ソード・ワールド2.5リプレイ モノクロマティカ「境界の彼方へ」
はじめに
本作は「ソード・ワールド2.5」のサプリメント、「泡沫世界モノクロマティカ」に収録されているサンプルシナリオ1を遊び、そのセッションを文字起こし、編集したものです。
本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。
(C)GroupSNE
(C)KADOKAWA
また、プレイヤー発言を「」、キャラクター発言を『』で表現しています。
このリプレイはPCで読むことを前提に編集しています。
概要
ビバ!モノクロマティカ!!!!
ついに販売されましたね。異例の新作サプリメント「モノクロマティカ」!!2024年が始まった辺りで告知され、ラクシア以外が冒険の舞台になるのかと驚いた記憶があります。
さて、今回はさっそく発売されたモノクロマティカをさっそく遊んでみよう!ということで遊んできました。典型的なリプレイだと思って読んでいただければ幸いです。
次項でこのリプレイを読むために必要な専門用語をいくつか載せておきます。
世界観説明
モノクロマティカ
舞台となる異世界、モノクロマティカは「泡沫世界」というラクシアから少し離れた異世界地帯に存在する。モノクロマティカでは遥か古代、神々に色を捧げたため、世界には色彩が失われている。
つまり見える全ての景色は白黒(モノクロ)。古い映画のような質感で再現されているのだ。もっとも、白黒なのは色だけ。味や硬さ、鋭さなどはそのままだ。
死還り
ラクシアから迷い込んだ冒険者は「死還り」と呼ばれる。これは世界を移動するとき、神々はその存在を一度死んだものと認識するためだ。彼らは、モノクロマティカの神々と知らず知らずのうちに契約しており、この世界で「色」を持つ。それは髪であったり、瞳であったり様々だ。
なお、冒険者の敵対者は殆どが「死還り」である。
ギフト
「死還り」は色に加えて特別な力、「ギフト」を有する。これは神々の力の恩恵であり、モノクロマティカ内でしか扱えない特殊な力だ。初期作成の冒険者は1つのギフトを入手でき、1ランクの上昇ができる。獲得できるギフトは以下の5つの内から1つだ。
【臨死生愛執】(しにのぞみてうまれるあいしゅう)…HPを+1する
【畏怖なる囁声】(いふなるしょうせい)…移動させる、もしくはダメージ
【相討結鎖】(あいうつむすびのくさり)…移動を制限し、与ダメージ上昇
【血濡茨棘】(ちにそぼついばらのとげ)…同じ列の対象に魔法ダメージ
【氷下銀鉤】(ひょうかぎんこう)…防護点、もしくは回避力減少
異形
「死還り」がいつか到達する怪物。世界に色をまき散らし、本能のままに暴れる存在。冒険者や狩猟者にとって最大の敵であるとと同時に、いつか成る存在。この異形にならないために、PC達はラクシアに帰還しなければならない。
なお、筆者としてはPCを異形化して魔物データを作る遊びが流行って欲しいと思っている。
玉彩髄(ぎょくさいずい)
「死還り」や「異形」の持つ力が結晶化したもの。最低価格100Gで買い取ってもらえる。そのため、モノクロマティカの冒険者は敵を倒すだけである程度儲かる。これの収集を目的とした傭兵団もあるぐらい灯だ。
なお、これを利用したよくわからない機械「紅血回路」は列車や街灯、外壁などに使われているメジャーな技術だったりする。
紅血機関
異世界モノクロマティカにおける「冒険者ギルド」のようなもの。紅血回路を独占しており、強力な力を持つ(たぶん)。死還りを「狩猟者」と称して異形や魔物狩りに使っている。その目的は「玉彩髄」の確保である。
たぶん善良な組織?都市上層部とは反目しているようだ。
多層都市と駅
モノクロマティカの魔物は強いため、村や町は軒並み壊滅している。代わりに紅血回路を使った列車や、城壁が発展しており、一カ所に固まって人族は生活している。そのような都市は多層都市と呼ばれ、近未来のSFチックな都市を形成している。
また列車の補給のための小さな町もモノクロマティカ各地には作られており、それを駅と呼ぶ。筆者は最初見たとき『DEATH STRANDING』(2019年)というゲームを思い浮かべた。
キャラクター紹介
今回はPL2人が「死が軽いので紙装甲でも何とかなるだろう」とグラップラーを持ってきました。またリレーキャンペーンになる予定なので、GMもPCを用意して、データを走らせています。
プレイヤーA
ブルファ・マタ・トーラス/18歳/男/大型草食獣リカント
グラップラー…2
スカウト…1
エンハンサー…1
戦闘特技【両手効き】
練技【キャッツアイ】
プレイヤーB
ダイナ・フレイ/20歳/男/アビスボーン
グラップラー…2
スカウト…1
エンハンサー…1
戦闘特技【武器習熟A/格闘】
練技【キャッツアイ】
GMのPC
フェイス=ムーア/15歳/男
プリースト(ライフォス)…1
ドルイド…1
スカウト…1
セージ…1
戦闘特技【魔法拡大/数】
本編
冒険者ギルドで
GM「というわけで、皆さんこんにちは!!」
プレイヤーA・プレイヤーB「「こんにちわ~」」
GM「今日はモノクロマティカのために集まっていただいたわけですが、皆さん読んだ所感はいかがでしでしたでしょうか」
プレイヤーB「全然良かったですよ。世界観説明とか心が躍りました。ただ、マス目戦闘は基本戦闘とあまり変わらなくてビックリしてますね。」
プレイヤーA「いや、そうなんですよね~。僕はこれ、違う計画のものを混ぜちゃったからモノクロマティカに調整されたものじゃないかと思っています~」
GM「むむむ、分からないわけではない。でも世界観は良いですよね!」
プレイヤーB「わかります。あと契約深度とかはバトルブックの系譜を感じますね。ヴァイスシティとか。」
プレイヤーA「そうですね。回復がいらずにスピーディにできるところはそうですよね~。」
GM「確かに。普段は契約深度とか気にしないけど、帰っていくときとか契約する神が何だったかで、特別な能力があったりするのは”それっぽさ”がありますね」
GM「まぁまぁさてさて、とりあえず触ってみて遊んでみてということですよ!!!!とりあえず皆さま、用意よろしいでしょうか~。」
プレイヤーA・B「「はーい」」
GM「では初めていきましょう。ソード・ワールド2.5 モノクロマティカ【境界の彼方へ】、初めていきたいと思います!!よろしくお願いします!!」
プレイヤーA・B「「よろしくお願いします!!」」
GM「皆様はブルライト地方ハーヴェスの冒険者ギルド【ドラゴンファイア】を訪れたばかりの冒険者です。ちとイントロダクション語りますね
冒険者になることを志して、きみたちは冒険者ギルドにやってきた。
玄関ホールに足を踏み入れると、ちょうどカウンターのほうからやってきた冒険者たちとすれ違った。
「⋯泡沫世界?ラクシアとほかの世界を隔てている膜の表面にできた無数のあぶくの中に存在しているとかいう別世界のことだったか?あれって、ただの噂だろ?」
「いやそれが、どうもただの噂ってわけでもないらしい。聞いた話じゃぁ⋯⋯」
幾度もの冒険を経験しているらしき風格を漂わせている先輩冒険者たちは、そんなことを話しながら冒険者ギルドを出ていった。いったい何の話をしていたのだろう?さっぱりわからなかったが、まぁ、 気にする必要はないだろう。そんなことよりも、いまはまず冒険者として登録し、冒険への第一歩を踏み出すことのほうが大切だ!
君たちは笑顔の受付職員が待っているカウンターへと向かって歩き出した」
GM「さて、皆さんは冒険者ギルドにやってきたばかりの者です。酒場では熟練の冒険者が酒を飲んだり、話に興じたりしています。また依頼ボードには【街道にできた〈奈落の魔域〉の破壊】や【薬草採取】、【蛮族退治】などが張られています。ですが、どれもこれもパーティを組んでから来い、と条件に書かれています」
プレイヤーA→ブルファ「なるほど。今、思い出したんですが復讐相手を決めてなかったので魔神の何かにしますか」
プレイヤーB→ダイナ「ではダイナは前のめりになりながら、喋ります。
『シャロウアビス!!ちっ、パーティが条件か…』」
GM「ではそんな二人に1人の少年が声をかけてきます」
GM→フェイス『あれ?君たちも冒険者登録したばかりなの?…もしかしてパーティ組めてない?』
ダイナ『…あぁ?』
フェイス『あ、ごめん。話かけて悪かった…?』
ダイナ『あー、いや…。そうでもねぇ。…お前ぇ小っちぇな、本当に冒険者か?』
ムーア『なんでさ!!本当だよ!ほら、これ冒険者登録証!!…さっき登録したばっかりだけど……これで僕も冒険者だよ!』
ダイナ『さっき登録したってのは俺も同じだが…見たところ魔法師か。』
ムーア『まぁ、そうだね。神聖魔法と森羅魔法が使えるんだ。』
ブルファ『森羅魔法ってことはドルイドだね!珍しい!!』
ダイナ『お前ぇ、そのなりじゃ行く当てもないだろう。どうしたんだ?』
ムーア『いや、実は村長から村を出ていけって言われて…ほとんど着の身着まま飛び出してきたんだ』
ブルファ『そんなことあんのか?!不憫だな』
ムーア『なんでも…でゅ、デュラハン?ってやつに呪われたらしくて……。あれは怖かったよ。黒い甲冑を着て馬に乗ったアンデットに「お前は死ぬ」って言われたんだ。村長いわく「死の宣告」ってやつらしくて、「強くなれ」って放りなげられたんだ』
ダイナ『呪われてんのか。はっ、俺とお揃いだな』
ムーア『君も何か呪いを…?』
ダイナ『いや、俺は生まれつきさ』
ダイナ「そう言ってグローブを外します」
ブルファ『もしかしてアビスボーン?噂には聞いてたけど珍しいな』
ダイナ『そういうあんたもじゃあないか。リカントにしてはデカすぎる』
フェイス『たしかに。でっかいなぁ』
ブルファ『そうらしいな。大型草食獣リカントっていうらしいぜ。まぁ、でもリカントだ、村の皆もこんな感じだったし、俺にその感覚はないな』
ダイナ『聞いたことはある。馬鹿にならねぇタフネスだって…あぁ。』
ブルファ『パワーは自慢だぜ。』
ダイナ『よし!お前らもパーティ単位の依頼で辟易したんだろう?ならいっそ組んぢまおうぜ』
フェイス『うん!いいよ!!』
ブルファ『おぅ、ちょうどいいな。よろしく頼むぜ』
GM「では、皆さんがつつがなくパーティを組むことができそう…というところで青髪の女性が1人、話かけてきます」
???『君たち、パーティを組んだの?……盗み聞きして悪いわね。私も冒険者登録したばっかりでさ。良かったら入れてくれないかしら?』
GM「彼女はにっこりと微笑みながら、蛮族退治の依頼書を片手に寄ってきます。こんな感じの女性です。」
ブルファ「結構かわいいな…」
