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シビアすぎて興奮する初代・世界樹クリア後の世界 〜世界樹の迷宮 HD REMASTER プレイ感想(本編クリア後)〜

本記事には、世界樹の迷宮 HD REMASTERのネタバレがたくさん含まれます。気をつけてね。

前回までのあらすじ。
モリビトがえっち。

残暑(残酷な夏)の消滅を感じています。清々しい気分だ
厭味です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

9月に遊んでいた世界樹の迷宮ですが、裏ボス討伐を達成しました。ぱちぱちぱち。
本編後のボスはどれも対応がそこそこシビアだったけど、エクスタシーできたのでとても良かった。裏ボス以外
今回はボスや第6層の攻略について、思い出を書き殴りたいと思います。

珍しくポジティブな文章になる気がしている。

第6層突入前

最終階層である第6層に突入する前にいくつかのクエストが発生。
一先ず、第6層に突入するにはどうせ装備が足りていないだろうし、発生したクエストを片付けることにした。
以下、クエスト関連のボスとのおもひでをツラツラ書こうと思う。

ワイバーン

ワイバーンさん

これまで世界樹2しかやったことがなかった厭味さん、ワイバーンさんと再会できると思わず、大歓喜!
このワイバーンさんがあらゆる竜のデザインで一番好きだ。とても可愛い。
赤と緑の体色が美しく、大きい角と爪がカッコよく、長い尻尾が艶かしく、顔がいい舐めたい。急に下品だな。
ただ、2と全く同じグラで少し笑っちゃった。
ワイバーンさんと再会したことから、三竜もいるんだろうなという推測が働き、実際直ぐに赤竜と再会することとなる。

ワイバーンさん自体は全く強くなかったが、クエスト要件で3ターン以内に倒す必要があり、これに対応を強いられた。
私は「相手を縛ること」と「自分を堅めること」に興奮を覚えていて、攻撃は二の次に考える癖がある。(2の時はとりあえずブシドーを投入することで解決していた)要するに火力不足だった。
ただ、恐らくワイバーンさんが第6層相当のボスではなく、パーティの成長具合に対して耐久が低かったため、防御陣形を捨てて殴る斬るなどの暴力を駆使してFinish without エクスタシー。

アルルーナ

服を着なさい

魅惑の線対称ボディ、アルルーナさん。
モリビトの突然変異体かも知れないらしい。
突然変異で植物との共生関係を急に獲得したっぽい点と、モリビトがどうやら人類の常識を逸脱した存在っぽいことが想像できる点が面白かった(Funny)ので好印象。

ただ、戦闘については特に書くことがない。
ラスボス並みのステータスらしく、縛りもあまり効かないらしいが、こちらのバフを消してこない時点でかなり自由に戦えた。

それより問題なのは、アルルーナさんに到達するまでの道のりだ

赤色のマスは全てダメージ床

上図の右上にあるマップで、赤色に塗られているところは全てダメージ床だ。
初代世界樹には、世界樹2の警戒斥候みたいにダメージ床の効果を軽減するスキルが存在しない。歩けば歩くだけダメージを受ける。
B7Fに入ってすぐに蛇行したダメージ床オンリーの道があり、8割のマスがダメージ床の広場に繋がっている。
もはやダメージエフェクトが心地よくさえ感じてくる

一応、毒の沼ということらしい。
独沼を(自)称する私としては親近感が湧くものの、終始「なんでこんな意地悪するの……?🥺」という気持ちだった。

ところで、アルルーナさんのいる部屋の前に立つと、

「誰か、誰か助けて………」

と声が聴こえ、冒険者一行は何事だと急行することになる。
この出来事をして「アルルーナという魔物は、冒険者を呼び込み捕食するなり単純に殺戮するなりする」という予測のもとに、「他の冒険者が餌食になった可能性がある」とゲーム中で語られる。
けれど上述した毒沼がある時点で、勇んでアルルーナの元へ進んでいく阿呆がプレイヤー以外にいるだろうか

