Youtubeに潜むグラップリング名勝負

皆様こんにちは、まごっとです。

この前ツイッターで「Craig JonesはYoutubeを見て学び、あれだけ強くなった」という話をちらっと見ました。

私もYoutubeでほとんどのグラップリング情報を仕入れており、Youtubeは本当に情報の宝庫です。

そんなYoutubeから私が選んだ「あまり再生されていないグラップリング名勝負」をいくつかご紹介したいと思います。

「あまり再生されていない」というのは、Flograpplingが上げているADCCの試合などメジャーなものは除き、再生数がさほど多くないけどまごっとが個人的にすごいと思った試合動画をご紹介します。

１．Nicky Ryan VS Marvin Castelle

３年前、身体がまだ小さいNickyが10th Planet HQの黒帯の足関職人であるMarvin Castelleに挑戦。

試合はご覧の通り足関節の取り合いになりますが、最後はNickyがパスからのサドルエントリーからのヒールフックで勝って驚かせました。

この試合の前後にNickyはMartinez兄弟の10th Planet Freaks系列の黒帯Ricky LuleにもF2Wで勝っており、その流れからGeo Martinezに挑戦状を叩きつけました。

GeoとNickyは当時Geoのほうが格上という雰囲気でしたが、KASAIでその試合は実現し、Nickyが勝ち、Nickyは66kgでトップであると証明しました。そこからはもう一つ上の存在に・・・。

試合の話に戻りますが、足をとりあえずほぼパスして、そこからサドルという結構シンプルなエントリーだと思うのですが、このレベルでも通用するんだなと改めて驚きました。

２．JM Holland VS Ethan Crelinsten

Ethan Crelinstenは言わずとしれたDDSのメンバー（Eddie Cummingsが抜けたので、私が勝手にNEWメンバーだと思っているだけですが）で、ADCC北米予選で優勝したり、OTでも優勝したり、実績がすごい選手です。

そのEthan Crelinstenが3年前、10th Planet BethlehemのボスであるJM Hollandと対戦します。ちなみに、10th Planet Bethlehemは最近F2Wでタイトルを取って、QUINTETでもバズったGrace GundrumやJon Blankが属している名門道場です。

3年前と言えど、ほぼ間違いなく下馬評ではEthan Crelinstenが圧倒的だったと思いますが、そこでJM HollandがDead Orchardからの腕十字でEthan Crelinstenを仕留めて、会場が爆湧きしました。

こんなトップでもラバーガードは有効なんだとまごっと的には感動しました。

にしても、Dead Orchardの入り方がうまい！！！僕もこんな感じでうまくなりたい！！！笑

３．Kyle Chambers VS Craig Jones

これはガチ試合ではなくスパーですが、個人的にとても感動した動画です。

Craig Jonesが北米のいろいろなジムでセミナーをやって回っていて、その中で（たしか）実現したスパーです。

Kyle ChambersはQUINTETに出てて、ご存じの方もいるかも知れませんが、10th Planet Freaks系列の黒帯です。とても足関節が得意で、もちろんCraig Jonesも足関節が得意なので、お互い足関職人で興味深かったです。

Craig Jonesは足関の攻めは当然うまいのですが、逃げもうまくて、「足関節逃げた先のバックテイク」が隠れた奥義だったりします。

動画からわかるように、体格差があると言えどサドルを取られてもスルスルと抜けて際で攻めたりしています。

久しぶりにKyle Chambersの試合が観たいなあ～・・・。

書き終わってみるとだいぶ10th Planet贔屓でしたが、いかがでしたでしょうか？

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