ダイナ『ふむ、あー。パーティなら4人が適正だな。断る理由もねぇ。俺の本命は〈奈落の魔域〉だったが、腕試しも悪くねぇ』
ブルファ『そうだな。問題ないぞ』
???『よかった。ありがとう!じゃ、この依頼だけど、近くの農村から出されてるものでね…ってあ、自己紹介しないと!私はアマンダ!よろしくね!』
ダイナ『おう。俺はダイナだ』
ブルファ『ブルファ!よろしくな!!』
フェイス『僕はフェイス!よろしく』
GM「では皆さんは蛮族退治の依頼を受けることになるのですが、この依頼はハーヴェスから徒歩で半日程度の農村から出されています。どうやら近くの洞窟に蛮族が住み着いたようで、退治してほしい、とのことです」
ブルファ「村がやられるのは困るなぁ~」
GM「ちなみに報酬は1人500Gです」
ダイナ「お、悪くねぇ依頼だな」
アマンダ『そうだ。村の蛮族討伐だけど、5日間って期限があるの。できれば早くいきましょう?』
ダイナ『じゃあ、ちょっと待ってくれ。ギルドから限度額まで借金してくる。300Gまでだったか…?指輪を買いたくてな』
フェイス『あれ?依頼の前なのにどうして借金するの?そんなにいる?』
ダイナ『あぁ、あの帰ってこれないと困るからな』
GM「…ん?もしやこれバグっぽい挙動では……?」
ダイナ「あはは!さて、300Gを無事に返せるのか。じゃあ借金してきます」
ブルファ「準備がいいな、なるほど((笑))帰ってきたら返せますね」
GM「まぁまぁ、とりあえず出ようとしたら受付嬢に呼び止められます」
受付嬢『あぁ、そういえば保存食をお渡しします!1人1週間分です!』
ダイナ『ん?ありがてぇな』
ブルファ『助かるぜ』
受付嬢『私たちドラゴンファイアは初心者冒険者を支援しています。皆様のお帰りをお待ちしていますね』
GM「では、皆様は冒険者ギルドを出て、平原を進み、村へと出発します。道中は何事もなく進むことができるでしょう。夕方ごろには村長宅で夕食をいただけるでしょう」
村に到着
村長『いやー、よくきてくださいました。冒険者の皆さま方。うちのシチューはうまいですかな?』
ダイナ『あぁ、悪くねぇな。牛のミルクがいい味を出している』
フェイス『とても美味しいです~!あ、そういえば村長!!蛮族が出たっていう洞窟ですが、どんな場所なんでしょう……?』
村長『あぁ、あそこは危なくて誰も近寄らせないようにしておる。あと、なんでも100年ほど前に「ラクシアから別の世界から来た」と嘯く変人がおったらしくてのぅ。その者のせいで気味悪がって、皆、近寄らんのですわ』
ブルファ『なるほど。蛮族にはうってつけって場所なんだな』
村長『ま、ま。今日は早く寝てくださいな。明日は明け方には出ていただけると幸いです。蛮族を早く討伐していただけますと…』
ダイナ『あぁ、分かっている。さて、じゃあ寝させてもらおうかな』
GM「さて皆さんは村長宅の客間を借りて寝ることができます。何事もなく朝を迎えるでしょう。そして村から森を伝い、森から洞窟を伝うことができます。そして!洞窟に入ると蛮族との戦闘になります」
ブルファ「おぉ?」
ダイナ「情緒ないな(笑)」
GM「まぁまぁ、『ごゃぎゃ!』と叫びながら襲ってくるでしょう、ということで戦闘開始!!なんと通常戦闘です!」
ブルファ「本当だ、基本戦闘だ!」
ダイナ『出やがった!お前ら!最初の連携だ』
アマンダ『私は後ろから弓で支援するわ』
ブルファ『まぁ、お手並み拝見ってところだな』
GM「ちなみにフェイスは、初手でフィールドプロテクションをします。なぜかというと、まだここで死なれると困るので…」
ダイナ「あっはは、シナリオ終わっちゃいますもんね」
GM「いや、まぁ、何とかはなるんですがシナリオ通りではないという」
ブルファ「たしかに?死んでモノクロマティカ行きですね」
GM「では魔物知識判定に参りましょう!!」
フェイス=ムーア : 2d+1+3 セージ知識 (2D6+1+3) > 5[4,1]+1+3 > 9
フェイス=ムーア : 2d+1+3 セージ知識 (2D6+1+3) > 6[2,4]+1+3 > 10
GM「ふむふむ、ではこの魔物はサーベルフッド3体とアローフッド2体であることが分かりますね。では続いて、先制判定に参りましょう。」
ダイナ・フレイ : 2D6+1+2 スカウト+敏捷B > 7[2,5]+1+(12/6) > 10
ブルファ:2d+1+3 スカウト運動 (2D6+1+3) > 12[6,6]+1+3 > 16
ブルファ『こっちだ!敵に注意!』
フェイス『皆、後ろに下がって!加護をかけるよ!!』
ダイナ『あぁ!わかった!』
フェイス『フィールドプロテクション!!』
フェイス=ムーア : 2d+4+0+0 神聖魔法行使 > 12[6,6]+4+0+0 > 16
GM「6ゾロ出ちゃった…」
ブルファ「ここで出す必要全くないのに((笑))」
ダイナ「先制判定といい、開幕から飛ばしてますね。」
ブルファ「じゃあ手番を貰いますね~。キャッツアイをまずは宣言!そして両手効きで攻撃!!」
ブルファ:MP : 12 → 9
ブルファ : 2d+6+1 命中力/アイアンボックス1H > 7[5,2]+6+1 > 14
ブルファ: 2d+6+1-2 命中力/アイアンボックス1H> 8[3,5]+6+1-2 > 13
ブルファ : 2d+6+1-2 命中力/アイアンボックス1H> 3[2,1]+6+1-2 > 8
ブルファ・マタ・トーラス : k10[(11+0)]+4+0$+0#0 ダメージ/アイアンボックス1H KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[5,1]=6 > 3+4 > 7
ブルファ・マタ・トーラス : k10[(11+0)]+4+0$+0#0 ダメージ/アイアンボックス1H KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[2,2]=4 > 1+4 > 5
[ サーベルフッドA ] HP : 13 → 5
ブルファ『ぶん殴るぜ!!』
ダイナ『よっしゃ!じゃあ俺も!』
ダイナ・フレイ : x2 2d6+2+(20/6)+11 アイアン #1 (2D6+2+(20/6)+1) > 5[3,2]+2+(20/6)+1>11
10[5,5]+2+(20/6)+1 > 16
ダイナ・フレイ : x2 K5+2+(24/6)+1+2 #1 [11]+9 > 2D:[2,1]=3 > 0+9 > 9
#2 KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[5,5]=10 > 5+9 > 14
GM「素晴らしい!どちらも命中で9点、14点ダメージですね!!」
ダイナ「まぁこんなもんですね」
ブルファ「サーベルフッドは倒れるかな?」
GM「倒れますね」
[ サーベルフッドA ] HP : 5 → -14
GM「あとアマンダが弓を撃ちます。固定値で算出するので命中して、ダメージだけ出しますね。」
アマンダ : 2d+1 (2D6+1) > 5[3,2]+1 > 6
[ サーベルフッドB ] HP : 13 → 9
アマンダ『撃ちぬいたわ!あの怪我したフッドを狙って!』
ダイナ『了解!』
GM「ではサーベルフッドの攻撃です。ランダムで対象を決定します」
2d2 (2D2) > 3[2,1] > 3
GM「それぞれに1回ずつ攻撃する感じですね。命中11です。回避をお願いします」
ブルファ・マタ・トーラス : 2d+6+0 回避力 (2D6+6+0) > 9[3,6]+6+0 > 15
ダイナ・フレイ : 2d6+2+(12/6)+1+0 回避 (2D6+2+(12/6)+1+0) > 6[4,2]+2+(12/6)+1+0 > 11
GM「おや、どちらも回避ですな。気を取り直してアローフッドたちが矢を撃ってきます」
アローフッドA: 2d2 (2D2) > 2[1,1] > 2
GM「どちらもブルファを狙ってきます。命中10で回避をどうぞ」
ブルファ : x2 2d+6 回避力
#1 (2D6+6+0) > 8[2,6]+6+0 > 14
#2 (2D6+6+0) > 2[1,1]+6+0 > 8
ブルファ「うわ!50点だ!!」
GM「おっと、自動失敗なのでダメージを出しますね。何点でるかな…?」
アローフッドA : 2d+1 (2D6+1) > 9[4,5]+1 > 10
[ ブルファ・マタ・トーラス ] HP : 18 → 8
GM「10点のダメージでした。さて、では皆さんのラウンドです」
ダイナ『ブルファ!全力で3回殴れば倒しきれるか?!』
ブルファ『可能性はある!!それか変身して体力を回復するかだ!』
アマンダ『私は弓を必ず当てるわ。まずは私から撃つわ!』
アマンダ : 2d+1 (2D6+1) > 12[6,6]+1 > 13
system : [ サーベルフッドB ] HP : 9 → -2
GM「?!」
ダイナ『アマンダ…お前ぇ強ぇな!よし、もう一体は俺がやりきる!』
ダイナ・フレイ : x2 2d6+2+(20/6)+1+1 アイアン
#1 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 9[3,6]+2+(20/6)+1+1 > 16
#2 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 4[1,3]+2+(20/6)+1+1 > 11
GM「サーベルフッドの回避力は9なのでどちらも命中!!」
ダイナ・フレイ : x2 K5+2+(24/6)+1+2+0
#1 KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[5,5]=10 > 5+9 > 14
#2 KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[5,4]=9 > 4+9 > 13
system : [ サーベルフッドC ] HP : 13 → -10
ブルファ『いいダメージだ!俺は前に出て弓野郎を片付ける!』
ブルファ「ということで通常移動で殴ります」
GM「はーい、どうぞ。アローフッドの回避は8!」
ブルファ : x2 2d+6+1-2 命中力/アイアンボックス1H《両手利き》
#1 (2D6+6+1-2) > 8[5,3]+6+1-2 > 13
#2 (2D6+6+1-2) > 8[4,4]+6+1-2 > 13
ブルファ : 2d+6+1 命中力/アイアンボックス1H (2D6+6+1) > 9[3,6]+6+1 > 16
