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【vault大会優勝】【オリジナル対応】 赤黒邪王門もどき

初めましての方は初めまして。そうでない方はお久しぶりぶりです。さーもんです。

11/24のvault大会で優勝した赤黒邪王門もどきのメモを書いていこうと思います。

この記事には投げ銭設定をしてありますが全文無料で読めます。

まず前提としてアドバンス環境をあまり理解されていない方はみかづきさん(@Infinite_buster)が毎週投稿されているぼるレポをご覧ください。


1.このデッキを作るに至った経緯

現在アドバンス環境では主に4つのデッキが強いとされています。ジョー星ゼロルピア、リースrx、赤単、  アナカラーダークネスです。私はその4つを同時に見れるデッキは存在していないと考えています。しかし同時に複数見ることは可能であると考えました。

私は「ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート」というカードが個人的に好きです。そこでこれを使ったデッキを考えていこうと思いました。

まず私が考える「ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート」の強みと弱みについて書いていこうと思います。

まずは強みから。

・優秀なシールドトリガーである点。まずは下面の呪文、灰になるほどヒートです。この呪文は面を広げながら相手のカードを1枚除去できる比較的優秀なトリガーと言っていいでしょう。また手打ちできるコストであり、その際にも充分なポテンシャルを発揮できると考えています。例えばとこしえの超人などのメタクリ除去です。

・rxの登場により5以下踏み倒しがかなり強化された点。モモキングrx、とても強いカードですよね。現環境の中心を担っている存在だと思います。このカードを手札からではありますが踏み倒すことのできることは見落とせない点であり、このカードの強みとも言えるでしょう。

・8000火力である点。これはガイアッシュと相打ちを取れるってだけです。あのカード強すぎてならこれも一応強みとしてもいいかなって感じなのでそんな考えてはないです。

次に弱い点です。

・強いトリガーではあるが手札次第では有効トリガーにならない点。このカードのトリガー効果は手札にコスト6以下のジョーカーズがあって初めて発揮される効果であり、手札に依存する効果であるという点は弱いといえます。

・現環境に増えつつあるアルカディアスモモキングに手も足も出ない。そもそも呪文メタで腐ってしまうこと。これはどのトリガーにも言えることですが、環境に合う、合わないがあると思います。最近はアルカディアスモモキングは増えつつあることもあり少しづつこのカードの価値は落ちつつあると思います。


つまり、この弱点をうまく補完できたらこのカードは使えるということです。まずは前回の記事も出したようにバーンメアで考えました。そこで作ったデッキがこちらです。

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※このデッキは現在と環境が違う時のものです

灰になるほどヒートが進化を踏み倒せる点を利用し、ディルガ<star.>を採用した赤緑ディルガです。もともと赤緑ヴァイカーというデッキがあったのですが、キャンベロが重すぎてヴァイカーのフィニッシャーとしての力が足りていないというふうに感じました。また、赤緑ヴァイカーを基盤にバーンメアを入れて考えていましたがこれもキャンベロが重すぎてバーンメアがフィニッシャーにならない点から不採用にしました。

〜環境の変化〜

キャンベロが消えたことからバーンメアいけるか??と思ったら矢先に

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こいつが来てしまいました。流石に悠長にgr召喚できるわけがなく、泣く泣く別の方向性を考えることにしました。

ここでムシ無視のんのんの5以下踏み倒しの効果が予想以上に強かったことが先の赤緑ディルガで分かったので5以下のジョーカーズを一旦ある程度見てみました。そこで目に止まったのが

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こいつです。このカードは上の効果で灰になるほどヒートの射出先を探せる、下の効果では踏み倒しができる、とてもムシ無視のんのんと噛み合ったカードであると感じました。そこでこのカード、ムシ無視のんのん、モモキングrxを主体とした環境上位の4つのデッキのうち複数に有利なデッキを考えました。

その結果できたのがこのリストです。

2.リスト解説

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・闇鎧亜ジャックアルカディアス

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軽量なカード指定除去であり、トリガーのかさましです。また、邪王門のバトル効果と自身の効果で2面止めることができるところに注目できます。また、デッキの性質上序盤にマナゾーンに赤黒を揃える必要があるのでその色のかさましでもあります。

