【闇王ゼーロ皇帝ループ】ループパーツが足りない時の零龍卍誕プラン
■追記(2022/09/14)
〈みみみn3zのやりたい放題チャンネル〉にて、本記事の内容が紹介されています。文字での説明がわかりにくいと感じた方は是非ご覧ください。
はじめに
パーツが揃っておらずループできなくても、3,4ターン目に零龍やデスゴロスを並べられるとかなり有利になると思われる。この記事の目的は、そのようないい感じの盤面を作る方法をまとめ、どのパターンでどういう盤面を作れるのか比較し、盾を割るプランをとるかどうかの判断材料をつくることである。
また、見切り発車で闇王ゼーロを唱えて失敗した場合の応急処置のようなパターンも紹介している。
前提
闇王ゼーロを唱え、バトルゾーンと手札が0になった後のプレイを考える。指定のカード以外のループパーツは全て墓地に揃っているとし、零龍星雲は4つ残っているものとする。(闇王ゼーロを唱えた時点で手札の儀以外の3つは条件を満たしている。)マグナム効果ストックは文末に<1>のように表す。なお、〔最終盤面〕とは、自分のターン終了時ではなく相手のターン開始時の盤面を指す。
以下、参考デッキリスト
「マグナムが無い!」
🔹補足
この記事では基本的に皇帝の攻撃後の効果を無視しているが、HELLが墓地にもう1枚ある場合は攻撃後の皇帝の下に入るため、最終盤面は上記の盤面+HELL(任意のウエポン)となる。
また、ターン終了時にウェルカム効果で皇帝を破壊してヘルボHELLを蘇生した後、cipの墓地肥やしでマグナムが落ちた場合は2枚目のウェルカムからマグナムを蘇生してターンを返すことができる。(ガイアッシュケア)
「ボロフHELLが無い!」
①墓地に皇帝が1枚しかない場合
[第一案]
第一案のAは、除去耐性持ちクリーチャーを並べながらジャスキル+1の状況を作ることができる。ただし、この盤面からだと次のターンにループに入るのは難しい。
Bは、マグナムを立てつつ、次のターンにループすることができるため、汎用性が高い。(破壊の儀の回収を皇帝にしておくと、返しのターンのお清めシャラップもケアできる。)
[第二案]
⚠️このプランの注意点
とりあえず卍誕できるだけで別に強くない
②墓地に皇帝が2枚ある場合
③墓地に皇帝が3枚ある場合
🔹補足
プラン②とプラン③は、ウェルカムを2枚積んでいる場合は上記の最終盤面+ウェルカム2枚目となる。
皇帝が3枚あると山固定や禁断解放LOケアができるため、あれば重ねておいたほうがいい。(攻撃するプランをとる場合)
皇帝が複数枚ある状況でも、相手の盾を割りたくない場面では①の第一案を選択することもありえる。
「皇帝が無い!」
①ウェルカムヘルを龍解させ、卍誕させる
🔹補足
ヘルボHELL攻撃時のウェルカム効果でザロストではなくHELL②を出しビギニングスタートを装備させた場合、ウェルカム龍解前に5体並ぶため、ウェルカムを龍解させた後に1体残すことができる。そこでヘルボHELLを残し、破壊の儀でゼーロを回収しておくと、次のターン開始時ザロスト2体蘇生→ギニョールでヘルボHELLバウンスをすることで手札が4枚になりゼーロをもう一度唱えられる。(→ヘルボ蘇生ゴートゥ装備HELL蘇生、デスゴロス攻撃時マグナム蘇生デスゴロス破壊、ヘルボHELL攻撃時ウェルカム効果皇帝蘇生→ループ)
⚠️このプランの注意点
STで1体でも除去されると、零龍卍誕すらできなくなる。リスクの高いプランである。
より安全に卍誕だけを狙う場合は、②のプランをとる。
②攻撃せずに卍誕のみを行う
⚠️このプランの注意点
ゴートゥを装備した時点で、このターン中にはループできなくなることを覚悟する必要がある。(HELLの3枚肥やしに賭ける場合はウェルカムを出さなければならない)
場にウェルカムやデスゴロスが残らないため、次のターンにループをするということが難しい。
③マグナムを立てながら卍誕させる
🔹補足
①のプランと同様に、最後の破壊の儀でゼーロを回収しておくと、次のターン、ザロスト1体蘇生→ギニョールでヘルボHELLバウンスをすることで手札が4枚になりゼーロをもう一度唱えられる。
ウェルカムとマグナムがあるため、次のターンのカラクリの2枚墓地肥やしやザロストの盾焼却で皇帝が落ちるだけでループできる。(この理由からカラクリは龍解させずに残しておくほうが良い場合もある。)
欠点としては、ヘルボHELLがタップ状態で残るため除去されやすい点がある。除去された場合次のターンにループに入る術がほぼ無くなるので注意したい。
「ヘルボが無い!」
(闇王ゼーロの4枚墓地肥やしに賭けて失敗した場合)
※このパターンでは特別に、バトルゾーンに4体の闇のクリーチャーがいて、闇王ゼーロの効果で破壊した後に1体残っている状態とする。
「皇帝もボロフHELLも無い!」
①P革命チェンジ・P侵略を使って零龍卍誕させる
