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【育て方】アガベ チタノタの成長期について

今回は、アガベ チタノタの成長期について記載しようかと思います。

アガベ チタノタは主にメキシコのオアハカ州が原産地となっております。
メキシコなので暑いの大好き、夏大好きと思いがちですが、日本の夏は少し苦手なようです。
私も育て始めた時は勘違いしていたのですが、日本の夏はアガベ チタノタの成長期ではありません。成長期だと思ってガンガン水やりをすると以下のような悲惨な姿になります。

薬害もあったのですが、何も考えず夏を成長期だと思ってガンガン水やりをした結果がこちらです。ほんと今見てもやゔぁいですね。

成長期を考える上で、現地の環境はどうなのか調べる必要があります。
ということで、東京とメキシコ オアハカ州の気温を調べました。

以下が直近1年間の東京の気温と降水量です。

出典(気象庁 世界の天候データツール(ClimatView 月統計値)

以下が直近1年間のメキシコのオアハカ州の気温と降水量です。

出典(気象庁 世界の天候データツール(ClimatView 月統計値)

やはり原産地であるオアハカは気温が高く、基本的には最高気温は30℃前後、最低気温は15℃前後ぐらいです。

また、何よりも降水量が少なく、6月と9月以外あまり雨が降っていません。
これと比較し、日本の夏は降水量が多過ぎます。

私も育て始めた時は勘違いしていたのですが、上記のことから降水量が多い日本の夏はアガベ チタノタの成長期ではありません。

むしろ蒸し暑いのは苦手であり、湿度が高くのなるとカビがわき、病気になってしまいます。

また、夏の水やり時も注意が必要で、気温が上がる日中に水やりを行うと水やり後の鉢内の水分の温度が30~40℃近くに上がってしまいます。ほぼお湯です。
なので、夏場の水やりは基本的に夜間に行うようにしています。

ということで、今回は成長期について記載しました。
せっかくの株が悲惨な姿にならないように夏場の管理は気をつけましょう。

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