・龍装チュリス

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ノヴァが入っているので一応採用しました。ジョー星に対して先3ノヴァができるとおそらく勝てるため採用しましたがここは調整枠です。

・プリプリズン

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カードの強さは上記の通りです。覚えとくといいこととしては、このカードはボトム固定ができるため一王ニ命三眼槍の鬼エンド効果の弾を仕込むことができます。

・鬼ヶ大王 ジャオウガ

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アナカラーダークネス相手に使おうと考えていたカードです。こういう書き方になってしまったのは一度も対戦していないからなのですが、あのデッキはハンデスデッキであるため過剰に手札が増えるカードは刺さると考えています。また、このカードで盾を回収することで誤差ではありますがアダムスキーを無力化できます。このカードで盾を回収後、アタック時邪王門で打点を揃え勝とうと思っていました。通用するかはわからないのでここも調整枠です。

・一王二命三眼槍

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あらゆるメタをかわせるトリガーだと考えています。このカードがあることで邪王門が打てなくてもワンチャンあったりします。

・王来英雄モモキングrx

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このカードは単体スペックが高すぎます。また、このカードがあることで相手のターン中に後述する燃える革命ドギラゴンを革命2状態で踏み倒せるのでカウンターが決まります。また、忘れがちですがこのデッキにはボルシャックドギラゴンも採用しているのでrxのシンカパワーでそのままダイレクトアタックを狙うコンボもできます。

・ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート

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このカードも前述してあるので割愛します。

・百鬼の邪王門

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カウンター要素その1。このカードでrxの踏み倒しを狙い燃える革命ドギラゴンの着地を目標とします。また、相手からアタックしてこなくてもどちらかの盾が0であればよいのでジャオウガ1枚からこのカードとのコンボでゲームエンドまで持っていくことができたりもします。また、バトル効果があることでムシ無視のんのんの踏み倒し効果を能動的に使うことができます。

・ボルシャックドギラゴン

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カウンター要素その2。このカードは邪王門が呪文メタで打てなくても活躍するカウンターカードです。選択肢は邪王門より少ないですがrxかプリプリをめくれればとても大きいです。また、事前に仕込んでおくことで一王ニ命三眼槍もあたりとなりえます。また、rxとの相性が非常に良く、rxボルドギでそのままキルも狙えます。

・燃える革命ドギラゴン

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もう六年前のカードであることに驚いています。同じ時期に出ている魔の革命デスザロストや時の革命ミラダンテは革命0効果しかないのにも関わらず、このカードには何故か革命2がついています。主人公補正ってことですかね?なにはともあれ、こいつを相手ターンに革命2状態で踏み倒すことができれば仮に相手が何をしようとターン開始するまでは負けなくなるスーパーカードです。モモキングrxの登場により価値がとても上がっていると考えています。また、パワーが15000ということで大抵の環境にいるクリーチャーは殴り合って負けません。このカード1枚で赤単の過剰打点を捌き切れると考えると恐ろしいカードです。

・蒼き守護神ドギラゴン閃

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ボルシャックドギラゴンを使いまわせる、rxを踏み倒すことができるなど、とりあえずrxが入ってたのでセットのような形で入れました。意外と踏み倒し先が多く感触は良かったです。


このデッキが勝てると考えている対面はリースrxと赤単です。アナカラーダークネス、ジョー星は不利だと考えています。

3.プレイ指針

基本的には手札にカウンターカードを抱え込み相手のダイレクトアタックに合わせて動きます。細かいプレイ等はさーもん(@dm_ottyan)のdmを開放していますのでそちらまでお願いします。質問がきたら追記します。

4.最後に

ここまで本記事を読んでいただきありがとうございました。環境読みをうまく当てればこういう地雷デッキもなんとかなるんだぞってことが少しでも知っていただけたらと思います。

最後になりましたがさーもん(@dm_ottyan)のTwitterのフォローをよろしければお願いします。今後も気が向いたらvault大会に地雷デッキを持ち込む予定なので、この機会にぜひフォローお願いします。

さーもん

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