スタートアップ分析 No.7『株式会社ココナラ』
目次
* 会社概要
* サービス概要
* ビジョン 成し遂げたい世界観
* ターゲット/顧客セグメント
* 解決している課題
* マネタイズ/収益源
* 圧倒的優位性
* 競合他社
*PMF
*KPI
*学び
*参考文献
会社概要
会社名
株式会社ココナラ(英語表記 coconala Inc.)
所在地
〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町20−1 渋谷インフォスタワー6F
設立年月日
2012年1月4日
資本金
90,000千円
サービス概要
・ スキルマーケット「ココナラ」の運営·開発
・ 弁護士相談サイト「ココナラ法律相談」の運営·開発
・ 対面サービスのマーケット「ココナラミーツ」の運営·開発
ビジョン 成し遂げたい世界観
一人ひとりが「自分のストーリー」を生きていく世の中をつくる
ミッション
個人の知識・スキル・経験を可視化し、
必要とする全ての人に結びつけ、
個人をエンパワーメントするプラットフォームを提供する。
バリュー
One Team, for Mission
真の競争力はお互いが信頼し合ったチームに宿る。
信頼は、オープンで率直なコミュニケーション、個性や価値観の相互理解、
そして共通のミッション達成への熱意と協働から生まれる。
一人ひとりがこのチームのリーダーとして、自分と向き合い、仲間を深く理解し、ミッション達成のために主体的にチームを導いていこう。
Beyond Borders
成長とは、今までより大きな責任を引き受けられるようになることだ。
それぞれが立場を越えて高い視座で考え、役割を越えて広い意識で行動し、
自らの責任範囲を広げていくことで、成長を手にすることができる。
そうした一人ひとりの成長が、ミッション達成の一番の近道だ。
失敗を恐れず、様々な境界線を意思の力で乗り越えて、昨日までの自分を越えていこう。
Fairness Mind
私たちは、広く社会に生きる多種多様なお客さまと向き合っている。
チームには、様々な個性や価値観を持つ異能なタレントが集っている。
であるがゆえに、フェアであることは私たちの生命線だ。
様々な局面で、フェアであり続けること、フェアとは何であるかを定義することは、簡単ではない。
それでも判断から安易に逃げず、フェアであることに向き合い続けることを、私たちの優位性の源泉としていこう。
Encourage
ユーザーを勇気づけることでユーザーからも
勇気づけられる。チームメンバーを勇気づけることで
自分も勇気づけられる。私たちはそんなEncourageの
循環を大切にしています。
ターゲット/顧客セグメント
「得意を売りたいセラー」
・英語レベルがネイティブ以上
・プログラミングでHTML、CSS、パイソンが書ける
等
・各ジャンルで一定以上のスキルを身につけており、そこまでの努力をお金に変えたい、誰かに教えたいという欲求を持っている人である。
「買いたいバイヤー」
・恥ずかしいけど、英会話を学びたい
・英語の勉強方法がわからない人
・安くでHPを作って欲しい人
※初期ターゲットは、創業者3人の友人にヒアリングして回ったそうだ。
解決している課題
「得意を売りたいセラー」
各ジャンルで一定以上のスキルを身につけており、そこまでの努力をお金に変えたい、誰かに教えたいという欲求
「買いたいバイヤー」
・大金はだせないが、わからない課題・問題を解決したい
・小さな作業に自分の時間を割きたくない
マネタイズ/収益
・売買における手数料
圧倒的優位性
・スキルシェアリングエコノミーでニーズを解消した
競合他社
・サイタ
・クラウドワークス
・ココナラ
・ランサーズ
・タイムチケット
・スキルクラウド
・Sketter(スケッター)
・shufti(シュフティ)
・シェアフル
・NINJA WORK
・ご近所ワーク
・マチマチ
・AsMama
・ストアカ
・タスカジ
・キッズライン
・ANYTIMES
・お迎えシスター
・TABICA(たびか)
・Voyagin
・MY TRAINERS
PMF
2次関数的成長した要因として考えられるのは、C toCで消費者同士で需要と供給が満たせた為と考える。本では、実践では教えてもらえないこと、スクールでは、大きすぎると考えた人が一定数存在しその人たちの課題を解決した為、PMFを達成し、スケールしたと考える。
KPI
・前提として、スキルのマーケットプレイスであるため、得意を売りたいセラーと買いたいバイヤーが必要である。
↓
・主要KPIはマッチング数と考える。
理由は、登録ユーザーが一定数しても、スキルの売買が行われていないと効果測定できないと考えたからだ。
・上記からもちろん、売りたいセラーと買いたいバイヤーが必要である。
学び/所感
・初期ターゲットの集客方法では、創業者の友人に営業をかけ、利用してもらう所までしていた。実際に使ってもらえるのかというユーザーの必要性を検証するために、友人に聞くなどして、利用するまでの価値があるのかを確かめ、一定数いれば、GOの意思決定ができることがわかった。
参考文献
https://coconala.com/
https://coconala.co.jp/greeting
https://hybridstyle.net/sharing-service-matome/
https://web-academia.org/1434/