aikoの詩/全曲レビュー
初めまして、Twitterでaikoについて語っている
"だから蒼い日"です。
このステイホーム期間中に出来る事あるかな?
"aikoの詩"全曲語ろう‼︎
とゆうわけで最後までお付き合い頂けますと幸いです。
Disc.1
1.花火
当時小学生だった僕はオーガズムよりも先にaikoに出逢いました、そんなまさに"aikoの詩"始まりに相応わしい曲です(超私的)
夏の星座にぶら下がり上から花火を見下ろす情景はメルヘンかつ漂うサンリオ感、そして明るいメロディーで言ってる事悲しい、そんな事を子供ながらに思ったような記憶がある。
2.KissHug
"友達だなんて一度も思ったことはなかった"
初っ端から撃ってきましたね、射抜かれちゃう。 当時花より男子の特報?みたいなので弾き語りverが解禁されたんですよね、確か。 でシングルになって、「あれ…?あの最初に聴いたバージョンは⁇」ってなりましたが、そこから数年後に特典CDにて音源化されたわけですよ。
3.かばん
この時期のaikoって何か神憑り的に独自性とポップスのバランスが良かった気がする。サビがまぁ変態、メロディーの階段の前で急に背中を押されて転げ落ちる感じ、なのにアレ⁈痛くない‼︎みたいな。
4.星のない世界
星シリーズです🤩aikoにとって"星"は大切なものなんだろうなあって20年以上聴き続けて凄く思う。
一番星はずっと前に気付いていたわけですね←
5.夢見る隙間
今やライブでお馴染みですね、貴方のことでお腹いっいいで夢見る隙間も残ってない状態。
6.初恋
この曲の92%くらいはエモで構築されてます。 8%残ったものはなんなのかは内緒🤫
7.シアワセ
aikoの中でも数少ない"割と前向きな恋愛ソング“だけど、我慢出来ずに「静かに終わりが来たとしても…/生涯離れてしまっても…」と我が出ちゃう感じがまたいい。
幸せの絶頂にいても根っこの部分は変わらない。
8.花風
万人受けしやすい曲ですよね、NHKとかにいいかも。
9.ずっと
大人バラードですよね。切なさは恋愛の醍醐味ですからね。
10.あした
記念すべきデビュー曲ですね、aikoの作詞作曲じゃないけど…あーうー
11.雲は白リンゴは赤
aikoが失恋をポップに振り返るとこうなる。
"笑顔の空あなたの様にあたしも大丈夫になりたい" 切ない歌詞にポップなメロディーがaikoらしい。
抱えた未練を隠し気付かれぬ様そっと胸に けど水風船の如く膨らんだ気持ちが弾け涙溢れる あなたといた道が陽炎のよう揺らめいたのは
夏の暑さと涙のせいかね。
12.プラマイ
プラスマイナスでコロコロ変わるからね、 天気に晴れる日もあれば雨の日もあって。 そんな感じのPVがこれまた印象的な一曲です。
13.戻れない明日
タイトル秀逸、もう後には戻れない明日的な。 単語自体は単純なのにね、並べてこんなに奥行き出るって凄いなぁと思う。
14.ストロー
君にいいことがあるように
自分にじゃないんですよ、あなたに起こるいいことが自分にとっていいことなんだよね。 ホスピタリティーに溢れた歌ですね。
Disc.2
1.えりあし
キスハグ同様に初っ端からパンチあります、 ぶったりしてごめんねと謝るくらい。
2.二人
後ろに立ってる観覧車に本当は乗りたかった…
aikoがたまに出す「◯◯したかった」系にグッとくる自分としてはたまらない曲です。
豆知識、ミシェルの千葉さんが凄くこの曲推しなんですよ。
3.もっと
たまに出す僕人称な歌です、これも上記同様に「たかった…」系ソングですね。
4.今度までには
あまり存在感ないけど結構名曲ですよね。 ただ歌詞のどのあたりが表題にリンクしてるのか謎だよね。aikoの曲名付けって、あえてそこなんだ⁇ってキーワードを持ってきたりする感じありますよね。
"ストロー"みたいに分かりやすいのもあれば、 "だから"みたいにそこなんだっ⁈みたいなのもある。
でもいいんだよ、aiko的に繋がってるなら←
5.恋をしたのは
気持ちが爆発したようなサビ部分が印象的、 あえてなのかな?1回しか言わないよ?的な
6.桜の時
当時、確か「どこでもいっしょ」のCM曲でした。たまごっちみたいなミニプレステみたいなのにキャラクター入れて遊ぶゲームでしたね。
そしてaiko無双期でした、勢いという意味で。
この当時の歌は今聴いてもaikoなんですよ。古くも新しくもないんです、ただひたすらにaikoなんだよね。