ブルファ : x3 k10[(11+0)]+4+0$+0#0 ダメージ/アイアンボックス1H
#1 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[2,2]=4 > 1+4 > 5
#2 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[1,3]=4 > 1+4 > 5
#3 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[1,2]=3 > 1+4 > 5
ブルファ「うーん、ダメージが低い。草食獣リカントだからか…。」
ダイナ「そうですね。他のリカントと違って筋力ボーナスが増えるわけじゃないですからね」
GM「とりあえず、フェイスは一歩前進して行動終了にしますね。では、アローフッド!!ランダムな対象に命中10で攻撃!!」
アローフッドB : 1d2 (1D2) > 1
ダイナ『ブルファ!避けろ!!』
ブルファ『うぉぉぉ!』
ブルファ・マタ・トーラス : 2d+6+0 回避力 (2D6+6+0) > 6[1,5]+6+0 > 12ブルファ「じゃあ次の手番貰いますね。両手効きを使わずに攻撃!」
ブルファ : 2d+6+1 命中/アイアンボックス (2D6+6+1) > 9[5,4]+6+1 > 16
ブルファ : 2d+6+1 命中/アイアンボックス (2D6+6+1) > 3[2,1]+6+1 > 10
ブルファ : x2 k10[(11+0)]+4+0$+0#0 ダメージ/アイアンボックス1H
#1 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[5,1]=6 > 3+4 > 7
#2 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[5,5]=10 > 5+4 > 9
GM「それは痛い!!アローフッドは渾身の一撃に耐えられずに倒れ伏すでしょう!」
[メイン] system : [ アローフッドA ] HP : 10 → -4
GM「というわけで戦闘終了です!お疲れ様です!剥ぎ取りをしましょう」
ブルファ「とりあえず回復をしたい…(笑))」
ダイナ「誰も草とかレンジャーを持っていてないのでは?」
ブルファ『おい!そこの女!回復する手段は持ってねぇか!』
アマンダ『あら、失礼ね。でも私は全ての行為判定を+3で行えるわ』
ダイナ「おい、強えーな!!」
ブルファ「すべての行為判定!?メタ発言だけど素直に嬉しい…」
ダイナ「だが、アウェイクンポーション以外のものは何もない」
GM「村に帰れば回復できるから、そんなに心配することではないのでは…?さてさて、とりあえず剥ぎ取りしてみましょうか」
フェイス : 2d6 (2D6) > 8[4,4] > 8
ダイナ・フレイ:2d6 (2D6) > 7[6,1] > 7
ダイナ・フレイ:2d6 (2D6) > 7[3,5] > 8
ブルファ・マタ・トーラス : 2d6 (2D6) > 6[3,3] > 6
ブルファ・マタ・トーラス : 2d6 (2D6) > 11[6,5] > 11
GM「ふむふむ、汚いフードが80G、粗末な武器が50Gですね」
ダイナ『このフード、汚ねぇな…』
フェイス『しょっぱいですね…』
GM「そんな感じで戦利品の処理を行っている最中、アマンダが洞窟の隠し部屋のようなものを発見します」
ブルファ「お?」
アマンダ『あら…?ねぇ、皆こっちに来て、何かあるわ!!』
GM「そしてその部屋には壁に壁画が描かれていた。
【8枚の翼を持つ巨大な漆黒の蛇】
【青白いクラゲのような頭を持つ女性】
【赤い大蜘蛛のような下半身を持つ美女】
【白い針のような身体と四肢を持つ女性】
【ドロドロとした不定形の身体を持つ少年】
そして床には魔法陣が刻まれており、4つの紋章が見え隠れしていた。」
ダイナ『なんだこれは…』
フェイス『なんか怖い…』
ブルファ『見たことない聖印?紋章だな』
アマンダ『あぁ、やっぱりここにあったのね…』
GM「彼女は空洞の中央に跪いて、詠唱を始めます」
アマンダ『境界の番人ティルカトよ!あたしを在るべき場所に帰らせ給え!世界の境界を越え、あなたが棲まうモノクロマティカへと至る扉を開き給え!』
ダイナ『おい、お前何をやってる?』
ブルファ『なんだぁ?』
GM「彼女の詠唱と同時に魔法陣を中心にして、蜘蛛の巣のようなものが広がり、身動きが取れなくなります。何か強大な存在があなた達を覗いている…そんな感覚もします。」
ダイナ『な、なんだ?!体が動かない!!』
GM「そうして貴方たちはゆっくりと意識を失っていくでしょう
…SANチェック!!」
ブルファ「SAN値チェック!!」
ダイナ「1d100ぐらいかな?(笑)」
GM「うわー!白痴の魔王かな?まぁ、SAN値なんてないんですが」
ダイナ・ブルファ「「wwwww」」
いざ異世界へ
GM「さてさて、ではちょっと描写を読み上げますね…
気がつくと、きみたちは暗闇の中に倒れていた。
洞窟の中で意識を失ったことを覚えていたので、まだ洞窟の中にいるのだろうと思っていたが、かすかに風を感じる。
いつの間に外に出ていたのだろうか?立ち上がる時、手に硬いものが触れた。地面に、2本の赤く発光する金属が平行に敷かれている。
これは、線路だ。
ここに線路があるということは?」
GM「では皆さん、危険感知判定を行ってください!目標は10です!」
ダイナ『あぁ、うぁ…なんだ』
ブルファ『こ、これは線路なのか?』
GM「白黒の景色の中、確かに赤い線が2本走っています」
ダイナ『なんだこの景色は、すべてがモノクロに見える…』
ダイナ・フレイ : 2D6+1+(15/6) スカウト+知力B (2D6+1+(15/6)) > 9[5,4]+1+(15/6) > 12
ブルファ・マタ・トーラス : 2d+1+2 スカウト観察 (2D6+1+2) > 11[6,5]+1+2 > 14
フェイス=ムーア : 2d+1+3 スカウト観察 (2D6+1+3) >
3[1,2]+1+3 > 7
GM「成功です!ではブルファとダイナ2人の耳に【カンカンカンカン】と鐘の鳴る音が届き、それと同時に早く大きい何かが近づく轟音が入ってきます。このままでは危ないでしょう」
ブルファ『ここは線路だ!ということは列車が来るぞ!危ない!!』
フェイス『…え?あ、うん』
GM「皆さんが線路から逃避したあと、赤い灯と共に列車がやってきます。そしてキキィと甲高い音を鳴らしながら、貴方たちの前に止まるでしょう。
そうしてふと気づきます。この世界に色彩がないということに…」
ブルファ『なんだこの灰色の列車は…』
ダイナ『白黒で世界が…それに洞窟にいたはずなのにどういうことだ!?』
フェイス『そらも青くないね』
GM「そして緊急停止した、2本の赤い線が走る灰色の列車から1人の青年が下りてきて話しかけてきます。人間のようです。しかし彼は全体的に灰色であり、唯一、目だけが紺碧色です。」
???『蜷帙◆縺。縲√←縺?@縺ヲ縺薙s縺ェ蜊ア縺ェ縺?→縺薙m縺ォ?溘b縺励°縺励※豁サ驍?j?』
ブルファ『な、なにをいってるんだコイツは…』
ダイナ『わ、わからない。ここは…奈落の魔域なのか……?』
???『……この言葉なら通じるかな?』
ブルファ『おぉ、よぅ。それだそれ、ちゃんと喋れるじゃねぇか』
どうやら君たちはラクシア人のようだね。ようこそモノクロマティカへ
ダイナ『ラクシア人……いったい何のことを言っているんだ??』
フェイス『どういうことですか…?』
???『色々と聞きたいことがあるだろうが。まずは乗ってくれ。ここは異形で溢れていて危険だ。急いで出発したい』
ブルファ『あ、あぁ。…そういえばアマンダは?』
GM「そうですね。ここで皆さんはアマンダの姿がないことに気づくことができます」
ダイナ『あの女…してやられたか?恐らく転移だろうが、こんな場所ラクシアに存在すんのか…? 』
???『すまないが、直ぐに出発しなければならに。探し人がいるかもしれないが、ここは乗ってくれ』
ブルファ『あいつが最後に唱えていた呪文は何だったんだ?』
フェイス『なんだたんでしょう…ひとまず乗りましょう!!』
GM「さて、皆さんは困惑しながらも、灰色に赤い線の入った列車に乗り込むことになります。シュッポシュッポと音を鳴らしながら、列車は進んでいきます。そして魔物らしき遠吠えが聞こえてきます。そちらに目を向けると、不自然に膨れ上がった巨躯に溢れる色彩、虹色の陽炎を立ち昇らせ、5つの眼をぎょろりと向ける怪物が…」
ブルファ「ところでダイナは列車に乗って大丈夫なんですか?」
ダイナ「あ…」
GM「なるほど?たしかに酔っちゃいますよね」
ダイナ「クソ、栄光無きにしとけばよかった…!!」
ダイナ『オウェ……』
???『君、大丈夫かい?』
ダイナ『あぁ、いや大丈夫じゃないが…。呪いが発動しているってことは【奈落の魔域】でも無ぇんだな。ここは、モノクロマティカとかいったか?…おぇ、おぼぼぼぼ』
ブルファ『大丈夫か…?水でも持ってこようか……?』
ダイナ『くそ、話しかけんな。おぇぇぇ……』
ブルファ『……ところでこの列車、もう少し天井が高くならねぇか?ぶち破っちまいそうだ』
???『あぁ、それならこっちだ。最後尾なら荷台になっていて天井も高い』
ブルファ『おぉ、ありがとな。人間用だとちと狭いんだ』
???『そうか、あとで飯も持ってこよう。ひとまずは説明だ。』
ダイナ『俺に…この中を歩けってか』
???『もちろんだ。それともそれが出来ないほど君は柔なのかな?』
ダイナ『おい…このクソ列車が誰のものか知らねぇが、廊下が俺の胃液塗れになってもいいってんだな……』
???『……はぁ、全く。アビスカースがそれほど酷いのは初めて見たよ。わかった、肩を貸そう。ほら、ゆっくり歩くぞ』
GM「では揺れる列車の中、あなたたちは食堂車を通って貨物室まで到着します。そして彼は腰掛け、話を始めます。」
ブルファ「食堂車まであんのか、豪華だなぁ」
???『さて、じゃあ自己紹介しような。あぁ、君は横になるか窓を向いて…。僕はセレスタン・ベルクール。紅血機関に所属する狩猟者の1人だ。今はこの列車の護衛を引きうけている。…まだ受け入れられないかもしれないが、ここは君たちのいたラクシアじゃあ無い。モノクロマティカと呼ばれる別の世界なんだ。見ての通り、ここには色がない。すべてが白と黒の濃淡で表せるんだ』
ダイナ『だが…おぇ、あんたの眼には色があるじゃあないか」