ゴーレム

謎のゴーレム

硬かった。

赤竜

ワイバーンの巣を狙う不届き者

ワイバーンさんのクエストを完了すると、ワイバーンさんの巣を奪う形で登場した赤竜さん。許せん。

とりあえず手始めに、ファイアブレスの2000ダメージでパーティが全滅した
やっとパラディンの属性ガードが輝く時が来たと思い、パラディンを休養させてスキルポイントを振り直した。とりあえず3属性ガードそれぞれをLv5。
毎ターン欠かさずファイアガードをしながら、バードとメディックで防御を硬め、カースメーカーとダークハンターで全身を縛る。
特に苦戦することはなかったと思う。

ところで世界樹2の仕様だと、ダークハンターのエクシタシー(いっぱい縛っていっぱい気持ちよくなるスキル)を使うと敵の縛り状態が全て解除されたはず。
この仕様が初代からだと思ってエクスタシーを覚えずにここまで来たのだけれど、ただ世界樹2が意地悪なだけだった。なんでぃ。

世界樹1よりも2の方が簡単じゃ……? と思っていたのだけれど、世界樹1を遊べば遊ぶほど、2は難しい、というより過剰に意地悪だったんだなと実感する。
F.O.Eから経験値が得られないところとか、第2層からバンバンダメージ床があるところとか……

青竜

3つ首フリーザー

初手、なんとなくパラディンで防御陣形を使ったらアイスブレスで見事パーティが全滅した。当たり前だ
こいつの酷いところは、アイスシールドによる防御強化と氷河の再生によるリジェネを使用してくるところ。つまり長期戦化する。

ここで、ブシドーをクビにすることを決断した
防御が低く、火力職にしては然程火力が出ない(効率が悪い)からだ。サラシ姿はえっちだが、ここは戦場だ。服を着なさい

リストラにあったブシドーさん

代わりにカースメーカーを投入。前回の記事で勘違いがあったのだけれど、今作は敵にデバフを撒くメリットが充分にあるらしい
それに、カースメーカーの重苦の呪言によってデバフの時間延長ができる点がおいしかった。ダークハンターと手を取り合って敵を縛り付け、性的興奮(エクスタシー)に身を委ねる2人の姿が微笑ましかった。地獄だ

とはいえ、青竜戦の段階ではまだエクスタシーの仕様を勘違いしており、縛りによるスキル抑制のみを恩恵として受けていた。
そのため火力不足は否定できず、戦闘は泥沼化した

そこで、さらにメディックにヘヴィストライクを覚えてもらった。
メディックは回復職で、医術防御(防御バフ)を積んだり回復をする以外のターンは暇になる。
しかし、しかし違うのだ。彼女(彼)は敵を重い杖で叩きのめすためにメディックになったはずなのだ。
今まですまんかった。これからはいっぱい敵の脳天をヘヴィストライクしてくれ。

最終、40ターンくらいかけて青龍を撲殺することに成功。

黄竜

絶頂竜

黄竜の戦闘についてはあまり書くことがない。
パラディンでガードし、ダークハンターとカースメーカーで縛り、ダークハンターが絶頂を迎え、バードで強化し、メディックが殴って硬めて回復する。
呪われし遠吠えによってこちらの強化を剥がされるらしいが、早急に頭を縛り付けたので使われなかった。かわいそう🥺。

黄竜は、戦闘よりも前提となるクエストが面倒くさかった
前記事の通り、第5層はB21F〜B24Fにかけて巨大で入り組んだ迷路になっており、目的の座標へ到達するためになかなかの苦労を要する。

この複雑さで、別の階を行ったり来たりしないと目的の場所に着かない。

その上で、「特定の座標に落ちている5つのアイテムを探してくる」というクエストを達成する必要がある。
座標のヒントは一切なく、上図のようなマップをランダム探索することになる。流石に面倒がすぎたので、攻略を見た。今作で唯一かも、がっつり攻略見たの。