7.向かいあわせ
Mステで赤いドクターマーチン履いて歌ってた印象。 他愛ないものを見ると涙が出るようになって出来た曲みたいですね、それっていつかのとてつもない幸せの積み重ねなわけですね。
8.milk
初オリコン1位おめでとう御座います。後半部分の大暴れ具合が凄まじいです。
心の底で沈殿してた想いが夢に浮かび上がり、
これは恋だと自覚して弾けるような。
9.4月の雨
ユーミン感あるなぁって最初聴いた時思った。
10.ロージー
aikoにしては珍しく真っ直ぐで前向きラブソング。 若さと勢いが詰まった感じが印象的な曲です。
11.キラキラ
aiko第三形態入ったなって最初聴いた時思った。
誰が聴いてもポップでキャッチーなメロディー、ちゃんと"らしさ"が感じられる歌詞のバランスね。深爪ってキーワードをこんなに売れ線に落とし込めるのはやっぱaikoの強みなんだと思う。
12.ホーム
キラキラ同様にポップで前向きソングです。
13.嘆きのキス
あけおめCMで最初に聴いた時には衝撃を受けましたよね、今までありそうでなかった打力強めバラードです。
嘆きのキスって言葉が切ないですよね。もう戻れないと心は知っていながらするキスですよ、そこにはもう以前のような想いはないのです。
14.ボーイフレンド
言わずもがな。
Disc.3
1.あたしの向こう
ラストスパートの"あなたと一緒に考えた悩みも涙も今は一人でやれるよ"って歌詞が切ないですよね、グッと来ます。PVの撮影地に行った2020年元旦がまるで昨日の事の様で。
2.ナキ・ムシ
aikoと言えばカブトムシだと思われてますが、ナキムシも居ますよー。メロディーの情緒感半端ないですよね、地方の鈍行電車に揺られながら聴いて切なくなりたい曲です(超私的)
3.予告
"死ぬほど逢いたい人がいるから"って結構なフレーズですよね、自転車で1秒でも早くあなたに逢いたい、飛脚感ハンパないっす。
4.蝶々結び
かばん同様にこの時期のaikoのメロディーメーカー具合はヤバかった、一見ポップなのに解体すると独自性に溢れたメロディーの連続。
aikoのコード進行が特殊なのってメロディー先行で作ってそこに無理矢理コードを置いてるからなんだろうね、そのメロディー自体独自性に溢れてるから自ずと突飛なコード進行になるんだろうね。
5.スター
あらしのよるに❗️
6.あなたと握手
この時期aiko色々大変だったんだよね、ポリープ出来たり、花火〜ロージーくらいまで順当に来ていたけど、この辺りからややご新規人気が落ち着いてた印象。でもえりあし・蝶々結び・かばくあたりで吹っ切れたように復活した印象。
7.アンドロメダ
視力が落ちて出来た歌。
こうゆう日常だったりとか出来事を恋愛に置き換えて曲を作る変換力凄いなぁって思う。
8.横顔
なんかこの時期くらいから、会社で言うところの安心した仕事ぶりに定評がある課長くらいのベテラン感出てきた気がする。メロディーと歌唱が緩やか穏やかにパドリングしてる。
9.恋のスーパーボール
可愛い歌ですよね、そして爽やかに卑猥。
10.おやすみなさい
“今も好きだよ"にやられました。
最後の深夜電話、さよならなんて言えないよ。
だから"おやすみ"
11.君の隣
こうゆう歌が出てくると、
あぁaiko良い恋してるんだなぁって思う。
と見せ掛けてカップリングで"舌打ち"してるあたり人間味に溢れてていいなぁと思う。
12.三国駅
エモですね、過去の自分に恥じない自分でいたいです。
13.Loveletter
aikoってロックだね。
14.カブトムシ
"生涯忘れることはないでしょう」"
永遠に続けば良いのに、
そんな一瞬を切り取ったaikoの代表曲の一つ。
四季をあなたと過ごす中訪れる悲しみさえ、傍にいれた証だと受け入れられる程尊い生涯忘れる事のない恋をしたんでしょう。(過去ツイートまんま引用)
Disc.4
1.未来を拾いに
"楽しい事なんてこの世には死ぬほど沢山あるのよ"
自分も30越えて日々思います。 辛い事もあるけど、同じくらい笑える楽しい瞬間が沢山ある、生きるってひたすらその繰り返し。 だから何かあっても笑って逢いに行こうって思える。
2.陽と陰
ライブでお馴染みですね。
3.こんぺいとう
腕についた歯型を金平糖に喩えるなんて粋だね。 こないだのホワイトピーチばりにギザギザハートになってしまったんだね、きっと。
4.Do you think about me?
