マウスピース矯正も歯列矯正に実用的です

歯列矯正には様々な種類があって、マウスピースを歯に装着して、歯並びを綺麗に整える矯正法もあります。
マウスピースは着脱可能なので、歯に負担が掛かったときに、マウスピースを取り外して歯を休められます。
しかし外す時間が長過ぎると、綺麗に矯正することができなくなってしまうので、マウスピースを外すのは歯を磨くときなどに限定した方が良いです。

マウスピース矯正は、歯科医院でカウンセリングを受けて、精密検査後に自分専用のマウスピースを製作して貰うことで実現可能です。
歯型を取ってマウスピースが完成するまで1ヶ月程度掛かり、マウスピースの完成で、ようやくマウスピース矯正が始まります。

マウスピース矯正は、医師の指導の下、1日20時間を目安にマウスピースを装着するのが基本です。
装着時間の長さから、睡眠時もマウスピースを装着する必要があります。
マウスピースで歯並びを整えるためには、マウスピースを長時間装着しよう、という根気強さが患者に求められます。

2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、徐々に歯並びを整えていきます。
治療期間は1年～2年が多く、慎重に歯並びを矯正するのがマウスピース矯正の特徴です。
マウスピース矯正の場合、2ヶ月～3ヶ月に一度通院して、噛み合わせの状態や使用状況を、矯正歯科医に確認して貰うのも特色です。