私が写真を撮る理由、
はじめまして!
フリーカメラマンとして活動しているpimoと申します。
とある写真展企画メンバーとなったことをきっかけに、noteを始めてみました。
自己紹介も含め、私が「なぜ写真を撮るのか」ということについてお伝えしていきたいと思います。
自己紹介
現在は人物撮影を中心に、時折店舗の撮影もさせていただきながら、フリーカメラマンとして活動しております。
主に出張撮影Lovegraphという組織に業務委託として登録しており、ゲスト様と繋いでいただいています。
2024年5月現在で、撮影組数は100組様ほどとなりました。(修行中含む)
どの撮影も大切な時間で、多くのご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。
実は、カメラマンとして本格的に活動し始めたのは2023年3月頃から。
昨年まで、平日は会社員として働き、休日にカメラマンを行う兼業という形で仕事を行なっていました。
過去にカメラに縁のある活動をしていたとか、一眼レフを持ち歩いていたとか、そういった経歴も無く突如カメラ/写真の世界に飛び込みました。
ではなぜ写真を撮るようになったのか。
写真を撮る / 残すはじまり
携帯電話を持たせてもらったタイミングは小学校4年生の頃。
ガラケーの中のカメラ機能を使用して、他愛もない家族との時間やお気に入りのもの、珍しい瞬間、友人との時間を思うがままに撮っていました。
ちょうど小学生の頃から、プリクラが大流行。
ことある毎に近くのショッピングセンターで友人とプリクラを撮ってはプリクラ帳に残すことが習慣になっていました。
このとき、なぜ息をするように写真を撮っていたか。
確か、楽しい今この瞬間を残したい!という、本当に純粋無垢な気持ちからだったような気がします。
この頃は、LINEアルバムが一般化し始めた時期、当然AirDropも無かったため、友人との写真全てをお互いに共有しきれていませんでした。
あくまで自分の記録用としての保管となっていたように思います。
そしてこんな風に学生時代を過ごされた方は、特に同世代には多いのでは?と期待しています。笑
Instagramの流行
大学生の頃から世の中的にもスマートフォンが浸透し、SNSがより一般化されました。中でも一際Instagramが同世代で流行していました。
この頃から自分の撮った写真を第三者と共有する機会が増えていった印象です。
少なからず「よく見せたい!」という心理が働き、写真を撮るタイミングや「何を撮るか」というところを考えながら撮るようになったと思います。
また、写真フォルダとは異なり、第三者に見られることを前提としたギャラリーは、ある意味自分自身が知らない自分について客観的に気付くきっかけでもありました。
写真はスマホで十分、と思う日々
大学時代は建築系の学部に所属しており、建物を撮影するためにカメラを購入する人もちらほら見かけました。
一方で私は、スマートフォンが年々高画質のモデルを誕生させる中、「わざわざカメラを持って写真を撮る必要は無いな」と思っていました。
大学時代に知り合った(とっても拘りが強い)友人と在学中から卒業後もよく旅行に出掛けていました。
彼女が高画質なコンパクトカメラを持ってきており、一緒に楽しく自撮りをしながら旅行を満喫していました。
そのため、人並みに写真を撮ること/残すことは楽しんでいたかなと思います。
大きな変化をもたらした結婚式
2022年4月に結婚式を挙げました。
「なぜ結婚したいのか」「結婚してどうなりたいのか」をパートナーと熟考した結果、今は事実婚にしようという選択をしました。
そういった経緯もあり、結婚式には後ろ向きの気持ちが強かったのですが、
(とっても拘りの強い)友人から、
そんな風に背中を押していただき結婚式を挙げることになりました。
結婚式は本当にあっという間で、とっても楽しくて、人生の中でもかけがえのない時間となりました。
挙げてよかったな、パートナーの大切な人も丸ごと大切にしていきたいな、と思える貴重な時間でした。
後日、カメラマンさんから結婚式中の写真が届きました。
予想を遥かに超えた素敵な写真ばかりで、見た瞬間は数秒間フリーズしていたと思います。笑
事前準備の中で、担当カメラマンさんへ「ゲストがどのような表情をしてくれているかわかる写真がたくさん欲しい!」とお伝えしていました。
要望通りゲストの表情を逃さずキャッチしてくださっていたことはもちろん、そこにはゲストと話して屈託もなく笑う私たちの姿が写っていました。
その日感じたことや、時間が蘇ってくるような写真が本当に嬉しく、結婚式が終わった後も何度も見返す宝物になりました。
「普段自分以外の結婚式の写真って買わないけど、思わず買っちゃった」などとゲストから言っていただくこともあり、本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
それと同時に、今後は自分の大切な人たちの大切な瞬間を、自分が大切に残していきたい、という気持ちが芽生えました。
そこからはあっという間。
「写真を残す」ことに対して本当に共感できる素敵なビジョンで出張撮影事業を行なっている「Lovegraph」のカメラマン養成コースに入りました。
思い切って一眼レフカメラやレンズ一式を揃え、尊敬する大師匠から指導を受けつつ研修期間を乗り越え、晴れてカメラマンデビューをしました。
私が写真を撮る理由、
それは、かけがえのない瞬間を大切に残していくためです。
きっかけは身近な大切な人たちの大切な瞬間を残したい!という気持ちでした。
ただ、カメラマンとして活動していく中で、それぞれのゲスト様に「写真を残したい」と思う想いやストーリーがあることを知りました。
大切な時間を思い返して幸せな気持ちになってほしい。
大切な人と久しぶりに会いたいな、と思うきっかけになってほしい。
得られた知見をフル活用して、美しい瞬間を鮮明に思い出される写真を撮っていきたい。
幸せな気持ちを共有して共鳴していってほしい。
僭越ながらそんなことを思っています。
これから出会う全てのゲスト様に対して、かけがえのない瞬間を宝物にしてもらえるような写真を届けたい。
これからも写真について沢山学びながら最高の写真を撮っていきたいと思います。
2024年5月17日(金)より、私が運営企画メンバーとして参加している、
「私が写真を撮る理由」をテーマにした写真展を実施します!
ぜひ、足を運んでもらえたら嬉しいです✨
▼プレスリリース
▼ラブグラフサイト
▼WONDER PHOTO SHOPさんサイト
在廊者を見かけたら是非「写真を撮る理由」について、お気軽に聞いてみてください。
誰かのストーリーを知ることで、自分自身の写真を撮る理由、ひいては何か取り組んでいるものや仕事に対する気持ちを思い返すきっかけになるかもしれません。
そしてシンプルに楽しいし面白いと思います!笑
ご来場お待ちしております!