セレステン『はは、いい質問だね。この世界では【色】は神の領域。そんな神の力をその身に宿す人間を【死還り】と呼ぶんだ。』
ブルファ『…つまりあんたは一度、死んで生き返ったってことか?』
セレスタン『そう、僕は一度死に、だけど死にきれない未練で神と契約を交わし、この世界にしがみついてる。そして気づいているかい?君たちの体にも色が宿ってる。そう…君らも【死還り】になっているんだ』
ダイナ『なんだって…?俺たちが死んだ……?』
ブルファ『たしかに、ダイナの髪には色がついてる…』
セレスタン『どうやら、ラクシアの神はモノクロマティカに渡ったものを例外なく死者として認識するらしい。この世界が呪われているのか、世界と世界を渡ること自体が生まれ代わりと認識されるのか』
セレスタン『そして【死還り】は神との契約の証。……覚えてないかい?この世界に来る最中、偉大な何者かと出会わなかったのか』
ダイナ『妙な女が儀式のような詠唱をしていやがった。おそらく俺はそれに巻き込まれた、その時に妙な名を聞いたな。それに…いや、だが覚えてねぇ、一瞬聞いただけだったからな。』
ブルファ『そうだな、場所も変だった。洞窟のような儀式場のような、壁画と紋章が刻まれてた…』
フレスタル『その紋章というのはこんなものかな』
GM「彼はそういって腕を差し出します。そこには4つの契約印が…詳細はモノクロマティカのルールブックp120を見てください!!」
セレスタン『あぁ、床に刻まれていた紋章だな。これが何か分かるのか?』
これはモノクロマティカの世界の神々の印だ。神はこの印を通じて我々に契約と【ギフト】をもたらしてくれる。そうなると、その洞窟というのはモノクロマティカに由来した場所なのかもしれないね』
ダイナ『はた迷惑な野郎だ…』
セレスタン『その彼女というのが誰なのかは気になるが、ひとまずは安全だろう』
ブルファ『待て待て、どうやってラクシアに帰ればいいんだ?アビスコアみたいなもんがあるのか?』
セレスタン『ふむ……………そうだね。ラクシアに帰る方法は主に3つ。
1つめ、境界の神ティルカトに祈り、その力で帰らせてもらうこと。
2つ目、遺産やアーティファクトと呼ばれる強力な力を持つ魔法のアイテムを力を借りること。
3つ目、モノクロマティカで発生する【奈落の魔域】を攻略し、ラクシアに帰れることを祈りながら、アビスコアを破壊すること』
ブルファ『なるほど…そのティル?何とかはよくわかんねぇけど、奈落のコアを壊すんなら簡単じゃないか?』
セレスタン『いや、奈落の魔域はモノクロマティカでもラクシアでもない世界。ともすれば、どちらでもない世界に飛ばされるかもしれない。最も、殆どがモノクロマティカに戻ってくるんだけどね。博打みたいなものさ。
そして、境界の神ティルカトは気紛れな神。移り気に君たちをラクシアから呼び戻すこともありえるだろう。』
ダイナ『おぇ……なら、自分たちの力で確実に帰るには、強大な魔法の遺物を探し出し、その力を発揮するしかないってわけか。』
セレスタン『そうなるね』
ブルファ『面倒くさいね』
ダイナ『お前、俺たちのことを指してラクシア人と呼んだな。…主観でいい、お前が出会った奴の中で、この世界から帰れる人間を何人見た?』
セレスタン『うーん、一人かな。50…いや、60人は会ったけど、その1人を除いて、みんな異形に成り果てた。』
ダイナ『異形?』
セレスタン『…僕たちは神と契約したんだ。その契約した神は、少しづづ僕たちに近づいてくる。このモノクロマティカで【死還り】は死なない…いや死ねないんだ。その力は強大だけど、同時に呪いでもある。
そして死ねば死ぬほど、僕たちに色がついていく。アビスボーンの君には髪が色に溢れてるだろう?だんだんと肩、腕、装備にも色が付き始める。
そうして最後にはラクシアと全く同じような色付きになるけど、話はそれで終わらない。神の力はそこで止まらない。色は溢れていき、世界を侵食し始める。そうなると君は異形になる。本能のままに暴れまわる存在だ。
そうして討伐されるのさ』
ブルファ『待て待て、神々だって?ティダン神とかがそんなことをするのか?』
セレスタン『ティダン?ふふ、まさか。ティダン神はそんなことしないし、モノクロマティカにも興味がないんじゃないかな?この世界を支配する主な神は五神。
絶望の根源、アズナレプス。
夢見る女神、エティラエル。
境界の番人、ティルカト。
時の娘、ネラインガトス。
姿無き混沌メドロ。
彼ら彼女らが僕たちを生き返らし、契約し、力を与えているのさ。…もっとも僕は疫病神だと思ってるけどね。』
ダイナ『なるほど。つまりここモノクロマティカは、法則から成り立ちからラクシアとは全く別物ってわけだな』
セレスタン『ま、僕はモノクロマティカ生まれだから、ラクシアのことは分からないかな。でも、そういう認識で構わないよ。』
ブルファ『ふぅん。難しいな。慣れるまではよくわかんねぇけど、とにかく頑張らねぇといけねぇんだな』
フェイス『僕も帰りたい…』
セレスタン『さて、ラクシアから来た君たちには案内することがある。この列車は途中の駅で荷物を受け取りながら多層都市「ル=ヴァイユ」に向かっている。
君たちはその都市で、紅血機関の保護を受けることが出来る。紅血機関はラクシアでいう冒険者ギルドみたいなものだ。そして一刻も早く、ラクシアへの帰還を目指すべきだ。
さっきもいったけど【死還り】は強大な力を持つ。だけど同時にそれは呪いだ。この世界に居て、死ねば死ぬほど神との繋がりが強くなり、いずれ異形になってしまう。それは僕たちも君たちも望むところじゃないはずだ。』
ブルファ『あぁ、そうだな』
ダイナ『とっととギルドに300Gを返さないといけねぇ』
セレスタン『はは、借金かい。面白い理由だね』
ダイナ『…ま、それは冗談として、俺には弟分がいるんだ。こんなところに留まりつづけるわけにはいけねぇ』
ブルファ『いや待て、300Gは冗談じゃねぇだろ?ちゃんと返せよ??』
ダイナ『300Gはどうなってもいいだろ?!』
ブルファ『300Gはちゃんと返せよ?』
ダイナ『…いや、300Gはちゃんと返すよ。返した上で弟分に合うんだよ!』
ブルファ『むぅ、まぁそうだな。それで弟がいるんだなお前には』
ダイナ『血は繋がってねぇが、弟みたいなやつだ。いい奴だ、300Gなんて目じゃないみてぇにな』
セレスタル『ま、そういうことだね。帰りたかったら紅血機関に所属すると良い。説明はこんなところかな。ひとまずはゆっくり休憩してくれ。後で仕事を手伝ってくれるといいけど…アビスボーン君は無理しなくていいよ。』
ダイナ『おぇ…いわれると吐き気がまた……。この列車はいつ止まるんだ?』
セレスタル『明日の朝、ランテネ駅で止まる予定だね』
ダイナ『うっぷ…わかった。とりあえずそこまでは休ませてもらおう』
フェイス『あ、大丈夫ですか?魔法で何とかなるかなぁ……
ウィングフライヤー!!』
GM「そういって魔法をかけてきます。ダイナは10秒間浮くでしょう」
ブルファ「慣性の法則で凄いことになるんじゃ…(笑)」
ダイナ『おぉ?!?!?ゥプ、あああ、ありがとう。気が楽になったォぇ』
フェイス『本当ですか!良かった!!あと4回は掛けれますよ!!』
ダイナ『いや待て、冗談じゃない!!今のは気ぃ使ったんだよ!妙な浮遊感とその後の揺れと…ぉおぇぇええええ』
フェイス『わわ、ごめんなさい。えーと、ぬ、濡れタオルとかがいいかな』
ブルファ『ラクシアの魔導列車ではこういうとき、酔い止めの薬や薬草が用意されてることがあるって聞いたんだが、ここでは無いのか?セレスタン』
セレスタン『あぁ、備え付けであるけど…薬を出そうか』
ダイナ「呪いに薬って効くのかな…?」
GM「まぁ、気持ち的なものでしょう少しはよくなりますね」
ブルファ「適当に言ったけど効果あって良かった(笑)」
GM「ではそんな感じで夜は更けていき、翌朝を迎えるでしょう。
翌日の朝。紅血列車はランテネ駅に到着した。ランテネ駅は、石遣りの高い外壁に囲まれた砦のような街だった。
紅血列車は、頑丈そうな鋼鉄でつくられた大扉を通り抜けた後、古めかし街並みの間を通り抜け、街のほぼ中心に建設された停車駅へと入る。
『この駅では、食料や日用品のほかに〈玉彩随〉を積み込むことになっているんだ。出発は、明日。明後日には多層都市ル・ヴァイユに到着する予定だ』セレスタンが教えてくれた。」
ブルファ『玉彩髄?』
セレスタル『異形や、死還りから採れる、神の力を宿した結晶さ。いい金になるし、特別な力を宿してるんだ』
ダイナ『そういえばこのモノクロマティカの通貨は何なんだ?まさかガメルか?』
セレスタル『そうだね。ガメルだよ。』
ダイナ『マジか!!ガメル神すげぇな!!』
セレスタル『はは、そうだね。ラクシア人はたいていそのことに驚くよ』
ダイナ『もしかしたら、最も偉大な神はガメル神かもしれねぇな…』
セレスタル『はは、まぁ確かに。ライフォス神やダルクレム神よりか馴染み深いかもね』
ブルファ「ところでHPとMP回復しておいていいですかね?」
GM「あ、どうぞ~」
ダイナ「モノクロマティカでも変わらず回復するの不思議だな……」
GM「ま、そんなところで「聞き耳判定」をしてみましょう」
ダイナ「聞き耳だ!!うぉぉぉぉ!」
ダイナ・フレイ : 2D6+1+(15/6) スカウト+知力B > 9[3,6]+1+(15/6) > 12ブルファ・マタ・トーラス : 2d+1+2 スカウト観察 > 9[5,4]+1+2 > 12
GM「ふむふむ、ではセレスタルと駅員の会話が聞こえてきます」
セレスタル『玉彩髄はどうなっているんだ?積み荷はまだか?』
駅員『それが…バルカルス砦からやってくるものがまだでして…残念ながら在庫が無く、お渡しできないのですよ。』
セレスタル『そんな!ありえない!!契約違反だ!動くこともできないんだぞ!』
駅員『ですが…ないものは無いので、どうしろと言われましても』
GM「どうやら揉めている様子です」
ダイナ「じゃあそっちに歩み寄って」
ダイナ『おい、玉彩が何だって?何を揉めてるんだ?』
セレスタル『うぅむ、実は燃料の玉彩髄が届いてないんだ。このままだと列車を動かせない』
ダイナ『あぁ?あのデッカイの魔動列車じゃないのか…さっき言ってた金になる奴で動いてるのか……?』
ブルファ『じゃあ歩いて移動するか』
セレスタル『いやいや、そんなこと危なくてできない。君たちも来ただろう?5つの眼を持つ異形の魔物を。あんなのが荒野にはうじゃうじゃしてる。装甲の硬く、早い列車じゃないと直ぐに追いつかれてお陀仏だ』
ブルファ『ありゃ魔神か?』
セレスタル『いや、言った通り異形だ。……あぁ、ラクシアから昨日来たばかりだと馴染みがないか。僕たち【死還り】の行く着く先さ』
