スタートアップ分析 No.2『株式会社CAMPFIRE (CAMPFIRE, Inc.)』
目次
* 会社概要
* サービス概要
* ビジョン 成し遂げたい世界観
* ターゲット/顧客セグメント
* 解決している課題
* マネタイズ/収益源
* 圧倒的優位性
* 競合他社
* その企業が抱えている課題
* 拡大性
*学び
*参考文献
会社概要
社名 :株式会社CAMPFIRE (CAMPFIRE, Inc.)
設立 :2011年01月14日
資本金: 40億3,888万円(資本剰余金含む)
事業内容: 購入型クラウドファンディング事業、寄付型クラウドファンディング事業、融資型クラウドファンディング事業、株式投資型クラウドファンディング事業、それらに付帯する事業の企画・開発・運営
貸金業者登録番号 東京都知事(2)第31656号
日本貸金業協会会員 第006005号
加盟指定信用情報機関 株式会社日本信用情報機構
代表取締役 家入 一真
グループ会社 株式会社エクソダス
株式会社CAMPFIRE SOCIAL CAPITAL
株式会社GoodMorning
株式会社ディスカバー・ジャパン
big株式会社
DANベンチャーキャピタル株式会社
従業員数125名
サービス概要
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、誰でも無料でカンタンに資金調達に挑戦できる国内最大のクラウドファンディングです。
ビジョン 成し遂げたい世界観
一人でも多く一円でも多く、想いとお金が
めぐる世界をつくる。
私たちは、インターネットの可能性を信じ、誰もが声をあげられるプロダクトを創り続けます。 どんなに小さな声であろうと、自由に表現や発信ができるように。 どんな立場の人であろうと、等しく金融にアクセスできるように。 テクノロジーを駆使して、共感や仲間、お金集めを支える新たなインフラになっていく。 そこから生まれる多様な経済圏を、毛細血管のように社会にめぐらすことで、すべての人が自己表現するように生きられる経済を実装します。
ターゲット/顧客セグメント
・起業家
・クリエイター
・男女比は約6対4。年齢層は20〜40代が中心で、圧倒的に関東圏在住のユーザーが多いのが特徴です。
解決している課題
・夢を叶えたいけど、叶えられていない
・資産があり、人を応援したいが応援できていない
・挑戦したいけど、応援してくれる人がいない
マネタイズ/収益源
・クラウドファンディングによる調達資金から、手数料を徴収するビジネスモデル。手数料を2018年3月に8%から12%へと変更
圧倒的優位性
・後述します。
競合他社
・Financie
┗「フィナンシェ」とは、人をカード化して売買することができるサービスです。カードの発行者は「ヒーロー」と呼ばれ、なんらかの目標や夢を持って活動している人がヒーローとして登録することができます。
・MAKUAKE
その企業が抱えている課題
・赤字
・収益源の問題
拡大性
・あると考えた。もうすでに日本では最大級のクラウドファウンディングサービスになっており、拡大している。
学び/所感
・グラミン銀行でマイクロファイナンスを実施しノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌシの講演会を行ったことがあるが、マイクロファイナンスの概念がもっと広がればいいと思った。なんらかの先天的な条件・環境によって人生が決まってしまう社会を変えたいと思うからこそ、このような個人単位で応援できるビジネスモデルは面白いと思った。
創業者の石田氏の「プラットフォームで最も大切な要素は、掲載されたプロジェクトが最大限のバリューを生めるかどうか。」という言葉は刺さった。しかし、ローンチまで苦労は少ないと仰られており、ローンチまでの流れを詳しく知りたかった。
参考文献
・https://campfire.co.jp/about/
・https://bae.dentsutec.co.jp/articles/crowd-funding/
・https://japan.cnet.com/article/35015173/