【旧石丸邸100周年イベント】100年続く邸宅の1ページを刻む感謝を込めて
皆さん、こんにちは。DLIGHT LIFE & HOTELS、PR部の中村です。
今回は100年の邸宅に込められた思いを引継ぎ、私たちなりに再解釈し表現した企画のお話です。
私たちが、東京の広尾で結婚式場として運営する貸切邸宅「旧石丸邸 ガーデンテラス広尾」は、日本を代表する海運会社、日本郵船株式会社のロンドン支店長であった石丸助三郎氏宅として、1923年(大正12年)に建てられました。文化・芸術をこよなく愛す石丸氏の元には、名を残す著名な文化人たちが集まり、この邸宅がその交流を深める舞台となり、いつしか文化・芸術交流の重要なサロンとしての役割も担うようになっていったのです。その後、日本に駐在の外交官や貿易商なども住まい、多くの文化人・著名人に親しまれ、愛され続けた場所となりました。
私たちがこの場所を引き継いだのが2019年。建物だけでなく、ここに込められた思い、ここに集った思い、沢山の人によって大切に守られてきた歴史、この地域にとってのこの場所の意味、そういったものすべてを大切に受け継ぎ、カップル様にとって、家族と呼べるような大切な人たちを心からもてなせる場所でありたいと思っています。
そして2023年、建立から100周年を迎えました。改めて、「この素晴らしい場所を、より多くの人に知ってもらいたい」という思いから、100周年イベントの開催に至りました。
この邸宅がこの100年間で見てきた時代の変化と、それでも変わらない人々の思いになぞらえ、「かわるもの、かわらないもの」をコンセプトに、昨年春から今年冬にかけ1年で4回のイベントを企画しました。
春夏に開催したイベントは、その時の願いや思い、移ろう気持ちを和紙や風鈴に色付けして表現する体験プログラムと、季節を表現したデザートやお食事を用意しました。
秋には、「食」という私達にとっては「当たり前」になっていることにフォーカスし、その当たり前を改めて考え直すきかっけになるようなイベントを開催しました。
冬のイベントは、ホリデーシーズンとも重ね合わせ、家族への想いを再確認し、家族の温かさを感じる時間になるよう企画しました。家族を表現したクリスマスリースの飾り付けをおこなってもらったり、手紙を書いてもらったり、本当に心温まる時間となりました。
100年、時代の移り変わりを見ながら変わらずそこにある邸宅で、きっとずっと変わらない大切な人達との時間を過ごしていただき、移ろいで行く気持ちをシェアする、そんなイベントでこの100周年を祝い、沢山の人とシェアすることができました。これからも、この邸宅が大切にされてきた思いをしっかりと引継ぎ、沢山の祝福や喜びが集う時間を作っていきます。
旧石丸邸 100周年特設サイト
https://ishimaru-gardenterrace.com/lp-100th
旧石丸邸ガーデンテラス広尾 公式HP
https://ishimaru-gardenterrace.com/