以上、ぬい撮り紹介…というよりも、鬼滅と千と千尋の両ファンとして語らせていただきました。