ダイナ『なるほどな。この世界じゃ色付きの魔物を異形と呼ぶのか。単純に化け物という意味じゃなかったんだな。
それにしてもこの列車、魔動機械じゃなかったんだな。玉彩髄とやらは、そんなに巨大なエネルギーを賄えるのか』
セレスタル『あぁ、神々の力が結晶化したものだ。さぞエネルギー効率はいいんだろう。まぁ、僕は専門じゃないから、詳しいことは紅血機関に所属してから技師に聞いてくれ。僕が知っているのは大きければ大きいほど、金になるってことだ。クリーピービーストとか倒すと、いい小遣いになる』
ダイナ『なるほど。異形から玉彩髄は採れるんだな』
フレスタル『それだけじゃない。【死還り】からも採取できる。…あまり言いたくはないが、君たちを殺してその中から玉彩髄を掻っ捌く…ということも出来ることは出来る』
ダイナ『おいおい、俺たちは燃料になるなんて御免だぜ?』
フレスタル『あぁ、分かってる!!』
フレスタル『普段は蘇ってきた魔物を倒し、あるいは異形を狩り、それをここまで運んでくるはずなんだが、まだ商人が到着してないみたいだ。
……すまないが、もしよければ君たちも商人を探しにいってくれないか?報酬は当然出す。1人頭600Gだ。最低でも玉砕髄を回収できればOK。商人は…状況によっては諦めてもいいだろう』
ブルファ『ま、できることは手伝うぜ』
ダイナ『列車の中でずっと酔っててやきもきしてたんだ。体を動かさせろ』
フレスタル『よし、荒野には徒歩で向かう。問題無いか?』
ダイナ『万々歳じゃないか』
商人を探して
GM「というようなことで、皆さんは道なき道を歩み、荒野へと進むことになるでしょう。」
ブルファ「よっしゃあ!荒野とか平原はちょっとワクワクするぜ」
GM「石の道しるべを頼りに、砦への道を進むと道中、道の真ん中で横転している馬車を発見します。そして、その周辺には体の一部に色が付いた狼が荷物を漁っています。このままでは玉彩髄を荒らされるかもしれません」
ダイナ『やられちまったか……?』
ブルファ『あれが異形か?』
フレスタル『いや、あれは異形じゃない。死還りだ』
ブルファ『おぉう?もう、わけわからねぇ』
フレスタル『はは、最初のうちはそうだろう』
ブルファ『なんなんだ…だが、敵なんだな?』
フレスタル『あぁ、そうだ。あれも倒して掻っ捌けば、玉彩髄が出て少しは足しになるかもしれない。ひとまず倒して商人の安否を確認しよう』
ダイナ『んじゃあ、やっちまうか』
ブルファ『倒せばいいってんなら分かりやすい。やっちまうか』
フェイス『皆さん、戦いましょう!!』
中間戦闘
GM「では、ということで戦闘開始です!!どーん!!」
ダイナ「おぉ!!凄い!!!!」
GM「ブルファの中の人に無理を言って作ってもらった戦闘マップです!」
ブルファ「いやー、頑張りました」
GM「で、ウルフの配置なのですがルールブックに従って処理します。Iの6から順番に、I5、I4と配置されます。詳細は114pを参照!今回は全員ウルフなので、高い低いは無視してください」
ダイナ「なるほど?なるほど、そうなるのか」
ブルファ「そうっすね。上から順番にポンポンポンですね」
GM「ここ分かりづらいですよね~。じゃあ何処でランダムを振るんですかねっていう」
ダイナ「あれかな?高レベルのギフトだとランダム発生効果あるからかな」
ブルファ「それで配置ですけど、敵からずれたE4とかいいのかな?」
ダイナ「いや、でもフィルプロがあるから後方開始では?」
GM「確かに。ではそうしますか」
GM「では、魔物知識判定と先制判定を参りましょう」
フェイス=ムーア : 2d+1+3 セージ知識 (2D6+1+3) > 7[6,1]+1+3
> 11
ダイナ・フレイ : 2D6+1+(12/6) スカウト+敏捷B (2D6+1+(12/6)) > 5[2,3]+1+(12/6) > 8
ブルファ・マタ・トーラス : 2d+1+3 スカウト運動 (2D6+1+3) > 10[5,5]+1+3 > 14
GM「先制もデータも抜けていますね!!相手はウルフ(Ⅰ450頁)、ただし死還りでランク2の「血濡茨棘」(ちにそぼついばらのとげを持っています」
フェイス『あのウルフギフト持ちです!!それも「血濡茨棘」!』
ダイナ『…なんでお前知ってんだ?』
GM「た…たしかに」
ブルファ「いや、ここは昨日の夜に教えてもらったとか?」
GM「それにしましょう!!(笑)」
GM「さて、では先制は取れているのでPC側からの行動です。まずはフィールドプロテクション!!」
フェイス『皆さん、神のご加護を!!ウルフの縦列には立たないように』
フェイス=ムーア : 2d+4神聖魔法行使 (2D6+4+0+0) > 8[2,6]+4+0+0 > 12
ダイナ「これどっち縦列でしたっけ?(笑)」
GM「横が15マスぐらいが縦列のはず。つまり我々から見た縦と横が逆転してます!!なんでだ?!」
ダイナ「分かりづらい……なんで逆にしなかったんだ!!??」
ブルファ「まぁまぁ、先頭方向に対して、ってことですよ」
GM「複雑だ……」
ダイナ「でもこれさ!マップ横なんだから横と縦はそのままでいいじゃん!!」
GM「デザイナー……ま、まぁ先制判定は上手いこといってるんでそのまま行動を宣言しちゃってください!!」
ブルファ「僕から動きますか。ところで何ですが獣変貌しといたことにしても大丈夫でしょうか?」
GM「ま、まぁ馬車が見えた段階でいけれたら…良いでしょう」
ダイナ「え?いうて我々、殴れるのは次のラウンドからでは?」
ブルファ「いや、このラウンドからでも攻撃できますよ」
ダイナ「あれ?じゃあ僕の解釈が間違ってるのかな?」
ブルファ「移動は真横のエリアマスにだけできる感じですね。CからDに移動できます。ただ、この前線のエリア全ては接触範囲(5m)の中と解釈されるんで、移動したあとでも近接攻撃できるという」
ダイナ「あ!そういうことね!!いや、なんか脳がバグる…」
ブルファ「マス目使うのはあくまで、ギフトだけってことですね」
GM「なんでマス目戦闘って名前にしたんだ?!ギフト戦闘って名前にしとけよ~~~!!!!!!!」
ブルファ「まぁまぁ、とりあえず戦略練りますか。配置としては僕とフェイスの位置は逆にしましょう。A4とB6これで前に移動した後に敵を挟んで『氷下銀鉤』ができるはず」
ダイナ「いや、これは挟めないのでは?」
GM「ですね。【畏怖なる囁声】は1マスのみ移動なので、挟むにはあと1ラウンドいるはず」
ブルファ「あー、なるほど。それだとどうやっても2ラウンド目からになるんですね」
ダイナ「ですね。戦闘の設計上、1ラウンド目は普通に殴ると」
ブルファ「あー、付属のプロローグ、途中でギフトを思い出したのは途中から必要になるからなんすね」
GM「ほへー、じゃあ普通に移動して攻撃ですかね?」
ブルファ「です。ウルフBを殴ります!なんかめっちゃ離れてるように見えるけど!I2にいるやつです!キャッツアイを宣言して両手効き!」
GM「これって同じマスに、2体のキャラクターは存在できるのかな?」
ダイナ・ブルファ「「ダメです」」
GM「あ、ダメなんだ…。そしてGMよりよっぽど読み込んでる!(笑)
さて、ウルフの回避は9です!」
ブルファ : x2 2d+6+1-2 命中力/アイアンボックス1H《両手利き》
#1 (2D6+6+1-2) > 5[2,3]+6+1-2 > 10
#2 (2D6+6+1-2) > 7[4,3]+6+1-2 > 12
ブルファ : 2d+6+1 命中力/アイアンボックス1H #1 (2D6+6+1) > 7[1,6]+6+1 > 14
GM「全部命中!ダメージどうぞ!!」
ブルファ : x3 k10[(11+0)]+4+0$+0#0 ダメージ/アイアンボックス1H
#1 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[6,2]=8 > 4+4 > 8
#2 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[5,6 6,5 6,1]=11,11,7 > 6,6,3+4 > 2回転 > 19
#3 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[5,4]=9 > 5+4 > 9
[ ウルフB ] HP : 12 → -21
ブルファ「うわぁ!回った!!でも頭突きをやりたかった!」
GM「素晴らしい。32点ダメージ!!」
ダイナ「いいなぁ……2回転してるのがさすが」
ブルファ『もぉぉおぉぉぉ!!もぉぉ!!』
フェイス『凄い……暴れる牛、闘牛みたいだ!』
ダイナ『いいねぇ。さて、俺も暴れるかね』
ダイナ「ではウルフC。Iの3にいる奴にキャッツアイからの攻撃!」
ダイナ・フレイ : x2 2d6+2+(20/6)+1+1 アイアン
#1 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 6[2,4]+2+(20/6)+1+1 > 13
#2 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 4[1,3]+2+(20/6)+1+1 > 11
GM「いいですね!ダメージを下さい。弱点物理+2のダメージ!」
ダイナ・フレイ : x2 K5+2+(24/6)+1+2+0
#1 KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[4,3]=7 > 2+9 > 11
#2 KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[6,2]=8 > 3+9 > 12
ウルフC HP : 12 → -13
ダイナ『喰らいやがれッ!!』
ウルフ『ウゥゥゥ!キャウン!!』
フェイス『あとは1体だけですね!でも気をつけて何かきます!!』
GM「ではこちらのターンですね。」
1d6 (1D6) > 2
GM「ウルフはダイナの隣に移動して攻撃します!」
ブルファ「…これ、よく考えたらフィールドプロテクションせずに前線に出たア挟めたのでは?」
ダイナ「あー、挟めましたね。死なないことを考えたら、フィルプロはいらなかったか…?」
ブルファ「なんか新鮮ですね」
ダイナ「ただ、相手が一番上から順番に動くので、フェイスが1マス動かしたら挟めましたね」
GM「ギフトありだとフィールドプロテクションが相対的に弱体化する!」
ブルファ「これは定石が変わりますね~」
GM「とりあえずダイナの横マスに移動してギフトを発動!!
