岩崎正寛選手のQUINTETレビューに感動した話

みなさんこんにちは、まごっとです。

10月27日に行われたコロブロックpresents QUINTET FIGHT NIGHT 5 in TOKYO、非常に楽しかったですね。

TEAM CARPE DIEMで出場されていた岩崎正寛選手がその大会のレビュー動画を上げていた、私も拝見しました。

その内容が非常に感動したので、感想を書きたいと思います。

1.それぞれのスタイル

所選手VS宇野選手の『レジェンド対決』を「華があってすごかった」と岩崎選手は褒め称えていましたが、そこで岩崎選手は

「僕も見習わなきゃ・・・とは思いません」「来世でやります」

とおっしゃっていました。一瞬「え、そこまで褒めていたのに?!」と思うかもしれませんが

アドラー的に考えると、健全な優越性の追求とは他人との比較、特に他人との引き算から生まれるものではなく、自分の中にある理想像と比べて生まれるものです。

また、その優越性の追求とは他人と比べて優劣をつけるものではなく、どんなスピードでさえ、どんな方向でさえも一歩一歩健全に歩みを進めること自体が素晴らしいのです。

岩崎選手は岩崎選手なりのスタイルを追求していて、そこに誇りを持っていて、さらに全選手のスタイルに対して敬意をもって話されており、非常に感動しました。

2.攻めとリスクは表裏一体

世界的なゲーム『League of Legends』のプロプレイヤーでHylissangという選手はたまに完全に無駄なデスをするのですが、それに対して解説が

「Hylissangはたまに無駄なデスをするけど、それは輝かしいプレイの裏返しなんだ。」

ということを以前言っていて、私はそれなぜかずーっと覚えています。

Hylissangはたしかにそういうプレイもしますが、一方で素晴らしいプレイをして、FnaticというチームをEUのトップに君臨させ続けています。

岩崎選手も全く同じことをおっしゃっていて、世羅選手が小谷選手に負けたことに対して

「世羅選手がリスクを持って攻めた結果なったこと。良い悪いもない。」

と話されており、全く同じことだと思いました。

たしかに世羅選手はこれまでのQUINTETで一本を取りまくっている非常に勢いのある選手でした。

その世羅選手が一本負けをするというのは非常に意外だったのですが、それも攻めとリスクが表裏一体である結果だったということなのかと思います。

その結果に対して岩崎選手は全く悪く言わず、相手チームを素直に認めるスポーツマンシップに感動しました。

3.それぞれのルールに良さがある

QUINTETのルールに対してよく「ヒールフックを認めるべき」という意見がありますが、岩崎選手はMMAや柔道でルールの制限がそれぞれあるけどそれはそれで良いということ、さらにすでにQUINTETが盛り上がっていることを理由に、現状のヒールフックなしでも良いのかもと話されていました。

私も現状のQUINTETは面白く、外野の意見に惑わされずに桜庭プロデューサーが面白いと思う道を進んでいけば良いと思います。

何事もルールにケチを付けるよりも、その中で楽しみ方・前向きな取り組み方があるのだと私も気付かされました。


他にも全マッチについて感想を述べられているので、ぜひご覧になってください!

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