勉強法の見取図 学ぶべき勉強法とは何なのか?
僕はしばしば
「勉強を得意にしたかったら勉強法を勉強すると良いよ!」
みたいなことを言っています。
ですが、そもそも「学ぶべき勉強法」って、一体何なのでしょうか?
学ぶべきことが何なのか曖昧だと、勉強しようがありませんよね。
そこでこの記事では、勉強を得意にしたい人が学んだほうがよい勉強法とは一体何なのか、どんな種類のものがあるのか、解説していきたいと思います!
ちなみにこの記事で扱う「勉強」とは試験勉強、特に筆記試験のための勉強のことです。
具体的には、中学受験、大学受験、資格試験などに向けた勉強のことを意味しています。
学ぶべき勉強法は2種類ある
学ぶべき勉強法は大きく2種類にわけられます。
・普遍的な勉強法
・個別の勉強法
の2種類です。
……。
ですよね。普遍とか個別とか意味がわからないと思います(笑)。
それぞれ解説していきます!
……全体的にネーミングセンスがあれですが、気にしないでください(汗)。
普遍的な勉強法とは?
普遍的な勉強法とは
「どんな試験のどんな科目にも通用する勉強法」
のことです。
実はそんな勉強法が存在します!
そのような勉強法を理解するためには、そもそも勉強とは何なのかを考えることが有効です。
勉強とは何か?
もちろんいろいろな考え方があると思いますが、僕は
「勉強とは、必要な情報を理解・記憶し、それを使って問題を解けるようにすること」
だと考えています。
これは多くの人が(ある程度は)納得してくれるものなのではないでしょうか。
さて、重要なのはここからです。
勉強とは上のようなものだとすると、勉強を得意にするためには、
・情報を理解する能力
・情報を記憶する能力
・問題を解く能力(≒思考力)
・情報を伝達する能力
などを高める必要があることがわかります。
そしてこれらの能力を高めるための方法論が重要になってくるだろうと推測できます。
もうお気づきの方も多いと思いますが、その方法論こそ、まさに普遍的な勉強法だというわけです!
例えば「記憶力を高める方法」を学び実践し、記憶力を高めることができれば、すべての試験のすべての科目で有利になるのは言うまでもないですよね。
だから「普遍的な勉強法」なのであります。
また、さらに考えを進めると
「理解力や問題解決力といった能力は、すべて情報処理に関わる能力であり、情報処理は脳で実行される。したがって脳を鍛えることができれば、すべての能力を底上げできるのではないか?」
「多くの場合、1日2日勉強したくらいでは成果は出せない。つまり継続して勉強できるようにする必要がある。そのための方法論も重要になってくるだろう」
「いくら努力しても、本番で力を発揮できなければ意味がない。本番で力を発揮するにはどうすればよいか?」
といった考えに行きつくと思います。
確かにそれらのことも重要なはずですね!
具体的には
・脳を鍛える方法
・自分をコントロールする方法
も重要になってきます。
これらの方法論もあらゆる試験・科目で役立つことは明らかです。
以上をまとめると、普遍的な勉強法とは
「どんな試験のどんな科目にも通用する勉強法」
であり、具体的には
・情報を理解する能力を高める方法
・情報を記憶する能力を高める方法
・問題解決力(≒思考力)を高める方法
・情報伝達力を高める方法
・脳を鍛える方法
・自分をコントロールする方法
などがあります。
意外と見落とされがちな部分なので、是非おさえておきたいところです!
個別の勉強法とは?
個別の勉強法は普遍的な勉強法の反対です。
つまり
「ある試験・ある科目で通用する勉強法」
のこと。
もっとわかりやすく言えば
「自分が受ける試験、試験科目に特化した勉強法」
のことですね。
具体的には大学受験数学の勉強法、中学受験国語の勉強法、東大合格のための勉強法、簿記2級のための勉強法、TOEICのための勉強法などなど、一般的に「勉強法」と聞いてまず思い浮かべるのはこのような勉強法なのではないかと思います。
確かに普遍的な勉強法はすべての試験・試験科目に通用する方法論ですが、やはり試験・試験科目によって勉強のコツは異なるので、特化した方法論を学んでおくことは非常に重要です。
例えば東大志望の人が、なぜか京大に特化した勉強をしていたら、少し心配になります(笑)。もちろん同じ大学受験なので共通する部分も多いはずですが……。
試験に特化したコツ・方法論を知っているか否かでだいぶ差がつくこともあるので、これから試験を受ける予定の人は、是非念入りに情報収集することをおすすめします!
まとめ
以上が学ぶべき勉強法の見取り図でした!
細かいことをいろいろと書きましたが、とりあえずは学ぶべき勉強法は大きく
・普遍的な勉強法
・個別の勉強法
の2種類にわけられるということをまずはおさえて、徐々に細かい話に入っていくとわかりやすいのかなと思います。
是非参考にしてみてください!