血…なんだったけ…えー、血に染まるソボロ!!」
ダイナ「それは絶対に違うでしょwww」
ブルファ「まぁ難しい漢字使ってますよね」
GM「ウルフの足元から血に染まった茨が走り、ダイナを傷つけます!!」[ [ダイナ・フレイ ] HP : 20 → 18
ダイナ『うぉ、痛ってぇな……何だこりゃ!これが特殊な力なのか』
ブルファ『すげぇ、今、光ってた』
フェイス『僕たちも使えるはずです!!やってみましょう!畏怖なる囁声(いふなるしょうせい)!』
効果:ウルフAが1マス上に移動
ブルファ『じゃあ僕も行くよ…?相打結鎖(あいうつむすびのくさり)!』
ブルファ「ということで移動して、効果発動!!相手は周囲マスしか移動できなくなり、互いに当てるダメージが+2されます!」
ダイナ「おぉ~、カッコイイ」
GM「そしてスピルチェックだ!」
ブルファ・マタ・トーラス : 1d6 (1D6) > 4
ダイナ「スピルは発動しない、と。これ毎回やるとダレますね」
GM「でーすね、ちょっと一括でやって欲しかった気もする…」
ブルファ「でもまぁ、貴重な成長機会なので…。でも相打結鎖はスピっても問題ない、いやむしろ良い気がする。
まぁ問題なかったので、とりあえず命中判定しますか。攻撃!冷静になるんで両手効き使わずに普通に殴ります」
ブルファ・マタ・トーラス : x2 2d+6+1 命中力/アイアンボックス1H
#1 (2D6+6+1) > 10[6,4]+6+1 > 17
#2 (2D6+6+1) > 3[2,1]+6+1 > 10
ブルファ・マタ・トーラス : x2 k10[(11+0)]+4+0$+2#0
#1 KeyNo.10c[11]m[+2]+4 > 2D:[3,3]=8 > 4+4 > 8
#2 KeyNo.10c[11]m[+2]+4 > 2D:[6,2]=10 > 5+4 > 9
[ ウルフC ] HP : 12 → -6
GM「おー、相打結鎖で確実にダメージが上がってますね。グラップラーと相性いいな」
ブルファ「違うな。相打結鎖は初期ランクが2なのでランク3、ダメージ+3ですね」
ダイナ「あー、本当だ。正直この初期ランク紛らわしいないですか?」
GM「正直、紛らわしい」
ブルファ「正直に紛らわしいし、「臨死生愛執」(しにのぞみてうまれるあいしゅう)が本当に弱い」
GM「うん……」
ダイナ「雑魚過ぎるなぁ。さすがにHP+1は舐めてる」
GM「まぁHP+2ぐらいなら…ちょうど良いかも」
ブルファ「これウルフは死にますよね」
GM「えーと、ウルフなんですが突如として【剣の欠片】が3本生えます」
ダイナ「お、これは見せ場を作ってもらった!よーし、やるぞぉ~!」
ブルファ「なるほど(笑)じゃあ頭突きといって2点確定ダメージを」
[ ウルフC ] HP : 25→7
ブルファ「頭突き強いな~、いや強いのか?普通のリカントの方が強いのかもしれない」
ダイナ「HPがね~、高いのがいいよね」
GM「まぁ、ナイトメア希少種よりかはマシ…」
ブルファ「ナイトメア希少種はネタだから」
ダイナ「ネタwww」
GM「ナイトメアソレイユとシャドウ…。まぁソレイユは強いので!」
ブルファ「ソレイユは強い。純属性はなかなか来ない。けどシャドウナイトメアはさすがに弱すぎる。失っちゃいけないものまで失ってる」
ダイナ「んふふ笑笑笑」
GM「では気を取り直してダイナのターン!!」
ダイナ『ギフト……氷下銀鉤!!』
辺りに氷の破片が散らばり
ダイナ「選べ!防護点が4点減少するか、回避が2点減少するか」
GM「さすがに防護点にします。強すぎる~~~防護点0です」
ダイナ『おらぁ!!おい!酷く脆いな。まるで氷みたいだぜ!!』
ダイナ・フレイ : x2 2d6+2+(20/6)+1+1 アイアン
#1 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 10[6,4]+2+(20/6)+1+1 > 17
#2 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 10[5,5]+2+(20/6)+1+1 > 17
ダイナ・フレイ : x2 K5+2+(24/6)+1+2+2
#1 KeyNo.5c[11]+11 > 2D:[4,4]=8 > 3+11 > 14
#2 KeyNo.5c[11]+11 > 2D:[4,3]=7 > 2+11 > 13
[ ウルフA ] HP : -7 → -20
GM「ではウルフは『くぅ~ん』と吹き飛ばされ、倒れ伏すでしょう!戦闘終了!!」
ダイナ「お疲れ様です!!」
ブルファ「なんとな~く、わかりましたね」
ダイナ「ですね。この3人のコンボは王道に強いのでは?」
GM「シンプルに初期作成のコンボですね」
ダイナ「あ、スピル忘れてた」
GM「本当だ!!じゃあ今、振りましょう」
ダイナ・フレイ : 1d6 (1D6) > 6
ダイナ「スピらないな~」
GM「あとは戦利品判定ですね。3体分です!どうぞ!!」
フェイス=ムーア : 2d6 (2D6) > 3[2,1] > 3
ブルファ・マタ・トーラス : 2d6 (2D6) > 9[3,6] > 9
ダイナ・フレイ : 2d6 (2D6) > 8[4,4] > 8
GM「ふむふむ、皮が70Gと玉彩髄300Gで370Gですね」
ダイナ「おぉ、儲かるな」
ブルファ「【死還り】倒せば、自動で100Gですもんね~」
GM「さて、皆さんは狼たちを倒し、無事に周囲の安全を確保できました!しかし、辺りに商人の姿はありません。また、荷物も日用品などばかりで玉彩髄は見当たらないでしょう。お目当てのものはどこにいったのでしょうか」
ブルファ『ふむ、商人はやられてしまったと見るべきか…』
セレスタン『いや、おそらくだが商人は大事な玉彩髄だけを持って逃げているのではないかな。そして馬車を走らせている内に、道を反れてしまった』
ブルファ『なるほど』
フレスタル『例の商人は隊商で動いているという話だった。これは日用品用の馬車だったんだろう。辺りを探して、車輪の跡がないか見てくれ』
ダイナ『あとを追えば、まだ商人も助かるかもな』
ブルファ『足跡ぉ?こんな白黒の世界じゃ何かわかんねぇな』
GM「では目標値10の探索判定です!どうぞ!!」
ダイナ: 2D6+1+2 スカウト+知力B (2D6+1+2) > 3[2,1]+1+(15/6) > 6
ブルファ : 2d+1+2 スカウト観察 (2D6+1+2) > 6[3,3]+1+2 > 9
フェイス : 2d+1+3 スカウト観察 (2D6+1+3) > 10[5,5]+1+3 > 14
ダイナ「危ねぇ~、そしてさすが人間。これで後を追えるな」
ブルファ「ですね。じゃあ先に進みましょう」
GM「皆さんが車輪の跡を追うと、そこには横転した場所があります。辺りには玉石髄が散らばっており、目当てのものはこれだと分かります。何せ白黒の世界で色がついているものですからね。これを持って帰れば、最低限の依頼をこなすことはできるでしょう」
ダイナ『当たり…みてぇだな』
フェイス『ど、どうします?これ商人さんたちって生きてるんですかね?』
ブルファ『分からない…』
セレスタン『探すのもいいだろうし、君たちがここで引き返すのなら商人は諦めても良い。何せこんな状態じゃ手遅れ……という可能性が高いからね』
ダイナ『だが、俺たちにも余裕はある』
ブルファ『そうだな。見殺しってなると、ちと後味が悪い』
フェイス『じゃあ、探しにいきましょう!!』
ダイナ『ちょいと探してみるか』
GM「では皆さんが辺りを捜索していると『きぇぁああああああ!!』と情けない男の悲鳴が聞こえてきます。」
ブルファ「お、あっちから悲鳴が!!」
GM「そちらへ向かうと、商人らしい中年の男が、傭兵に襲われているところを目撃します。しかしその様子は明らかに可笑しく、体から色彩が陽炎のように立ち昇っています。目は膨れ上がり、肉体もぴくぴくと痙攣しています」
フェイス『あ、あれもしかして異形なんじゃ!?』
ダイナ『おいおい、完全に気が逝っちまってるじゃねぇか』
ブルファ『みたいだね…。早く助けないと!』
商人『うわぁぁああ!誰か助けてくれ!!』
GM「皆さんは襲い掛かられている傭兵と商人の間に滑り込むことに成功しました!!なんとか倒せば、万事解決でしょう!!ということでクライマックス戦闘です!」
クライマックス戦闘
ダイナ『ここまできたら殺しきるしかねぇぞ!』
ブルファ『こいつには悪いが、死んでもらう』
フェイス『なんとかして商人さんを助けましょう!!』
GM「なんと今回!バトルギミックが搭載されています!!」
ダイナ「なんだって?!」
ブルファ「なんだってー?いやマジでなんだってだな」
ダイナ「息をしていないと思ってた…」
ブルファ「何度でも蘇るのさ…!!」
GM「バトルギミック「商人」です。前線エリアで「一般人」(ML:211頁)として配置されます。つまり足手まといですね!!」
ブルファ「面倒だなぁ」
GM「そして商人が攻撃されたら、身代わりになって庇うことができる、とお思い下さい。1ラウンドに1回の身代わりが行えます。配置するマスはプレイヤーが相談して決めれます」
ダイナ「初期配置が大事だな~。こちらはDのどこかにしか置けないし」
ブルファ「どうしますか?一回フィルプロ受けてから、さっきみたいに前進するか、それとも前線エリアに配置してしますか」
ダイナ「いや、商人が危険だし、挟みこんでギフトを発動したいので前線エリアからスタートしましょう。1ラウンド目ギフトの方がよさそうな気がします」
ブルファ「まぁ、魔物知識と先制がとれるかの問題も…」
GM「では戦闘処理していきましょう。まず魔物知識判定!」
フェイス=ムーア : 2d+1+3 セージ知識 (2D6+1+3) > 5[3,2]+1+3 > 9
フェイス=ムーア : 2d+1+3 セージ知識 (2D6+1+3) > 7[4,3]+1+3 > 11
フェイス『あの取り巻きは「匪賊の雑兵」だよ!ギフト【血濡茨棘】を持ってるみたい。大きい異形はブギーソルジャーってやつだね!剣の欠片3つ持ち、ギフトは【相打結鎖】と【煌護琥珀】!天使を召喚するみたい!!』
ダイナ『天使だって?!どういう効果なんだ!!』
フェイス『身代わりになって、ダメージを減少させるやつだよ。体力が無くなれば砕け散るはず…!!』
ブルファ『相打結鎖と相性が良いな。天使を先に砕いちまうのもありか?』
ダイナ『よし!それがいいな。俺たちも先制するぞ!』
ダイナ : 2D6+1+2 スカウト+敏捷B (2D6+1+2)> 10[5,5]+1+(12/6) > 13
ブルファ : 2d+1+3 スカウト運動 (2D6+1+3) > 6[5,1]+1+3 > 10
GM「素晴らしい!では味方の行動からです!1ラウンド目!!」
ダイナ「商人は6Dあたりに置いておきますか」
ブルファ「そうですね。そこが妥当だと思います」
ダイナ「【血濡茨棘】を警戒するなら、横に並ぶと危険なので、我々はD4、5にいますか」
ブルファ「ですね。とりあえず頭数から減らしますか」
ダイナ「これ【畏怖なる囁声】ってそこからでも使えるんですかね?」
GM「あぁ、いけますよ。」
ダイナ「じゃあ匪賊をこっちに引っ張って貰って挟み込んで【氷下銀鉤】すれば良いのかな?」
ブルファ「そうですね。H5の敵を引っ張ってもらえればいいコンボですね。
じゃあ、回り込んで攻撃します!I4に移動してキャッツアイ!そして両手効きで攻撃!!」
ブルファ・マタ・トーラス : x2 2d+6+1-2 命中力/アイアンボックス1H
#1 (2D6+6+1-2) > 10[4,6]+6+1-2 > 15
#2 (2D6+6+1-2) > 7[3,4]+6+1-2 > 12
ブルファ・マタ・トーラス : 2d+6+1 命中力/アイアンボックス1H #1 (2D6+6+1) > 11[6,5]+6+1 > 18
ブルファ : x3 k10[(11+0)]+4+0$+0#0 ダメージ/アイアンボックス1H
#1 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[2,1]=3 > 1+4 > 5
#2 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[4,3]=7 > 3+4 > 7
#3 KeyNo.10c[11]+4 > 2D:[6,6 5,1]=12,6 > 7,3+4 > 1回転 > 14
ダイナ「うぉ!いい命中!そして回ってる!」
ブルファ「あ!相打ってねぇ…ムズイ。えー、GM!【相打結鎖】を発動してたことにしていいですか?」
GM「んー、そうですね。今回は初めてのモノクロマティカですし、良いでしょう。そこに+3点ダメージ!!」
ブルファ「やったー」
GM「ではスピルチェックもしましょうか」
ブルファ・マタ・トーラス : 1d6 (1D6) > 4
ブルファ「スピってないですね」
ダイナ「あんまりスピらないな~」
GM「そして匪賊の雑兵は倒れます!」
system : [ 匪賊の雑兵C ] HP : 20 → -2
ブルファ「あー、これは作戦を立て間違えたな。横じゃなくて上のI3の敵を攻撃したら挟めてたな」
ダイナ「まぁ、こういう試行錯誤と慣らしが新サプリの良いところですからね。あんまり気にせずにいきましょう。
よし!じゃあ進行妨害を考えてH4に移動してブギーソルジャーの横に行きましょう」
ブルファ「いや、たぶんそこに行っても進路妨害は出来ないはず。たしか敵の上は通れるので…」
GM「へぇ~、そうなんだ」
ダイナ「そうだ!PL4人いないと進路妨害できないのか…数から減らすか。
H3に移動して、匪賊の雑兵Bを攻撃します」
ダイナ『おいお前!お前をボコボコにする!!』
ダイナ・フレイ : x2 2d6+2+(20/6)+1+1 アイアン
#1 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 8[5,3]+2+(20/6)+1+1 > 15
#2 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 11[6,5]+2+(20/6)+1+1 > 18
ダイナ・フレイ : x2 K5+2+(24/6)+1+2+0
#1 KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[6,2]=8 > 3+9 > 12
#2 KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[5,2]=7 > 2+9 > 11
ダイナ『おらぁ!!』
system : [ 匪賊の雑兵B ] HP : 20 → 3
GM「うぉ、凄いダメージだ。アビスボーン強いな…。
ではこちらのターンです!!」
GM「匪賊の雑兵BがG3に移動、匪賊の雑兵Aは1マス下へ!
