ボロフHELLが登場したことで、ヘルボロフ無しでの的なしファンパイループが理論上可能にはなったものの、ウェルカムヘルを出す手段がほぼヘルボロフしかなく、ループするためには結局ヘルボロフを出す必要があった。
そのボロフHELL登場から約1年後、デュエキングMAX2022で、ウェルカムヘルを出す手段が増えた。
《超次元パンドラ・ホール》である。
このカードはヘルボロフよりも1コスト軽く、2→4→6のマナカーブで4ターン目に唱えることができる。
また、ボロフHELLでファンパイを装備するための水文明を持っている。
おまけにGSが付いているため、申し訳程度の受け札にはなる。
以上の点から、皇帝ループに採用できなくもない性能を持っているといえる。
しかし、現在のループルートではバトルゾーン・手札・墓地などへの要求値が高く、現実的ではない。
ただし、今後刷られるドラグハート・ウエポンやファンキー・ナイトメアの性能によってループが簡略化される可能性はある。
また、このカードを皮切りに、超次元ゾーンからカード指定でバトルゾーンに出す効果を持つカードが増える可能性もある。
現在は「デッキ」にはならなくとも、いつかこの研究が活きる時がくると信じて、ヘルボ無しループをまとめていく。
なお、他のループ解説記事と同様にマグナムストックを(1)と表し、ファンパイの処理は省略する。カードの略称についても他の記事と同様である。
■ファンパイループ
ファンパイの部分を他のウエポンにすればそのウエポンの効果を使い回せる。
♦ウェルカム2枚ループ
闇のファンキー・ナイトメアの上にHELLが進化した状態を「ファンキーHELL」と表記する。下に敷くファンキー・ナイトメアはcipで強制効果を持っていないことが条件となる。
♦HELL2枚ループ
ヘルボHELLでループしていたところをHELL2枚にしただけのループ。HELLにファンパイを装備させる都合上🔵マナが必要になるが、それ以外は変わっていない。
♦ファンキーHELLとウェルカム1枚ループ
ウツセミの置換効果を使うため、墓地肥やしループと合わせて行う。(このファンパイループと同じタイトルの墓地肥やしループが下のほうにあるので、それを参照のこと。)
♦次元のスカイ・ジェットとウェルカム1枚ループ
♦ベーヤンHELLループ
■墓地肥やしループ
基本的に墓地肥やしループは↑のファンパイループのファンパイ装備のところを任意効果のウエポンに変えるだけでできる。
ファンパイループはウェルカムかHELLが2枚必要となることが多い(ドクロ・ベーヤンとかいうクソ弱いカードを使わない限り)が、墓地肥やしループはウェルカム1枚とHELL1枚でも成立するので、それを紹介しておく。
♦ミガワリ2枚ループ
HELL1枚ウェルカム1枚でファンパイループができないか試行錯誤した結果、墓地肥やしループにしかならなかった。悔しい。
♦ファンキーHELLとウェルカム1枚ループ
■ループ導入
♦場に《龍素記号wD サイクルペディア》①
🔗参考にさせていただいたツイート
♦場に《龍素記号wD サイクルペディア》②
聖剣ナベイベーでマグナムを探し出してループに入るルート。ナベイベーの墓地肥やしは省略している。
🔗参考にさせていただいたツイート
♦場に《龍素記号wD サイクルペディア》③
聖剣ナベイベーで皇帝とマグナムを探し出してループに入るルート。ナベイベーの墓地肥やしは省略している。
②と違う所は、手札に皇帝が必要ないかわりに、墓地に闇クリーチャーと2枚目のHELLが必要になるところである。
♦場にファンキー・ナイトメア
♦場にマグナムと闇クリーチャー
途中の3枚墓地肥やしは、既に墓地に余分なカードが4枚以上あれば必要ない。
♦場にHELLとデスゴロス
闇王ゼーロ型で、ゼーロを唱えた後に皇帝がなかった場合などには、この盤面でターンを返すこともありうる。聖剣ナベイベー等で落ちた皇帝を破壊の儀で回収しておくことで、次のターンに以下の手順でループに入ることができる。
【更新】
・《次元のスカイ・ジェット》を使ったループ、ループ導入の追記(2022/10/30)