見出し画像

デューク・エリントン(Duke Ellington)

デューク・エリントンに関する興味深い雑学を5つ紹介します。

1. 名曲「A列車で行こう」はエリントンの作品ではない
「A列車で行こう(Take the ‘A’ Train)」はデューク・エリントンの代表曲の一つとして知られていますが、実はこの曲はエリントンのバンドのピアニスト、ビリー・ストレイホーンが作曲したものです。ストレイホーンはエリントンと長年にわたって共作し、エリントンのサウンドに多大な貢献をしました。
2. 作曲数は1,000曲以上
デューク・エリントンは非常に多作な作曲家で、生涯に1,000曲以上を作曲したとされています。その楽曲にはスイングからゴスペル、オペラに至るまで、幅広いジャンルが含まれており、彼の音楽はジャズだけでなく、クラシックやポピュラー音楽にも影響を与えました。
3. 「ピアノはバンドの一部」
エリントンはピアニストでありながら、ピアノをあくまで「バンド全体の音楽に溶け込む一部」と考えていました。そのため、彼のピアノ演奏はソロとしての派手さよりも、バンドの他の楽器と調和するように意識されており、エリントンのスタイルに独自の魅力を加えています。
4. エリントンはプライドの高い芸術家だった
エリントンは自分の音楽に強い誇りを持ち、「ジャズ」という言葉を嫌っていたことでも有名です。彼は自身の音楽を「アメリカの音楽」と表現し、ジャンルの枠を超えたものと考えていました。この姿勢が、彼を単なるジャズミュージシャン以上の存在に押し上げました。
5. 大統領から名誉勲章を授与された
デューク・エリントンは1973年にリチャード・ニクソン大統領から「自由のメダル(Presidential Medal of Freedom)」を授与されました。これはアメリカの民間人に贈られる最高の名誉で、音楽と文化への多大な貢献が認められた証です。

Amazon Music Unlimited30日間無料体験↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?