つまりこうなります」
GM「そして2人に対して【血濡茨棘】を発動、2点魔法ダメージ!」
匪賊の雑兵B : 1d6 (1D6) > 6
匪賊の雑兵A : 1d6 (1D6) > 5
GM「スピルの発生は無しっと」
ブルファ「これ地味に痛いですねー」
ダイナ「コンボとか関係無しに単純に強いって印象がありますね」
GM「ですね。敵によく搭載されてます。さて!では匪賊の雑兵はそれぞれブルファとダイナに攻撃します!命中11!!」
ブルファ:2d+6+0 回避力 #1 (2D6+6+0) > 5[2,3]+6+0 > 11
ダイナ : 2d6+2+2+1 回避 (2D6+2+(12/6)+1+0) > 10[4,6]+2+2+1+0 > 15
GM「うーん、どちらも回避ですね」
ダイナ「良かった良かった」
GM「ではブギーソルジャー!!」
ダイナ『武器なんて捨ててかかって来いよ!!』
ブギーソルジャー『うぉぉぉっぉぉ!!』
GM「なるほど(笑)挑発するならダイナに殴りかかるでしょう。
まずはH5に移動して【煌護琥珀】を宣言、その場に天使を召喚します」
匪賊の雑兵B : 1d6 (1D6) > 4
GM「スピルは発動なし!!そして、1ラウンドに1回しかギフトは使えませんので、このまま攻撃を行います。全力攻撃!命中12!」
ダイナ・フレイ : 2d6+2+2 回避 (2D6+2+(12/6)+1+0) > 7[4,3]+2+(12/6)+1+0 > 12
GM「うーん、同値で回避!!こいつさては弱いな…」
ブルファ「じゃあこちらのターンですね。どうします天使は無視します?」
ダイナ「いや、まずは手数を減らしたい。【血濡茨棘】が面倒なので」
ブルファ「それはそう。…じゃあフェイス君に動いて貰って「ウルフバイト」で攻撃してもらう?」
GM「いや、ここでフェイスは匪賊の雑兵Bに【畏怖なる囁声】で右隣のマスへの移動を要請。しかし、ダイナがいるので移動できずにダメージが発生します。」
ブルファ「あー、なるほど!そういう使い方ができるんだ」
ダイナ「うんうんうん!!見てないけど合ってそう!」
GM「まずはスピルチェック!!」
フェイス: 1d6 (1D6) > 1
GM「おぉ?スピルした!!でも特に効果は変わらずダメージ!」
ブルファ「移動させるときにスピったら効果があるのね」
ダイナ「スピルにも当たりと外れが激しい気がする」
フェイス=ムーア : k0 KeyNo.0+2 > 2D:[6,1]=7 > 2+2 > 4
[ 匪賊の雑兵B ] HP : 2 → -2
ブルファ「よし、これで倒れた」
ダイナ「ですね」
GM「そしてウルフバイトを、ブギーソルジャーに行使!!たぶん匪賊の雑兵はブルファはいけるのでね」
ブルファ「あー、嬉しいですね。ブギーソルジャーに【相打結鎖】はちょっと怖いんで」
ダイナ「いや、それか【氷下銀鉤】は必ず発動しなきゃいけないわけじゃないので、それをブギーソルジャーに使って、私は匪賊を殴るか」
GM「作戦会議ですね」
ブルファ「たしか回避か防護点を下げるんですよね?」
ダイナ「ですです。ただ、ブギーソルジャーは一気に倒したい気持ちも…」
ブルファ「なんですよね。それか天使を殴るかですね」
GM「……え?天使殴れるの?」
ブルファ「なんか殴れるルールが天使の下にびっしり書いてましたよ。
読みませんでしたけど…」
GM「うーん、今からちょっと読み込みます!!」
ダイナ「本当だ。HUNTER×HUNTERみたいだな。難しい!」
ブルファ「いや、本当に。でもこれも人生経験ですよ。読みましょう」
GM「うーん、嫌な人生経験だ。まぁパッと読んだ感じ殴れそうですね」
ブルファ「いや、でも全員でブギーソルジャーを殴ると6回いけるので、それで琥珀の天使を壊してしまうのもあり」
GM「本当だ!6×3=15で全弾当たれば軽減ダメージだけで砕ける!!
ふ、ふざけたパーティ構成がここでいきるとは…(笑)」
ダイナ「いやいやw ここまで計算してですよ」
GM「なるほど?じゃあブギーソルジャーを殴って、雑兵は無視するか」
ブルファ「あと、天使は砕け散るとダメージが発生するんですよね」
ダイナ「えぇ、複雑すぎるでしょ……」
ダイナ「ま、とりあえず殴りますか。いきます!!」
GM「いや!ウルフバイトがまだ!」
ブギーソルジャー : Dru[0,3,6] +4(Dru[0,3,6]) > 2D[2,6]=8 > 3+4 > 7
[ ブギーソルジャー ] HP : 40 → 39
ブルファ「そういえばそうだった……。考えること多いですね…。
それで、琥珀の天使に3点ダメージで、防護点3で1点ダメージか」
ダイナ「防護点3点なの!?ソフトレザーじゃん!!」
GM「確かに?この調子だと押し切れそうですね」
ブルファ「ですね押し切りますか。移動して【相打結鎖】を宣言、攻撃!」
ブルファ・マタ・トーラス : 1d (1D6) > 5
ブルファ : x2 2d+6+1-2 命中力/アイアンボックス1H《両手利き》
#1 (2D6+6+1-2) > 6[3,3]+6+1-2 > 11
#2 (2D6+6+1-2) > 11[6,5]+6+1-2 > 16
ブルファ: 2d+6+1 命中力/アイアンボックス1H
#1 (2D6+6+1) > 9[3,6]+6+1 > 16
ブルファ : x2 k10[(11+0)]+4+3+0$+0#0 ダメージ/アイアンボックス1H
#1 KeyNo.10c[11]+7 > 2D:[5,5]=10 > 5+7 > 12
#2 KeyNo.10c[11]+7 > 2D:[2,4]=6 > 3+7 > 10
[メイン] system : [ ブギーソルジャー ] HP : 39 → 29
GM「1発命中、2発命中!スピルの発動は無しですね。ダメージから3点ずつ減少して、防護点3でうけて10点のダメージ!」
ブルファ「ありゃ、琥珀の天使が壊せなくなっちゃった」
ダイナ「あー、まぁしょうがない」
ブルファ「じゃあ頭突きで2点確定ダメージを与えるんですが」
GM「琥珀の天使がそれを吸収しますね。これで天使の残りHP4になります」
ダイナ「それじゃ私の手番ですね。挟んでいるので【氷下銀鉤】が生きる」
ダイナ『【氷下銀鉤】!!もはや異形となった手前に容赦はしねぇ!』
ダイナ・フレイ : 1d6 (1D6) > 5
GM「スピルは発動無し!そしてブギーソルジャーは防護点減少を選びます!なぜなら防護点は0以下にならないからね!!
ダイナ・フレイ : x2 2d6+2+(20/6)+1+1 アイアン
#1 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 4[2,2]+2+(20/6)+1+1 > 11
#2 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 6[2,4]+2+(20/6)+1+1 > 13
ダイナ・フレイ : K5+2+(24/6)+1+2+0
KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[3,5]=8 > 3+9 > 12
[ ブギーソルジャー ] HP : 29 → 21
GM「1発命中!ダメージ9点、天使のHPは残り1点!
じゃあ、こちらのラウンドですね。雑兵がダイナの真横、G3に移動して攻撃してきます。まずはギフト【血濡茨棘】!2点魔法ダメージ!」
匪賊の雑兵A : 1d6 (1D6) > 3
GM「スピルは発動せず。そのまま命中11でダイナに攻撃!!」
ダイナ・フレイ : 2d6+2+(12/6)+1+0 回避 (2D6+2+(12/6)+1+0) > 6[4,2]+2+(12/6)+1+0 > 11
ダイナ「同値回避ぃ!!」
GM「ふむ強い。では続いてブギーソルジャーが、ダイナに【相打結鎖】を宣言!!これでダメージは+3!」
ブルファ「これって対象選べるんでしたっけ?」
GM「選べます。対象1体、起点指定です。さてダイナに命中12です!」
ダイナ・フレイ : 2d6+2+(12/6)+1+0 回避 (2D6+2+(12/6)+1+0) > 4[1,3]+2+(12/6)+1+0 > 9
ブギーソルジャー : 2d+10 (2D6+10) > 3[2,1]+10 > 13
GM「ダメージ!13点!!弱い!ここは運命変転で21点ダメージ!」
ダイナ「えぐぅ!気絶では?」
ブルファ「そしてHPが0になったということは死還りするということ…」
GM「その通り!ダイナの体は砕けちりますが、それと同時にどこからか色が舞い、貴方の体を再生させていきます。そしてその体の色はより鮮明に、毒々しいほどの色彩に溢れているでしょう」
ダイナ『あぁ…これが死……。だが、俺はまだ……倒れねぇ!!』
ブルファ『ダイナ!!大丈夫か!!』
GM「ではランダムな契約印を即座に獲得してください」
ブルファ「あ、そうそれ。ランダム契約印の獲得方法書いてましたっけ?」
ダイナ「書いてない。頭、使えってことでしょ」
ブルファ「なんか1d4だと思うんですけど、書く紙面なかったんですかね」
GM「わかんねぇ。とりあえず振りましょ」
ダイナ・フレイ : 1D4 (1D4) > 2
GM「では飛輪印が体に浮かび上がってきます。そしてPLターン!」
ダイナ「では私が先に【氷下銀鉤】を宣言して殴りにいきます。回避か防護がか選んでください」
GM「さすがに防護点かな…?ではスピルチェック!!なお、貴方にも【相打結鎖】の効果でダメージ+3が載っているのをお忘れなきよう…」
ダイナ・フレイ : 1d6 (1D6) > 1
ダイナ「やった!スピった!!」
GM「うわー!!マジか!!回避も防護も下がります!!痛ぇ~!!