ここで、「黄竜は世界樹の主(本編ラスボス)が封印していたのでは?」と言う説がゲーム中で浮上した。
と言うのも、前述した5つのアイテムは意図的にダンジョン内に隠されていた可能性があるらしい。
すると「三竜と世界樹には何か因縁が?」という疑問が浮き出るが、その後のフォローは特にない
プレイヤーの妄想の余地、と言えば聴こえがいいが、私は「なんやねん」と思った。世界樹に纏わる本編最後のストーリーがあまりにも酷いと思っているので

第6層

第6層のマップは全て「なんでこんな酷いことするの……?」と思うことの連続だった
これらは、他の階層よりもじっくりゆっくり探索を進めることをプレイヤーに要求する要素だ。
けれど、世界樹の迷宮はそういうゲームなのでオールオッケ〜👌

B26F

不完全な地図でごめち

1階目からワープ経路を探索させられる第6層
上の図からは分かりにくいが、隠し通路を通って小部屋を探しては、奥のワープを踏んで入口に戻され、を繰り返す階。
途中で当たりを見つけて力尽きたので、地図は全部埋められていない。

第6層、敵が強いわ硬いわで油断すると全滅するので、ゆっくり地図を埋めるのが難しい。
特にメタルシザースという敵が雷属性以外の攻撃をほとんど受け流す最強の🦀ちゃんとなっており、こちらのTP消費が激しくなる。
幸い🦀ちゃんの攻撃力は大したことがないので、のんびり倒すことは可能。とはいえ私はせっかちなので、さっさと🦀駆除業者(アルケミスト)を投入した。

🦀

ワープ地獄で疲弊していたので、ご褒美に🦀鍋でもシバキたいところだったが、このゲームにモンスターを食べるという概念はない様なので仕方なく前に進むのであった。

B27F

これまた中途半端な地図

記事に載せるなら地図完成させなよ、と言われる気がするが、面倒くさくて仕方がないのでこのまま載せる。

この階は落とし穴地獄で、落とし穴と赤F.O.Eで囲われた道から正解のルートを探索することを要求される。
無茶苦茶な地獄だが、「F.O.Eの移動ルートには多分落とし穴がない」「何となく似た構造のルートが繰り返される」「多分目的地は右上か右下」という野生の勘でそんなに時間をかけずに目的の階段(地図右下)へ到達できた(1時間)。

B28F

赤色はダメージ床

そして落とし穴に落ちると待っているのがダメージ床地獄だ。
一応、反時計回りにぐるっと1周すると地図左上の登り階段にノーダメージで到達でき、B27Fに戻ることができる。
が、最終的にはもう面倒くさいのでダメージ床を突っ切って帰っていた
階層としては特に言うことはない。飛び回っているF.O.Eも強化してくる以外は特徴がない🦆さんだった。

B27Fの地図右下にある下階段からB28F右下にある登り階段へと移動でき、そこから北へと移動すると、真っ赤な泉(清水と言い張っている)がある。
絶対に飲みたくないんだけど、冒険者たちは喜んでぐびりぐびりと飲むのでいちごジュースか何かなのかもしれない

いちごジュース🩸

そこからさらに西へ行くと階段まみれのゾーンへ。正解の階段をひたすら探すが、「とりあえず真ん中から行こ」「あかんかった、西から攻めるか」という野生の勘でそんなに時間をかけずに目的の階段へ到達できた(2回目)。

B29F

⭕️が正解っぽいワープゾーン

また地獄のワープゾーンだが、テキトーに進んでいたのであまり記憶がない。
流石に、ワープポイントの通過順序で行き先が変わる様なことはないと思う。
なので、ワープポイントを踏んで元の場所に戻されたら別のポイントを踏んで、としていけばそう迷うことなく階段に到着できるはず。

B30F

気が向いて全部埋めた🗺️

F.O.Eと🦀の猛攻を潜り抜けながら、ただただ長い道を突き進む最終階
長いだけなのでそんなに困ることはないけど、如何せん長いので「これいつ終わるん?」という不安とずっと闘うことになる。

