当事者から見た統合失調症①
僕は統合失調症と発達障害の自閉症スペクトラム障害を患っています。
どちらも症状は僕を苦しめてきたけど、今は発症しなかったら死んでたとまで思います。
1.学生時代
もうほとんど記憶がねじまがってよく覚えていないのですが、発症は中学生か高校生のころでした。
だからもう統合失調症になってから20年以上経っています。
学生時代は夜更かしをしたり、学校でいじめられたりしていたので、とてもストレスフルだったと思います。
初めて心療内科にかかった時、自分に何が起きているのか分からず、クラスメートが後ろをつけてきていると思いとてもつらかったです。
これは妄想、幻覚(幻聴もかな)といった症状だったのかも知れません。
高校二年生の時死にたい気持ちが持続してしまい、勉強が手につかなくなり(言い訳かも知れないけど)成績がガクッと下がりました。
大学進学を母は望んでいましたが、僕は直接やりたい事を仕事にしたいので、音響系の専門学校に行きました。
専門学校に行っても頑張り過ぎてしまい、学費を稼ぐためにレンタルビデオ店で深夜のアルバイトをしていました。
勤務態度は自分で言うのもなんですが真面目で、完璧を目指していました。
そんなストレスが重なって、とうとう調子を大きく崩してしまいました。
当時通っていたクリニックの先生にも、入院を勧められ、僕の初めての入院が専門学校一年生から進級する前に決まりました。
2.一回目の入院
入院先で入院をすることを拒んでいましたが、当時尋常じゃないほどの薬の量(30種類くらい)が有り、自分も自殺する可能性があったので、仕方なく入院しました。
幻覚、妄想、混乱があり、僕も大変だったけど、主治医や看護師さんはもっと大変だったと思います。
夜に動き回ったり、主治医の足のアキレスけんを蹴り飛ばしたり大変手の焼ける患者だったです。
なかなか良くならず、頭に電流を流すことで脳の調子を整える事をしたようです(僕は混乱していて、何が何だかわかりませんでしたが)
その後、だんだんと良くなってきて、お薬も少し減って退院になりました。