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シールド戦でありそうなQ&A
どうもです。
ルールは覚え得だからルールを覚えようのコーナーです。
今回のテーマは伝説の鼓動に収録されているカード。公式のQ&Aをピックアップしたり、そこに載っていないものでもシールド戦で遊ぶときにあり得そうだなぁと考える盤面を紹介してみたりしてみます。
以下に出てくる上級プレイヤー用ルールガイドとはこちらのことになります。
早速中身に入ります。
①好きなカードを手札に加える
山札から『好きなカード』を手札に加えるとき、何も持ってこないことはできません。必ず1枚以上は持ってきましょう。
スーパーボールで『ポケモン』を手札に加える場合などは持ってこないことを選択ができます。持ってくるカードのカテゴリを制限された場合は持ってこないこともできるというわけですね。
イメージとしては、「ポケモンは山札におらんかもしれんけど、山札に何かしらのカードは絶対にあるじゃん!だから好きなカードは絶対持って来なきゃ!」という感じですね。
ちなみにこの理論でいくとポケモン通信でポケモンを戻したときに「持って来ない」を宣言できなくなるのであくまでイメージです。
正しい根拠は上級プレイヤー用ルールガイド18ページに明記されてるからです。
②きぜつの処理のタイミング
Q.トゲキッスVMAXのワザ「ダイグライド」で相手のバトル場のポケモンを気絶させました。このとき、サイドを取った後に山札から好きなカードを2枚まで手札に加えることはできますか?
A.できません
サイドを取るタイミングは相手のポケモンがきぜつした後になります。そして、ワザの効果の処理が終わるまできぜつ判定は行いません。
根拠となるのは上級プレイヤー用ルールガイド3.4ページになります。
ダイグライドで山札から好きなカードを2枚まで手札に加えるときは5のタイミングであり、サイドを取るときは7のタイミングであるということです。
③ワザの効果のタイミング
Q.ダメカンが2個のっているゼルネアスがワザ「オーロラゲイン」使いました。相手のバトル場のポケモンにはゴツゴツメットがついてあります。このとき、オーロラゲインの効果によって30回復することと、ゴツゴツメットの効果によって2個ダメカンがのることはどちらを先に行いますか?
A.オーロラゲインの効果で30回復した後にゴツゴツメットによってダメカンが2個のります。
根拠は2問目と同じところ。
オーロラゲインの効果は5のタイミングではたらき、ゴツゴツメットの効果は6ではたらきます。
ゴツゴツメットのダメカンはオーロラゲインで回復できないってことですね。
他にもワザの効果のタイミングが大事になる問題として、
Q.トルネロスがストーン闘エネルギーが1枚ついているセキタンザンVにワザ「ジェットドラフト」を使いました。このとき、ワザの効果でストーン闘エネルギーはトラッシュされますが与えるダメージはいくつ?
A.10ダメージ
ダメージ計算をした後にダメージ以外の効果が発動します。従って『30-20=10ダメージ』になるという計算を確定した後に、ストーン闘エネルギーはトラッシュされるのです。
④こんらん判定のタイミング
Q.こんらんしているリオルがワザ「ぜんりょくパンチ」を使ったとき、こんらん判定のためのコインとワザの効果に書かれているコインで2回コインを投げる必要があります。このとき、先に投げるコインはどちらのコインですか?
A.こんらんのコインが先
根拠はまたまた同じところ。
2,3のところが該当箇所です。
2-aのところは『「ワザは失敗」の効果を受けているなら』となるので「ぜんりょくパンチ」で投げるコインとはまた別のものになります。
2-bがこんらんによって投げるコイン。
3のところで「ぜんりょくパンチ」のテキストによってコインを投げます。
2回コインを投げて1回目が裏だったら自傷ダメージが入ります。1回目表で2回目が裏だと盤面の変化は起きません。
また、こんらんの自傷ダメージはダメカン3個です。3個です!!!
※1番最初にあげたときに誤った裁定の記載をしておりました。申し訳ありません。また、指摘してくださったロロたんぬさんありがとうございます。
⑤ダメージとダメカンをのせる
Q.英雄のメダルがついている残りHPが20のマホイップVMAXがいます。このマホイップVMAXに対してキリンリキのワザ「サイコパワー」でダメカンを2個のせてきぜつさせました。このときサイドを3枚取れますか?
英雄のメダルは「ワザの"ダメージ"を受けてきぜつしたとき」にとられるサイドの枚数が1枚少なくなります。サイコパワーのような「ダメカンをのせる」はダメージではありません。
したがって、サイドは3枚取ることができます。
公式のQ&Aではダメカンをのせる役がミュウでしたが、シールド戦でもダメカンをのせるポケモンはいるので覚えておきたいです。
⑥0枚戻して山札を切るか否か
Q.ケララッパの特性「とつげきラッパ」を使いました。このとき、3枚のカードが全て基本エネルギーだったので全てのエネルギーを場のポケモンにつけました。このとき、山札に戻すカードはありませんが山札は切りますか?