この階のメインディッシュは裏ボスだ、という意思表示なのか、雑魚で困ることはあまりなかった。
ギミックは「F.O.Eが無限に湧いてきて追いかけてくる」だけなので、駆け抜けてしまえばいい。気分は皇居ランナー。

炎竜クローン

裏ボス前には三竜の下位互換が並んでいる。ブレスを使うことすらない肉塊なので、ここまで来れるなら困ることはなさそう。
こいつらの役割は「前座がこんなに弱いなら裏ボスも雑魚に違いない」と冒険者一行に勘違いさせることだと思われる。
あまりに裏ボスとの難易度差がヤケクソなので、開発陣は当時寝ていなかったか、本当に性格が悪い(三竜クローンがかわいそうという観点で)かのどちらかだと思われる。

裏ボス

裏ボスの名前はフォレスト・セル
何となくフォレスト・コア、とかの方が合ってそうな設定のボスだ。
おおよそギミックボスで、恐らく倒し方が固まってしまっている。
ギミックは特定ターンで使用してくる三竜のブレスに似た全体攻撃スキルで、対策なしでブチかまされると即死する。
パラディンの属性ガードで適宜対応するか、メディックの医術防御Iで全対応するのが必須なはず。

初め、Boostの仕様を全く理解していなかった(Boostした医術防御Iで全てが解決する)のと、フォレスト・セルに縛りが一切入らないことを知らなかった私は、三色ブレスの発動ターンの探索から健気に開始した。
世界樹2の経験から、発動ターンがz*n+1(z、nは自然数、nはターン数)として一意に処理されると予想できたので、10分くらいで探索は終了。

でも悲しいかな、前述のBoostを使えば、医術防御Iでほとんどのダメージを致命的じゃない範囲まで抑えることが可能であり、真面目な探索はそんなに必要がないのだった。
ただガードを使った方が面白いので、該当ターンでパラディンに働いてもらうことにした。
本作のパラディンが持つ存在意義はマスコットとしてのそれで殆どを占められるので、たまには実労働をしてもらわねば困るのだ。同じだけ給料出してんだ。

もうひとつの悲しい話が縛りが入らないことだ。
ダークハンターとカースメーカーで雁字搦めにしてエクスタシーで絶頂することを喜びにしていた私は、初めフォレスト・セルのアヘ顔を前になす術なく絶望した。単純に火力が足りないのだ。

仕方がないので、本当に仕方がないので、ダークハンターとカースメーカーをリストラし、代わりにソードマンとレンジャーを投入
レンジャーのアザーズステップで適宜メディックの行動順を繰り上げることができたので、結果として安定性がかなり増した。
しかもパラディンの三色ガードに加えてアザステBoost医術防御Iを使ったので、冒険者一行を完全な要塞、カッチカチメンとして再誕させることができた。
加えてレンジャーのサジタリウスの矢で火力も申し分なく出すことができた。
本当に必要だったのはレンジャーだったのだ

フォレスト・セルは冒険者一行に合計10個の強化が入っていると、全ての強化を消してくるっぽい(王の威厳)。
バードの強化とメディックの医術防御Iを5人全員にかけると強化が合計10個になってしまう。
と言うことは、バードの強化後に誰かが死んで、復活させた後に医術防御Iをかければ、今日が合計数が10未満になる
上手いことバードが昇天してくれたのでこの状態を作ることができ、フォレスト・セルから威厳を奪い取ることに成功。ざまぁみろ

最後に

最後までとても面白いゲームだった。
フォレスト・セルのブレス使用ターンを探索している時が一番楽しかったかも知れない。

ずっと遊んできた世界樹2とゲームシステムは同じものの、スキル構成が違うだけで割と別ゲー感覚で遊べて、よかったなぁ、と思いました。よかったねぇ。
第6層を除き、意地悪ポイントが世界樹2より少ないのも気軽さがあってかなり良い。
今は世界樹3の攻略を進行中。周回性がある様なので、休みを挟みつつじわじわと全クリを目指したい。

早く4以降もSteamで出てくれないかなあ。

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