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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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最近見たアニメ所感 2024年8月

食べるのも風呂に入るのも寝るのも面倒くさくなっている夏です。この文を目にした方々はどうお過ごしでしょうか。
粘度の高い泥として生活している今夏、流石に生活の彩と人間性が乏しすぎると感じたので、アニメを見てリフレッシュを計ってます。
ここのところ職場に行くと動悸がし、集中力が終わり遊ばせている生活が続いているのですが、病院に行くと「夏バテかもですね」と言われ漢方薬を出されました。夏バテ、便利な言葉ですね。

譫言はさておいて、アニメについての戯言(たわごと)を書きます。日頃アニメを見ないので、浅い感想になりますし、途中で切ったアニメに対する言及は否定的な心持ちで書かれることになります。そういうのが嫌いな人は、一通り暴言をモニターに吐いた後、美味しいものでも食べて寝てください。なんでも読むよ、という人は読んでください。お願いします。

あと、少なからずネタバレがありやす。

ゆるきゃん△ Season3

Season 1、2を観た記憶はあったものの、記憶力が終わり散らかしているのでキャラクター相関が脳から揮発した状態で視聴した。
短時間でいろいろとアニメを見たけれど、まずOPがいい。アニメーションの出来が露骨にいい。毎回飛ばさずに観た。

話は「花見キャンプをしよう」と約束し、それまでにみんながソロキャンプをしたりみんなでキャンプをしたりラジバンダリな流れ。元々展開が緩やかで、とはいえ引き伸ばしなんかもない作品という印象で、今シーズンもゆったりとした心持ちで見ることができた。

志摩リンと土岐綾乃の打ち解けっぷりが私の価値観から大きく逸脱していて、理解できなさ(納得できなさじゃない)でずっと戸惑いながら始めの数話と見ることになった。描写がない中で連絡をまめに取ってたのかな。
二人の間でお互いへの高い信頼感が(私の知らないところで)構築されていて、難しく思考することを放棄して観るいいタイミングにはなった。仲がいいんだもの、何よりいいじゃない。

個人的に大垣千明が好きで、彼女のソロキャンプ回があるのがよかった。深掘りというほどでないけど、賑やかしの大垣千明が単体で動いている時も賑やかしなのがいい。ずっとそうであってくれ。

7話の回想+妄想回は、こういった作品の中で思い切った表現だと感じた。漫画でもこうなのかな。過剰にメタで、夏バテ中の悪夢にも似たものだったが、これもやはり難しい思考を放棄するきっかけの1つとなった。純粋経験を得られた気がする。

ところで、私はアニメの途中に出てくる浮いた3Dモデルが苦手なのだけれど、今作のバイクとかはそこまで違和感がなかった気がする。あくまで相対的な話。

またシーズン1からみようかな。

まちカドまぞく、 まちカドまぞく 2丁目

始め、テンポが速すぎてかなりストレスだった。なのであまり集中せず、作業の片手間で観ていたのだけれど、その方が私には合っていたと思う。これもある意味、難しい思考を放棄するきっかけだった。

全体としては、優しい人たちが優しい世界のために時々優しすぎる方法で頑張る話で、良くも悪くも都合の良い優しい展開が続く話。
主人公がアレなのもあって、繊細な心理描写はなく、みんな欲求に従っていい感じに話をまとめていく。

この時点で考えるのをやめた。そもそも物事を複雑に考えて自滅する人生なので、アニメくらいは自滅を避けたい。なので考えるのをやめた。
けど伏線を張ってはくるので、たまに思考が走る。その後回収が秒で行われるので、無駄な思考のエネルギーを使ってしまうのがストレスだった。ささやかな。

あと、シャミ子がコロコロと口調が変わる中、言動が1話1話の間で整合性が薄く、昨日今日のシャミ子が別人みたいに見えてしんどかった。

とはいえ、全体としては面白かったのは間違いない。じゃなきゃ2期までいっき観はしない。「これはギャグ」と自分に言い聞かせ終わったらそんなにストレスも感じず、優しい人たちが優しい世界のために頑張ってるのをぼんやり眺める、デトックスみたいな時間が得られた。