過去の曲のセルフリメイクですね。
5.キスでおこして
ドリカムくらい元気ハツラツです。 あなたを好き過ぎてたまらず爆発してる感じ。
今は包み込むような聖母マリア寄りな詩が多いけど、 aikoの源流ってここだよね。
6.そんな話
竹内まりあかな?って最初聴いた時思った。
次に逢う口実としてCDを貸すって凄くいいよね、 今はさ基本はストリーミング配信だからさ、オススメプレイリスト作って共有でURL送ったら会わなくても済んじゃうじゃん、だから良いんだよねCDって←
7.前ならえ。
わりと初期の歌ですね、この曲凄いですよね。レビュー後半でもはや語彙はないけど凄いと思う。
8.どろぼう
ライブの印象が強いですね。 ルパンみたいにね、あなたのハートを盗んで行きました的なね。
9.テレビゲーム
テレビゲームはあくまで口実なんですよ、
ただあなたに逢いたくて、あなたを癒したいっていう愛の歌な訳ですよ。
10.ぬけがら
これも竹内まりあ感あるよね。
11.I’m feeling blue
こんな可愛い歌、なかなか歌えないよ?
今のaikoの声で改めて聴きたい曲。
12.ココア
内緒でキスしようですよ。
aikoにとって恋愛って秘密の共有なんだろうなぁって 聴いてて思います。
二人だけの秘密を楽しい時を…
13.舌打ち
手前まではあんなに惚気てたのに(君の隣)
次のトラックではブチギレて捲し立てちゃう情緒不安定なメンヘラ感こそがお茶の間にはバレてないaikoと言う女の真髄なんだよね。
その裏表がたまんないんですよ、 これが奥行きってやつ。
14.甘い絨毯
長々と呼んでくれた貴方、有難う御座いました。
そしてベストアルバムの最後のトラックにこの曲を持ってくる感じですよ、甘い絨毯ってカップリングと言うより、オリジナルアルバムの最後の曲みたいな深みと存在感がありますよね。
"だから"と"蒼い日"に並ぶくらい聴いた後に胸にグッときます。
西日が差し込む部屋に情景に漂う妖艶さと情緒感、
こうやって最後に切なさの余韻を落としてく。
〜まとめ〜
もともとのaikoってね、
「あたしあなたのことなんでも知ってるよ‼︎好きだよ構ってよっ‼︎」なの。
そんな鼻息荒め恋愛体質娘が色々な経験を積んで、 十数年後には
"あなたのしたいようにしたらいいよ、あたしはあなたにはなれない、でもだからそばにいたいし触りたい"
という境地に行き着くんです。
つまり成長日記なんです。
常に更新されていくaikoと言う人間の歴史の教科書を同じ時代を過ごしながらリアルタイムに感じ魅せてもらえてるというかね。
それではまた気が向いたら、
レビューしたいと思います。
改めましてご静聴有難う御座いました。