《蒼き覚醒 ドギラゴンX》《時空の禁断 レッドゾーンX》のどちらかを使う。
⚠️このプランの注意点
とりあえず卍誕できるだけで別に強くない
②超魔界楼 ヘル・オア・ヘルを龍解させる
※復活の儀を既に使っていて、ヘルボを出した段階で墓地が16枚以上ある場合を想定する。
🔹補足
後攻3ターンゼーロ(アツトザロストアツト)でヘルボ出した段階で墓地16枚→ちょうどヘルオアヘル龍解までいける。
先攻3ターン(アツトザロストギニョール)だと1枚足りない。
先3でも、(アツトザロストザロストギニョール)みたいな上振れをした場合は龍解可能。
③ヘルオアヘルを龍解させ、零龍を卍誕させる
※相手のバトルゾーンにパワーが3000より高いクリーチャーが1体、またはクリーチャーが2体以上おり、自分は復活の儀を既に使っていて、闇王ゼーロでヘルボを出した段階で墓地が16枚以上ある場合を想定する。
次のターン、デスシラズ∞の攻撃時に墓地から全クリーチャー蘇生。(ドゥゲンダとノロンの強制効果は、マグナムストックとウツセミの置換効果で山札を増やしてなんとかする。)
ヘルボHELLを作って、攻撃中のデスシラズ∞を破壊、余分なマグナムストックは全て零龍に当てる。
→ファンパイループ
このプランは、「皇帝が無い!」時や、「HELLが無い!」の②墓地に皇帝が1枚しかない場合 でもとることができ、そのプランよりも若干強い盤面を作ることができる。(ただしヘルオアヘルの龍解条件を満たせる場合のみ)
④ヘルボ+マグナムで卍誕させる
※どうしてもマグナムを場に残してガイアッシュなどのケアをしたい方向け
「ヘルボもボロフHELLも無い!」
※このパターンでは特別に、バトルゾーンに4体の闇のクリーチャーがいて、闇王ゼーロの効果で破壊した後に1体残っている状態とする。
⚠️このプランの注意点
このプランはゼーロの4枚肥やしに賭けて何も落ちなかった時の応急処置のようなものであるため、微妙な盤面にしかならない。しかし、賭けが失敗したとしても零龍を卍誕させる方法があるということは知っておいたほうがいいだろう。
また、GR召喚で全能が出た場合などはGRクリーチャーを残してマグナムを破壊することもありうる。
「ヘルボもHELLもマグナムも無い!」
そんなにパーツ足らんのにゼーロ打つな
※このパターンでは特別に、皇帝が墓地に2枚あり、バトルゾーンに4体の闇のクリーチャーがいて、闇王ゼーロの効果で破壊した後に1体残っている状態とする。
おわりに
これらのパターンの比較は、ビートプラン決定のための材料になるだけでなく、序盤のマナ置きの優先度を考える上でも、各種ループパーツの枚数配分を考える上でも重要な参考材料になる。皇帝ループプレイヤーの参考になれば幸いだ。
[参考リンク]
・ウェルカムヘルについての裁定
・零龍と代替コスト(置換効果)についての裁定
・選んで破壊する効果と零龍についての裁定
・デュエル・マスターズ Wiki 「破壊されない」
・デュエル・マスターズ Wiki 「破壊」
・デュエル・マスターズ Wiki 「ターン終了時ステップ」
[更新]
・皇帝とHELLが無い場合の加筆と、デッキリストの修正(2022/06/28)
・ヘルオアヘルを使うパターンを追記(2022/06/30)
・デッキリストの修正(2022/07/15)
・ヘルオアヘルを龍解させ零龍を卍誕させるパターンを追記(2022/07/16)
・HELLが無く、皇帝が1枚のパターンを2案に分けた。(2022/07/17)
・マグナムが無いパターンの補足と、HELLが無く皇帝が3枚あるパターンを追記(2022/07/26)
・参考リストについて、デッキメーカーのURLを記載(2022/07/27)
・ヘルボとHELLが無いパターンを追記(2022/07/28)
・ヘルボ・HELL・マグナムが無いパターン(皇帝2枚のみ)を追記、ヘルオアヘルのプランに補足(2022/07/31)
・クロニクルデッキ発売を受けてデッキメーカーのリストを更新、過去のリストを消去(2022/08/06)
・ヘルボ+マグナムでの卍誕方法と、裁定についての参考リンクを追記(2022/08/15)
・聖剣ナ・ベイベーでマグナムが落ちた場合のループ導入を詳細に記載(2022/08/16)
・デッキリストを非公開に設定(2022/08/18)
・皇帝が無いパターンに②を追記(2022/08/19)
・全体的に記事の体裁を整えた。(2022/08/24)
・皇帝が無いパターンに③を追記(2022/08/25)
・ゴートゥを龍解させて卍誕させる時の処理順を、GRクリーチャーが場に残るように修正(2022/08/26)
・デッキリストを公開に設定(2022/08/27)
・やりたい放題チャンネルの動画リンクを追記(2022/09/14)
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