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社会起業家にとって一番アツいのは、ザルツブルグです!

社会起業家のための歴史あるプログラム:ザルツブルグ・グローバルセミナー

こんにちは、増渕大輔です。今回は、最近参加したザルツブルグ・グローバルセミナーについて、社会起業家の皆さんに向けて紹介したいと思います。

ザルツブルグ・グローバルセミナーって何?

1947年にハーバード大学の学生が立ち上げたこのセミナー、世界規模の課題に取り組むグローバルリーダーを育てるプログラムなんです。場所がまた面白くて、オーストリアのザルツブルクにあるレオポルドスクロン城。そう、あの『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地です。

正直、最初は「お城でセミナー?ちょっと大げさじゃない?」って思ったんですが、実際に参加してみたら、これがすごくしっくりくるんですよね。歴史的な雰囲気が、現代の課題を考えるのに新しい視点をくれるんです。


レオポルドスクロン城 (現在は、プログラムの校舎と宿を兼任)
交流プログラム中のディナー

セミナーの活動は、組織的なパートナーシップ、個人の寄付、そしてホテル・シュロス・レオポルズクロンからの収益によって支えられているそうです。

プログラムの特徴:いろんな分野がごちゃ混ぜ!

印象的だったのは、様々な分野の知恵を混ぜ合わせるアプローチです。過去のプログラムの例ですが:

  • 平和と正義: 持続可能な平和づくりの新しいやり方

  • 芸術と文化: 社会を変えるツールとしての芸術の可能性

  • 教育: 次世代のリーダーを育てる新しい教育のカタチ

  • 健康: 世界の健康問題に対する包括的なアプローチ

  • 若者の安全と正義: 若者が社会に参加しやすくする新しい枠組み

これらのテーマについて、ただ理屈を語るんじゃなくて、実際に社会で使えるアイデアを議論するんです。みなさん結構熱くなっており、夜まで飲んで踊ってました!この一件遊びを混ぜたようなプロセスは、異文化理解と多様性の尊重を促進し、グローバルなネットワークを構築するための重要な要素なんだとか。

日本の関わり:世界とつながる大切さ

日本財団がこのセミナーと手を組んでいるのも、社会起業家にとっては重要なポイントだと思います。特に注目なのが、日本インド革新技術ネットワークというプログラム。

このプログラムは、日本とインドの社会イノベーションを促進する取り組みなんです。自分もフェローとして参加して、両国の起業家と交流しながら、国際協力の新しい可能性を探りました。
インドからも多方面の地域からきてて、職業や年齢もさまざま。楽しいです。このようなインクルーシブなアプローチは、全ての参加者が平等に貢献できる場を提供し、より多様な視点を取り入れることができます。


学際的なアプローチ

参加して気づいたこと:視野が広がった!

社会起業家って、ついつい目の前の課題にのめり込んじゃうんですよね。でも、このセミナーに参加して、自分たちの取り組みが世界にどんな影響を与えるのか、改めて実感しました。特に自分のばあいはIT目線で他の人の課題に興味津々なので、朝ご飯の間にインドの教育について聞いて、セミナーではヘルスケアや地方の病院不足の課題を聞いて、午後にはその議論を元に実際にソーシャルビジネスのプロトタイプを作る。こんな体験、普段の仕事じゃなかなかできないですよね。社会起業家としての視野がグッと広が流機会になります。

文化体験:アイデアの源はザルツブルグの街にあり!

セミナーの合間を縫って、ザルツブルグの街を探索する機会もありました。これが、思いがけない形でセミナーの内容を補完してくれたんです。

  • サウンド・オブ・ミュージックのロケ地巡り: 映画の舞台を歩きながら、文化と歴史が社会に与える影響について考えちゃいました。

  • オーストリアビールを楽しむ: 地元の人々と交流して、コミュニティの力を再認識。社会起業にとって、地域とのつながりって本当に大事だなって。

  • ザルツブルク城でのモーツァルト コンサートとディナー: 芸術と食文化の融合が、イノベーションを促進するって体感しました。新しいアイデアって、意外なところから生まれるんですよね。

  • (休日1Dayイベント)世界遺産ハルシュタット訪問: 美しい景観を見ながら、環境保護と塩による経済発展の両立についても熱い議論。景色最高でした!

これらの体験、単なる観光じゃなくて、セミナーで学んだことを違う角度からミックスして見直す貴重な機会になったんです。

今後(今月・2024年8月前半)のニュース:

セミナーの価値をもっと広めるため、イアン・ブラウン(開発・評価ディレクター)とカテリーナ・アンセルミ(平和・正義プログラムマネージャー)が日本を訪問する予定です。

イアン・ブラウン(Ian Brown)は、ザルツブルグ・グローバルセミナーの開発と評価のディレクターです。彼はリソースの動員や機関パートナーシップの開発、組織のモニタリング、評価、学習システムの管理と調整を担当

カテリーナ・アンセルミ(Kateryna Anselmi)は、ザルツブルグ・グローバルセミナーの平和と正義プログラムのマネージャーです。彼女はプログラムの設計と実施、ネットワークの開発と進展を担当

興味のある方は、ぜひこの機会に彼らと直接交流してみてください。

まとめ:社会起業家にとってのザルツブルグ・グローバルセミナー

このセミナーは、単なる国際交流の場じゃないんです。社会課題解決の方法を深く考え、世界規模の問題に対して具体的なアクションを起こすきっかけになります。さらに、ザルツブルグという土地柄を活かした文化体験が、新たな発想やネットワーク作りの触媒になるんです。

私たち社会起業家は、時として目の前の課題に没頭しがちですが・・。しかし、このプログラム(JITTN)はグローバルな視点、他者の意見や文化を参考に、交流とか融合から新しい考えを生むのが目的なので、そんな「融合」を体験するのって、絶好の機会っすね!楽しみながら学べるのが最高でした。

興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。社会を変える新しい視点とネットワーク、楽しい文化体験が得られるはずです。(そして、セミナー後のオーストリアビールも格別でした。異文化交流の場としての食事も、新しいアイデアの源になるものです。地ビールを飲みながらのブレストが一番アイデア出るかも?笑)


オリジナルのワインボトル

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