#3 双子の妊娠期間の過ごし方
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この記事は、Podcast【双子育児と、時々、わたし】の書き起こしです。
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「無理しないように」って何だ???
コロナの影響により仕事が在宅業務となったのは有り難かった。
まだ、妊婦へのワクチンの安全性などが確実に分かっていない時期だった。
感染リスクはもちろん、ラッシュ時の通勤を避けられたことは、心身のストレスが溜まらず、穏やかに居ることが出来た大きな理由だったと思う。
双子となるとお腹の大きくなるスピードが、とにかく速い。
多胎児妊娠のことを色々調べると「無理しないように」と書かれている
「無理」ってどの程度なのか・・・?
全く動かないのも体力落ちるし・・・
それなりに動くと負担かかるかな・・・
こちらには2歳児のお世話もあるのじゃ!
「無理するな」なんて分からん!という気持ちになったので(笑)
とにかく規則正しい生活を心掛けた。
3食しっかり食べる(お腹の子にちゃんと栄養を与える)
早寝早起きする(しっかり睡眠を取って体力を回復する)
掃除や家事はサボらない(軽く身体を動かしてリフレッシュする)
土日は長女と無理ない範囲で散歩する(上の子との時間も大切にする)
しかしながら、毎日2歳児のお世話をしていると自分の身体を労わるよりも、否応なしに何事もキビキビと動いていた気がする(笑)
とにかくお腹が大きくなるスピードが速い
とにかく毎日育児・家事・仕事で忙しい
そんなスピード感であっという間に週数を重ねていた。
お腹が大き過ぎて眠れない
この写真の通り、妊娠後期の大きさになると、仰向けで眠れない。
どの体勢になっても苦しく、落ち着くのが難しくなった。
そこで、ベッドの端に置いてあった授乳クッションを抱き抱え、足の間に挟めると・・・・感動レベルに楽!!(抱き枕を全身で抱えているイメージ)
抱き枕を抱えたら左右どちらかに向いて足の間に挟む。
その時にお腹を少しクッションに乗せるイメージで抱えると、お腹の重さが軽減されて、体勢も呼吸も楽になったのでおすすめです!
そして、その時はやってくる。
多胎児出産ということで計画的に帝王切開と決まっていた。
手術日に向けて少しずつ入院の準備を始めた。
そして何より、管理入院の場合を考えて30週の頃には入院準備を詰めたトランクを部屋に置いておいた。
健診へ行く度に心配と覚悟が混ざった漠然とした不安があった。
「これから入院しましょう」と言われたらどうしよう・・・
そんな思いで病院に通っていた。
しかし、そんな不安とは裏腹に順調にしっかりと育ってくれる2人。
なんと・・・
管理入院も無く、各数値の異常も無く、信じられないほど何事もなく最終健診日を迎えたのだった。
しかも、予定日の1ヶ月前まで仕事もしていた。
「もういつ産まれても大丈夫だから、陣痛か破水があったらすぐ来てね」
と、先生に言われて、いよいよだと思った。
ここまで無事に何事も無く、家族との時間を過ごすことが出来たこと。
元気に育ってくれたお腹の2人に心から感謝した。
予定日前の最後の休日。
主人と娘が2人でもご飯に困らないように、おかずをいっぱい作って冷凍しようと思っていた。
午前中、近くのスーパーで食材を買って娘にお昼を食べさせていた時のこと。
ドンッ!と子宮口近くで大きな胎動。
「大きな胎動あると怖いなぁー、アハハ!」なんて主人と話していると、ジワーッと椅子が濡れた。
「あ、破水した・・・」
どんどん流れる羊水に焦りながらも、自分に「落ち着け、落ち着け」と言い聞かせながら病院へ電話し、タクシーを手配。
すぐ病院へ行くことになった。
準備していたつもりだった。
でも、想像していたよりも、自分のやりたいことが出来ないまま入院となってしまう。
入院するときは、これを着ていこう、このメガネにしておこう、この靴の方が動きやすい・・・そう思っていたのに。
to be continued・・・
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