スペースレポ・第9回ソドワスペース「バルバロスサーガを読む会」

はじめに

本記事はTwitterのスペースで行った、ソード・ワールド2.5に関する考察を記事に書き起こしたものです。Twieetのアカウントはこちら
ソード・ワールド2.5はグループSNEが出版するTRPGシステムです。

スペースの詳細は以下の通り。
2023/07/20 20:00~21:00 ゲスト:2人

1時間ほどやりました。頭から軽くパラパラと見て、シナリオまでは進まず、ワールドガイド付近まで見た感じです。バルバロスレイジの時も思いましたが、ちょっと薄いですね。物価高の影響でしょうか。

事前の情報

バルバロスサーガですが、未だにKADOKAWAのサイトが落ちているという影響からTwitterでの告知が主でした。種族が3つ、シナリオが3つ、そして地方の紹介がいくつかという感じみたいでした。人族社会でも使える種族、人蛮混合のセッションというのを念頭においたみたく、バルバロスレイジと比べたら導入は比較的楽なのかな、ということです。(あと全く音沙汰がないメロンブックスとかドラゴンブックサポートの特典はカードか何かだったみたいです)

スペースで出てきた意見

 思ったより薄いな、という気配でした。種族も少ないし、魔物も少ないし、地域紹介もちょっと物足りない。シナリオもまだ読んでないので何ともいえない、というのが出た感想でした。
 年々、イラストが多くなって豪華になって洗練されてるのはええことやなぁ、という感じですがそれは時代の流れなので何ともいえず、サプリの中身としては「(2.0の)バルバロス・ブックぐらいの値段なら分かる」というのが率直な思い。
 簡易シナリオもなぁ…ボードゲームとして遊ぶならいいんですが、TRPGとして遊ぶと破綻しちゃうので私はあまり好みじゃないんですよね。
 火竜や吸血鬼要塞、奈落帝国などカッコいい設定はあるものの、シナリオブックじゃないなら評価するにも出来ない。何故ならシナリオを作るのは我々だから、というような感じ。シナリオもチラッと見た感じ秘匿ハンドアウトとか面白そうなものを仕込んでいた気配はありますが……遊んでみてから感想を上げようと思います。

 総じて「やっぱりデータとかシナリオとか足りてないんじゃない?」という事になりました。博物誌とかも同じページ数なんですけど、そんなに期待外れじゃなかったことを考えると「大型サプリメント」として宣伝してたのが悪印象の原因かなぁ、という考察。たぶん「ゴーント博物誌」とか「シナリオ集」だったらそんなにがっかりしてなかった気がします。

以上


TRPG。中でも特に『捏造ミステリーTRPG赤と黒』が非常に好きです。