しかのこのこのここしたんたん

キッツイ。何が切っついてツッコミがキッツイ。テンションをあげて突っ込んでる割にワードセンスがなく普通のことを喚いているだけ。
ボケをシュールに寄せているのにツッコミが異様なテンションで喚き散らすので無理だった。なんだろう、芸人に憧れた凡人がただ叫んでるだけみたいな。

3話でギブアップ。

上野さんは不器用

彼とカレット。を思い出したけど、同じ作者だった。一応最後まで見たけど、アニメだとセクハラが生々しすぎてずっと引いてた。いっそえっちしろ。

ラーメン赤猫

まだ途中まで放映。
初めは「迷惑な客を撃退してスッキリ」みたいな流れが続いて正直しんどかった。「猫の営業するラーメン屋」の特殊性を表現するために気持ちの悪い風当たりの強さを表現として使うのは単調でありきたりでつまらない。

社 珠子の細かい背景は伏線が張られているものの、今のところ「まあブラック企業で買い殺されてたんだな」くらいの認識のみ。ただ一度泣いたので、「かわいそうな私」を強調する流れにならないか今からしんどくなっている。

個人的不快な表現が過ぎ去って、ラーメン屋の面々の深掘りが始まってからは楽しく観れている。基本的には優しい世界で、伏線張りもないので、「みんな幸せになってね」と気持ち。ハナも無事デレました。

ダンジョンの中のひと

まだ途中まで放映。
クレイの喋り方とかがしんどい以外は面白い。利権との関わりを早々に回想で断ち切ってくれたので、ダンジョン関係者の人間関係に集中できてる。
最後はクレイとベルが再戦するのだろうか。いや、展開がかなりゆっくりだからそれは(少なくとも今期では)なさそう。

まだ連載中の作品だから問題ないと思いつつ、主要な登場人物が三人なのでネタ切れとかがふんわりと不安になっている。

個人的に俺TUEEE系は苦手なのだけれど、今作はクレイが有能だけど万能ではないので、そこまでの嫌味を感じずに観れている。ベルが無双し出したら観るのやめると思う。

変人のサラダボウル

よくわかんなかった。

放課後ていぼう日誌

雰囲気としてはゆるきゃん△に似たものを感じている。すごく面白かった。

釣りに関しては「楽しそうだけど短気な私には絶対無理だな」と「どうぶつの森でなら狂ったようにやってるな」という感想のみがある。要するにそこまで関心があるわけではないけど、アニメから得られた知識は興味が唆られるものがしばしばあり、教養物としても楽しめた。

髪がピンク色だったり水色だったりするようなアニメに比べて絵に派手さはないけど、むしろ日常感が増して没入感が得られたと思う。
何より鶴木 陽渚があまり賢い女子ではない(けどとても優しい)ので、余計な思考を挟まず流されていく彼女を眺められてよかった。

一つ不思議に思ったのは、鶴木 陽渚の生き物嫌いが中途半端に強調されている気がしたところ。生き物自体を目の当たりにしない限りはアドレナリンでそこそこトラウマを忘れられる程度の恐怖症の割に、強めに強調されてるな、とおもった。と同時に、「君ならできるできる、がんばれ〜」という気持ちにもなれたのでプラマイ若干プラス。

あと、私は黒岩 悠希みたいな女性に弱い。

終わりに

以上はアマプラで観ました。うちにはテレビがないのだ。
他に第七王子を観たのだけれど、俺TUEEEがしんどくて途中からショタのえっちなアニメとして観ていたので割愛。肉付きと服装がね。なんね。

まだアニメは見るつもりだけど、ゲームもやりたいね、とちょっと気力が回復した気がする。よくいう話だけれど、インプットとアウトプットを両方適度にしなければ知的生命体は死ぬ。

こんなものを書いているけれど、真面目な文章を隠し事が残っており、大分と気が滅入っている。とはいえ、自分の雇用に関わるのでサボる訳にはいかない。
せめて睡眠欲が機能してくれたら、夜に寝て健康を得られるのに。

また、アニメを見たりゲームをしたりしたら雑文を認めようと思います。
読んでくださった方はありがとうございました🙇

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