A.切ります
これは似たテキストのカードとしてルミタンがあります。
そして、このルミタンについてのQ&Aでこのようなものがあります。
また、同様にしてキリンリキのワザ「しっぽでさしず」やマギアナのワザ「オーバーホール」を使うとき、手札が0枚であっても山札を切ります。
「すべて山札にもどす」あるいはそれと同じ言い回しをしたときには山札を切ります。
シールド戦とは関係がありませんが、オーロット &ヨノワールGXのワザ「ナイトウォッチャー」のように『2枚』と枚数指定がある場合は0枚戻すということはしないので山札は切りません。
・全て=0を含む全ての数
・n枚=n枚。ただし、それに満たない場合は1以上の最大の数
と理解すれば良いかと考えます。
⑦ダメージ計算方法
Q.バトル場にいるストーン闘エネルギーがついたジガルデがゲノセクトのワザ「ちょくげきだん」でダメージを与えられました。この時、ダメージはいくつ?
A.80
根拠は上級プレイヤー用ルールガイドの4.5ページ。
1.ワザのダメージの計算→50
2.ダメージを与えるポケモンの効果→(特にないため)50
3.弱点の計算→50×2=100
4.抵抗力の計算→(特にないため)100
5.ダメージを受けるポケモンが受けている効果→100-20=80
6.最終的なダメージ→80
となる。
⑧同時気絶の処理
Q.ゴツゴツメットをつけているポケモンが相手のポケモンのワザのダメージによって気絶しました。また、このときにゴツゴツメットの効果によりダメカンが2個乗ることで相手のポケモンも気絶しました。このとき、サイドを取ったりバトル場にポケモンを出す処理はどのように行いますか?
A.①お互いがサイドを取る
②直後に番を行うプレイヤーがバトル場にポケモンを出す
③もう一方のプレイヤーがバトル場にポケモンを出す
根拠は上級プレイヤー用ルールガイドの13ページや下に紹介するQ&Aより。
※ガオガエンVのワザ「フレイムドライバー」は30の自傷ダメージがあるワザです。
サイドを取る順番については確認中です。今回のシールド戦においては関係がありませんが、何かしらの理由でサイドが表になっている場合(ズガドーンのブレイザーなど)に重要な要素になりえます。
また、同時きぜつで同時にサイドを取ることで同時にサイドを取り終えることもありえます。その場合の勝敗判定の処理はこちら。
上級プレイヤー用ルールガイド14ページより。
より多くの勝利条件を満たした方が勝ちという覚え方をすれば良いかと思います。もちろん、引き分けもありえます。
⑨とんぼがえりと反動ダメージ
Q.ガラルマッギョに対してメガヤンマがワザ「とんぼがえり」を使用してベンチにいるダンバルと入れ替えました。
このとに、ガラルマッギョの特性「はんげき」によるダメカンはどこに載せますか?
A.メガヤンマ
ベンチに引っ込んだとしてもはんげきによるダメカンはメガヤンマに乗ります。ワザを使ったポケモンにダメカンをのせるわけですからね。ワザを使ったポケモンにダメカンをのせましょう。
⑩ダンバルのワザ「なかまをよぶ」
Q1.ダンバルのワザ「なかまをよぶ」はベンチにポケモンが4匹いるときに使えますか?
A1.はい、使えます。
Q2.ダンバルのワザ「なかまをよぶ」はベンチにポケモンが5匹いるときに使えますか?
A2.はい、使えます。しかし、失敗します。したがって、山札を見ることも切ることもできません。巻き戻しもできません。
根拠となるQ&Aは以下の通りです。ヒメンカの「なかまをよぶ」もゴリランダーの「もりのうたげ」もほぼ同様のテキストになります。
11.エネルギー1個と1枚の違い
Q.ドデカバシのワザ「ループキャノン」を使いました。この時エネルギーを2個手札に加えなければいけませんが、ツインエネルギー1枚を戻すことでその条件を満たしますか?
A.はい。満たします。ツインエネルギーは1"枚"で2"個"分の役割を持つエネルギーです。
また、マホイップVMAXのワザ「キョダイホイッパー」の打点は枚数を参照して打点を上げるワザです。非Vポケモンについているツインエネルギーを1枚トラッシュしても打点は60になります。
詳しくは以前記事に取り上げましたのでこちらをご覧ください。
もしかしたら、他にも何かあるかもしれません。まとめておきたいので思いついた方はぜひコメントなどしていただけれると嬉しいです。
どうやら先程シールド戦の概要が少し変わったみたいですね。
たった1回しか出れないシールド戦でしょうもない嘘ルールを相手に押し付けられて負けたら面白くありません。正しいルールで健全に楽しむためにも、ぜひ今一度ルールは覚え得であることを認識していただければと思います。
友達と遊ぶときや、家でもシールド戦をやるときもちゃんとしたルールで遊びたいですよね。ルールは守ってこそ遊びは面白いのです。
それでは。