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【行進の】マッドパーティ【再来?】

どつもです。

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無無 マッドパーティ 20×
自分のトラッシュにある、
ワザ「マッドパーティ」を持つ
ポケモンの数×20ダメージ。

爆炎ウォーカーにてマッドパーティという新しいコンセプトが生まれていました。
そのテキストからは「よるのこうしん」や「ロストマーチ」を思い出させるものがありますね。

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ロストマーチが発表された当時はよるのこうしんの再来かのように言われていたことが懐かしいですね。。。ワタッコ2000円時代。。。

今回はよるのこうしんとロストマーチのデッキを簡単に振り返りながら、マッドパーティはどうなんだろうかということを考察していきます。

◯よるのこうしん

XY4に登場。
ワザ「よるのこうしん」を持つポケモンは
・バチュル
・バケッチャ
・ランプラー
の3匹。デッキには合計12枚の「よるのこうしん」持ちポケモンを採用することができて、当初の最大火力は220。
最近のポケモンカードに慣れると220は最大火力にしては火力が物足りない気がするが、同パックに収録されているMゲンガーEXのHPは220。M進化はVMAXと似たような立ち位置なのですが、つまりは今でいうところの320ダメージを出せるということです。火力は十分すぎたってことですね。
バトルコンプレッサーというカードで比較的容易にトラッシュを肥やすことができ、プラターヌ博士もありましたのでかなり序盤から圧をかけることができたイメージがあります(当時は始めたばかりなので詳しくは分かりません笑)。一応、フラダリの奥の手というカードも対策として同時収録されていました。

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その後は
・先輩と後輩
・トレーナーズポスト
・シェイミEX
・フラダリの奥の手の禁止
・時のパズル
・はじまりのきおくミュウ
などなど他にもありますが弾を重ねるごとに強化要素が追加され続けていったイメージがあります。よるのこうしんがスタンダードレギュで使えた最後の大型大会でもベスト4に入ってますしね。
ジュナイパーが現れたりブルブルされたり妖の舞をされたりとなかなかに大変な時期もありましたが、常に好んで使うプレイヤーがいてそれゆえに常に意識され続けていたデッキタイプだったかと思います。
ブルブルパンチがカードプールにもあったのに露骨な対策カードである妖の舞オドリドリの収録は、逆説的によるのこうしんがいかに強かったかを示してる気もします。

◯ロストマーチ

SM8で初登場。その後モンメンとエルフーンも現れたりで強化ももらいました。
打点の条件が「ロストゾーンにいるポケモンの枚数」なので青天井の打点を出すことができる。ポポッコの特性はもちろんのこと、ポケモンを大量に採用してエモンガなどをロストミキサーで巻き込んで打点を挙げていたイメージ。

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当時はかなり話題を呼んで、いわゆるポケカバブルとも言える時期とタイミングが合わさったこともあって値段が大変なことになってました。ロストミキサーのURが5桁近い時ありましたよね笑
しかし、よるのこうしんのように日の目を浴びたイメージはあまりないです。大型大会でベスト8に入ったことはおそらくなかったかと思います。たぶん。ちがったらごめんなさい🙇‍♂️

SM8が発売された直後の2019CL東京を思い出してみましょう。
優勝デッキは
・マスターリーグ→ギラマネロ
・シニアリーグ→ズガアゴ
・ジュニアリーグ→ズガアゴ
です。これらのデッキの雑な共通点ですが、ロストマーチに勝てることなんですよね。ギラマネロはそもそもほぼ非GXだけで構成されているだけでなく、呪いのおふだやひかるアルセウスなどのバラマキ要素が多数採用されていて、低耐久のロストマーチに勝てるように意識されています。
ズガアゴもロストマーチに対してはズガドーンGXを出す必要がなく、アーゴヨンだけで戦うプレイングをすることでサイドレースで不利を取りません。またシニアリーグのほうには呪いのおふだも採用されており、やはり低耐久であるという隙をうまくつくことができるように構成されています。
何が言いたいかと言いますと、

ロストマーチはメタられすぎた

ということですね。
当時の自分もメタる側にいました。キュウコンジュナイパーやゾロアークジュナイパーを使用していて人たちは、ロストマーチをおやつにするために使用していた節があったかと思います。

このようにSMレギュのスタートがロストマーチに強いデッキが多いところからスタートしました。その後はよるのこうしんのように強化要素も特になく、バトルサーチャー+バトルコンプレッサーでオカルトマニアを連打するような対抗手段もありませんでした。それゆえにロストマーチはしばらく日の目を見ることができず、そのままずるずると環境トップに這い上がることはできなかったのかなと思います。気づいたら、オルタージェネシスGXとかいうやつ出てるし。。。

また、単純にロストマーチが青天井とはいえその打点をあげるのは大変なんですよね。シェイミEXもなくプラターヌ博士もないにも関わらず、バトルコンプレッサーに勝る打点増強手段もないので冷静に考えてみれば当たり前の話かもしれません。

◯マッドパーティ

以上のことを踏まえてマッドパーティについて考えてみましょう。

マッドパーティ持ちのポケモンは4種類。それゆえに最大火力は300。びみょ〜。
VMAXをワンパンできないのは非常にストレスな気もするが、こちらがサイドを1枚しか取られない以上はツーパンでも間に合うはず。ただ、三神に対しては後攻2ターン目でワンパンできなければなかなか絶望的なことになってしまうのでスピード感ある構築にするのは大事。

バトルコンプレッサーこそないもののポットデスがマッドパーティ専用取引をできたり、カードプールに博士の研究やホミカやヤーコンやゼブライカなどがいるのでがんばれはしそう。このあたりは流石に回してみなきゃ分からない。

耐久値が非常に低いが1番の問題はドラパルトVMAXのダイファントム。これには何かしらの回答を用意しなければならない。クワガノンVの登場によりピカゼクの絶対数が増えるならばドラパルトの絶対数は減りそうではあるが、とはいえ意識しないのは嘘だと思う。

地味な特徴として恐らくメインアタッカーになるであろうホルビーが何に対しても弱点を突くことができない。バチュルでレックウザを倒したりバケッチャでミュウツーを倒してたりした記憶からするとかなり大きい事実のように思える。一応、メモリーエネルギーを使えばホルードに進化して弱点を突くことはできる。

環境的にはギラマネロのような非GXのみを主体としたデッキは少なく、火の玉サーカスデッキもクワガノンVの影響で数を減らしそう。そういう意味ではロストマーチのように非GXビートをされて負けることは現時点では少ないように思える。ただ、今挙げたクワガノンVはマッドパーティにも刺さりそうなので注意が必要。グッズロックをされる前に打点を用意しつつツインエネルギーを構えておくことが理想だがそこまでうまく回るかは諸説。


ま、脳内だけで回してみても分からないことばかりですね_(:3 」∠)_

とりあえず以下のレシピでこれから組んで回してみます。。。

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それでは。

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