トウキョウナイトライド

東京は狭くて広い。
色々な表情がある。ol’school とnew school の混在。狭いキャットウォークの50年来の住居の部屋にプレステ5が鎮座していたり、そのトイレはけつを自動でながしてくれる。便座は暖かい。300年前の建物の奥に500m以上の建物が顔を覗かせたり。

日本の食べ物は古来物も一つだが、それ本来だけが売りでは無い。ナポリタンやオムライス。いわゆる魔改造。欧米人はいつも口にする物を日本人というフィルターを通してどう斜め上のハイクオリティをメイクするかに興味を持ったりする。
よく言われる日本には四季があるからという言い回し。シベリアにもトンガにも四季は存在する。その最適化と適応化が日本らしいのだ。
シティーサイドとカントリーサイド。このコントラストなんか究極かもしれない。バランスの良い混在。要するにポジティブな曖昧さ。曖昧さはネガティブに転がると特に全てを傷つける。二者の妥協がマクロにそしてフラクタルに広がる。国が妥協の塊となるのだ。経済面では特に分かりやすい。たった5%の成長が20年続けば倍と化す。そこを怠れば相対的に半分の価値に落ちるのだ。

こんなにも曖昧で美しい顔を持つ東京。
今は岐路に立たされているからこそ、もう一度その完成されて且つ進化途中若しくは衰退途中の世界有数のメガシティーをもう一度見学してみようよ。色々な角度で。

#サイクリング #ピストバイク #東京

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