死んだか…?周囲マス全てに防護点、回避の減少効果、発生!!」
ブルファ「俺たちにも入るのか。まぁ、このターンで終わればよい…」
ダイナ「よし!命中いきます!!」
ダイナ・フレイ : x2 2d6+2+(20/6)+1+1 アイアン
#1 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 5[1,4]+2+(20/6)+1+1 > 12
#2 (2D6+2+(20/6)+1+1) > 8[2,6]+2+(20/6)+1+1 > 15
ダイナ・フレイ : x2 K5+2+(24/6)+1+2+3
#1 KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[1,5]=6 > 2+12 > 14
#2 KeyNo.5c[11]+9 > 2D:[3,5]=8 > 3+12 > 15
[ ブギーソルジャー ] HP : 10 → -5
GM「痛すぎる!!これどちらも早く戦闘が終わる可能性がある…?あ、あと琥珀の天使が砕けて3点の固定ダメージが入ります」
[ブギーソルジャー ] HP : -5 → -8
ダイナ『よし!やったな!!』
ブルファ『あとは雑兵だけだな!やっちまうぞ!!』
ブルファ「じゃあ、【相打結鎖】を発動して、両手効きで攻撃。スピれ!」
ブルファ・マタ・トーラス : 1d6 (1D6) > 3
ブルファ「うーん、ブギーソルジャーを倒しちゃったからスピらない…」
GM「ですね。結構、スピるようでスピらない」
ブルファ「いいな~、僕も印欲しい…。まぁとりあえず命中振ります」
ブルファ : x2 2d+6+1-2 命中力/アイアンボックス1H《両手利き》
#1 (2D6+6+1-2) > 9[5,4]+6+1-2 > 14
#2 (2D6+6+1-2) > 5[2,3]+6+1-2 > 10
ブルファ : 2d+6+1 命中力/アイアンボックス1H
#1 (2D6+6+1) > 7[6,1]+6+1 > 14
ブルファ: x2 k10[(11+0)]+4+3+0$+0#0 ダメージ/アイアンボックス1H
#1 KeyNo.10c[11]+7 > 2D:[3,4]=7 > 3+7 > 10
#2 KeyNo.10c[11]+7 > 2D:[2,5]=7 > 3+7 > 10
GM「2発命中の10点ずつダメージですね。防護点があるので14点ダメージ」
ブルファ「うーん、草食獣だからダメージがしょっぱい。そして頭突き」
[ 匪賊の雑兵A ] HP : 20 → 4
GM「じゃあフェイスが動きますね。まずは【畏怖なる囁声】を宣言!」
フェイス: 1d6 (1D6) > 1
GM「スピった!けど意味ないのでダメージのみ算出します!」
フェイス:k0+2 KeyNo.0c[10]+2 > 2D:[5,3]=8 > 2+2 > 4
[ 匪賊の雑兵A ] HP : 4→ 0
ダイナ「すげー。いいな固定の魔法ダメージ」
ブルファ「やったー、案外、あっけなかったですね」
GM「ギフトが絡むと戦闘は高速化する……いやスピル処理もあるから何とも言えないか(笑)」
GM「さて、全く忘れられてた商人ですが『た、助かった…ありがとう』と言いながらも、『ひっ、あんた達は【死還り】か』と怯えて後ずさります』」
ダイナ『あぁ、確かにな俺、今、死ななかったか?』
フェイス『えぇ、明らかに致命傷でしたね…』
ブルファ『死んでたな…』
ダイナ『肉体が急速に再生した。これが神の力か
…あぁ、まぁそりゃそうか。これじゃ恐れられる訳だ。』
商人『んんっ、あ、あぁそうだ。雇ってた傭兵が【異形】に成りやがったんだ。グリーピービーストから隊商を守ってくれたところまで良かったんだが…。死に過ぎたんだ。それで異形になって仲間を汚染しやがったんだ!!クソっクソっクソっ!!』
ダイナ『おいおい、落ち着けって』
商人『これが落ち着いてられるか!白い人間の異形みたいなもんも見たし』
ブルファ『なんだそりゃ?』
商人『わからねぇ…。だが、そいつがクリーピービーストをどっかに連れていかなきゃ、とっくにお陀仏だっただろうさ。異形はより強い異形に従う癖がある……。今回ばかりはそれに助けられた』
ダイナ『それはそれで危険だな』
GM「そして商人はその姿を詳しく喋りますが、非常にアマンダに似た存在だと貴方方はその異形がアマンダに非常によく似ていると分かります」
ダイナ『おいおい、あのクソ尼…』
ブルファ『うーん、なんか知ってる人の気配だな』
商人『な、なんだ知り合いか?』
ブルファ『いや、知り合いというよりか、俺たちも巻き込まれたんだ』
商人『な、なんだかよく分からないが、とりあえずランテネ駅まで戻ろう』
GM「では一路ランテネ駅まで戻るのですが、剝ぎ取っておきましょう」
ブルファ「そういえばそうだった」
ダイナ「よしよし、いいのが出ろよ」
匪賊の雑兵×3
ダイナ・フレイ : 2d6 (2D6) > 6[4,2] > 6
フェイス=ムーア : 2d (2D6) > 5[4,1] > 5
ブルファ・マタ・トーラス : 2d6 (2D6) > 8[3,5] > 8
ブギーソルジャー
フェイス=ムーア : 2d6 (2D6) > 9[4,5] > 9
GM「ふむ、では銀貨袋50Gと武器30G、そして玉彩髄700Gを入手します」
ダイナ「おぉ~~~」
ブルファ「玉彩髄が圧倒的に儲かる…!!」
GM「では皆さんと道中でセレスタンと合流し、駅へと戻りました
きみたちがランテネ駅に帰ってきた時、すでに周囲は暗くなり始めていた。白い光にあふれていた空が灰色に包まれようとしている。
やがて。不気味な斑模様が浮かぶ真っ白な月が昇ってくるだろう。
『ありがとう。ル・ヴァイユに到着したら紅血機関に案内するから。それまではゆっくりしていてくれ』
そう言って。セレスタンたちは列車の護衛の仕事に戻っていった。
きみたちは、それぞれの客室に入って休息をとる。
明後日には、ル・ヴァイユという街にたどり着く。
翌日の朝、ランテネ駅を出発した紅血列車はル=ヴァイユを目指して、荒野を走り出すのであった。
……と、いうことでですねモノクロマティカ、サンプルシナリオ『境界の彼方に』これにて終了です!お疲れさまでした!!」
ダイナ・ブルファ「「お疲れ様でした~~~!!!」」
経験点:1270点
報酬:1136G
成長:1回
名誉点:20点
任意の契約印×1
終わりに
GM「…なるほどね。わかりました。ちょっと重いですね」
ブルファ「なんとかはなりますね。スピルは忘れたら忘れたで」
GM「そうですね。慣れれば何とかなるかな?」
ダイナ「めっちゃ面白かった!!」
ブルファ「GMは敵の配置が大変そうですね」
ダイナ「んー、なんか基本戦闘でずっと遊んでる人からすると、戦闘で『ん?』となりやすいかもしれない」
ブルファ「でも【氷下銀鉤】がいるのと、【相打結鎖】がいるのとかで、移動が面白くなりますね」
ダイナ「面白いですね」
GM「いつもの戦闘より戦略的である、その分、乱戦の概念が吹き飛んだので面倒がない。代わりにスピルが怠いという。」
ダイナ「あー、例えばなんですけど、ギフトの発動文章を作って、事前にスピルするようになっておくようにするものが良いのでは」
GM「そして契約印の獲得ですね」
ブルファ「ここが一番、難しい…」
ダイナ「私は【氷下銀鉤】を素直に伸ばそうと思ってますね」
ブルファ「僕も【相打結鎖】を成長させたいんですが、どちらに成長させるか悩む…」
GM「こういう成長が契約印というのも悩みどころですね。ランダムの要素もり、自由獲得もあり……」
ブルファ「この契約印成長ってF.E.A.Rっぽいですよね」
ダイナ「まさにその通りですね。それこそアマデウスとかそのままですよ」
GM「なるほどなぁ~。ソドワの世界観にダブクロの戦闘ソースをかけた、って感じですね。ダイナが契約印5で、フェイスが4、ブルファが3つですからね」
ブルファ「あー、達成した事項に対応したという。」
ダイナ「前衛と後衛で格差が凄いことになりそうですね」
ブルファ「一応、シナリオ側で補完しろって無茶ぶりが書かれてましたね」
GM「いやー、きっつい(笑)」
ダイナ「いや!いいですね~、モノクロマティカ」
ブルファ「ですね。とても楽しい。次回も楽しみですね!!」
GM「では、そんなところでここはお開きにしましょう!お疲れ様でした!」
あとがき
お疲れ様です!作者兼PL兼GMのDKPです!!
なんかモノクロマティカが発売されて1週間!興奮のままにリプレイを書き上げました。GMをされる方、モノクロマティカに興味はあるけど買うか迷っているという方の参考になれば幸いです。
Xで見る意見だと、賛否両論が色々とありますが、まだ遊んでいる人をそう多く見つけていません。なので、遊ぶにしても遊び方が分からないのかな…?と思ってリプレイを書くにいたりました。(本当は公式に付けて欲しかった…)
遊んだ触感だと、世界観とか設定周りは丁寧に作られたソドワで、なんかバトルブックっぽい感覚もありました。一方でギフトで戦闘するスタイルは、ログホラとかダブクロに近く、コンボをどう積むのか?という気配でした。皆さんも触ってみて、自分に合えばぜひ遊んでみてください。
実は今週末の土曜(2024/3/30)に続きのシナリオを1本書いてキャンペーン風にモノクロマティカを遊ぶ計画もあったりし、わくわくしてる毎日です。
そのシナリオも手が空いたら公開しようかな、と思っておりますので、モノクロマティカを遊びたい方はお楽しみに!!アディオス!
出所表示
一部画像は Bing Image Creator を使用しています。
また画像の無断転載は厳禁です。
ブルファの立ち絵には【Picrewの五百式立ち絵メーカー】を使用しています。
モノクロの画像に色付けは鶏鳴さん(@kisuke3156)にお願いしています。
参考文献
ソード・ワールド2.5 サプリメント モノクロマティカ
TRPG。中でも特に『捏造ミステリーTRPG赤と黒』が非常に好きです。