【デュエプレ】殿堂・ナーフ解除選手権 TierS(その2) 《ダイヤモンド・ブリザード》
こんにちは、あろうです。
前回の記事が沢山の方に読んでいただけたようで何よりです。ありがとうございます。
前回の記事に20いいねが付いたので約束通り「その2」を執筆したいと思います。前回と同様にこの記事に20いいね付いたら「その3」を執筆するのでよろしくお願いします。
前回の記事
Tier表について
この企画は各カードをS〜Dの5段階に分けて解除のランクを示したいと思います。
ランクの内訳はざっとこんな感じです。
今日のTierSのカード
今回のカードはこちら。
罪状:え?墓地とマナを全回収してその分山札からブーストを?
というわけで今回は《ダイヤモンド・ブリザード》です。
登場したのは第3弾「英雄の時空-ETERNAL RISING-」で、《無双龍騎ボルバルザーク》や《神滅龍騎ガルザーク》なんかもこのパックですね。
効果は登場時にマナと墓地から《ダイヤモンド・ブリザード》以外のスノーフェアリーを全回収し、その分だけ山札からブーストするというもの。
例えばブリザード登場時に墓地にスノーフェアリーが2体、マナに3体いれば5体全員を回収しつつアンタップ状態で5マナブーストできますし、何なら起きたマナを使って今回収したスノーフェアリーを2〜3体召喚することも可能です。つまり実質0コストで5ドロー5ブーストしつつ、3体クリーチャーを召喚する事ができました。そんなことやっていいはずがないんだけどな。
これまでのデュエプレが「《フェアリーライフ》を打って1マナ伸ばして、《デーモンハンド》で相手のクリーチャーを1体除去して…」みたいな感じで地道に1枚1枚のアドバンテージを取り合っていたのに、いきなりこんな5枚も10枚もアドを稼ぐクリーチャーが出てきたらひとたまりもありません。
ブリザードの実装直後、ランクマッチの環境は《ペトローバ》や《ホーリースパーク》で同型に強い【白緑ブリザード】、《プライマルスクリーム》等の墓地肥やしにより1枚のブリザードの爆発力を上げた【黒緑ブリザード】、《アストラルリーフ》を初めとした各種ドローソースにより安定感を高めた【青緑ブリザード】、平時は《エマージェンシータイフーン》で墓地を肥やしつつアグロとハンデスにはマッドネスでカウンターを狙う【カウンターブリザード】、「強いカードと強いカードを組み合わせたら強いんじゃね?」という発想のもとで生まれた【ボルバルブリザード】…等、様々なタイプのブリザードデッキで埋め尽くされました。
あまりのその暴れっぷりから「ブリブリマスターズ」という単語が登場し、数多くのDMYouTuberのネタにされたのもこの頃ですね。
そんなブリザードは登場してから約1ヶ月間環境を荒らしに荒らし続けた後、無事ナーフが発表されました。それはそう。
ちなみにナーフされた後全く使われなくなったかと言われると全然そんな事なくて、流石に全盛期ほど環境を支配することは無かったものの普通に環境デッキの1つとして長く君臨し続けてましたし、現在でもブリザードを主軸に据えた白緑(青緑)ブリザードはAD環境で環境中位程度には存在しています。ナーフされて3年経っても強いって、当時はどれだけオーバースペックだったんだ…。
解除の可能性はまーーー無いでしょう。解除されるとしたらそれはブリザードより単体で多くのリソースを稼げるクリーチャーが出てきた時だと思うのですが、そんなカードは今のところデュエマの歴史に存在しないので無いと見ていいかと。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回はマナから何でも出す呪文についてでも書きましょうか。この記事に20いいねくらい付いたら書こうと思うのでよろしくお願いします。
それでは。