【予想】ローズS2022出走馬全頭分析|穴を探るはアートハウスの適性の逆を行く
今週は恒例の3日間開催、メインはクラシック最終戦に向けてのトライアルローズステークスとセントライト記念でしょう。
セントライト記念はまた別の記事で書くとして、今回の記事ではローズステークスに向けて出走が確定している全頭の分析を行っていきます。
特にローズSはアートハウスといういかにも感のある馬が出走し、人気になるとは思いますが個人的にパーソナルハイとの相性の悪さが非常に気になるところ。
しっかり各馬の適性を把握したうえで先週のようにぶちかましの予想が出来るように頑張ります!
ラップ分析予想で使用する専門的?用語
記事の中でよく使う言葉を端的にまとめました。他にも出てくる用語はあるので随時追加していきます。
ローズS出走馬全頭分析
※ローズSの最終結論(◎馬発表!)は16日Youtubeにて公開予定!
アートハウス【B】
忘れな草賞の内容から考えれば能力的にはここでも上位。
ラスト1F最速でまとめており、どんどん加速していっておりロンスパ面を筆頭に後半のポテンシャルの高さがうかがえる内容だった。
なのは間違いないと思いますが、オークスとエリカ賞の内容が不甲斐なさすぎるのは気になるところ。
夏場を挟んで馬が変わっている可能性はあるものの、春の傾向から考えるとアートハウスはシンプルに全体でペースが引きあがってしまうと脆いなという感じ。
ざっくと言ってしまえば前半3Fで35秒台の流れに入ると後半の対応がしきれていない。
まあこのあたりは馬場状況で変わってくるので一概には言えないし、先週までの中京を考えれば楽に35秒台は入ると思うので高速水準の馬場で対応ができるかどうかはまた別の話。
なんにしても春までのアートハウスを考えれば前半はしっかり緩んだうえで後半型のロンスパ競馬になることが好走に繋がっている。
どれほど成長しているかがカギだし、展開がどうなるかで変わってきてもおかしくない。
前半基礎スピードを求められるとするならレースメイクひとつという感じもするがスローで決め打ちできない場合はやや評価を落として考える必要もありそう。
サリエラ【C】
まだ2戦馬で底なしではあるが、共にドスローから後半の無酸素運動の高さで勝利を収めているのは気になるところ。
かなり極端にスローなので全体でペースが流れたうえで基礎スピードを求められる形だとどうなんだろうな?というところ。
正直これはその展開でやってみないとわからないところではあるので未知数部分にはなるが、個人的にはそこまでいいとは思えないが。
初戦の内容だけならまだわからないなという感じではあるが、前走が控える形で後半3Fが11.0-11.0-11.8とギアチェンジを引き出してからの後半無酸素運動で切れた。
ここまで後半が切れるとなるとあまり前半要素で勝負をというイメージがわかないというのが正直なところ。
素質は高そうではあるが、現状はまだ何とも言えないとみる。
セントカメリア【B】
ピックアップレースを一応前走の月岡温泉特別とした。このときの勝ち馬がラーグルフでこれがホープフルSで3着の実績馬。
且つラップ推移がローズSはこちらのほうが近いだろうなと見て。
この時がスローバランスの後半特化型戦、好位で進めてラスト3F最速から出し切る形でとなったが勝ち馬には決め手で見劣ったという感じ。
それでも悪くなかったし、3着には2馬身付けての結果ではあるので持続的にある程度速いラップは踏めているなという印象は受けました。
ただ、破格だったのが実は2走前のあずさ賞でこの時が道悪の発表。
時計の掛かる状況での後半型レースでラスト5Fから11.9-12.1-11.4-11.1-11.9とラストまで落とし切らずロンスパ面を見せつつの一脚で加速というところを逃げる形で見せてきた。
これはシンプルに評価できるレースメイクだったなとは思うし、何より同日の古馬OP戦よりもスローバランスの中で1秒近く速い時計を記録。
道悪でのパフォーマンスは破格だったなと思う。
この時の2着馬が次走で快勝しており力の違いを見せていたし、道悪だからと片付けてしまうのは安易すぎる内容だろう。
今の高速中京で同じようなパフォーマンスを発揮できるかどうかは月岡温泉特別比較で考えるとやはりやや見劣るとは思うが、軽視はできない1頭と見ていいだろう。
仮に当日の馬場状況が悪く、先週とは違う状況になれば恐らく本命になる。
ただ、全体でペースが流れた中でどんな競馬をするのか?というのはまだ見せてはいないので有酸素運動型競馬になったときの不安も多少は残している。
パーソナルハイ【C】
見せている要素としては後半型競馬の中で結果を出しているレースが多い。
ピックアップレースのフローラSに関しても前半は淡々と引き上げたものの中弛みを作りラスト3Fから一気に再加速。
ラスト4F地点では12.8秒まで落としてという所で後半型競馬にレースメイクしての結果だった。
ただ、展開としては後続優位とも見える1戦の中での残り目なので評価できないこともないが、ここはレースレベルが低かった可能性がアリ1勝クラスを突破できていない馬がほぼで、2勝クラスで通用している馬もかなりレベルの低そうなところでのもの。
あまりレースレベルとしては評価できるものではないかなと思うところもある。
それ以前に関しても赤松賞もスローバランスの中でラスト3F最速の後半型競馬での2着、ここは強かったと思うし、その前走の未勝利戦も極端なスローからの後半特化型のレースでの勝利。
やはりスローペースで進んでの後半特化型の中で強い競馬を見せているレースが多い。
ただ、個人的にはある程度流れた中で基礎スピードを求められる形のレースでおもしろいところがあるのではないかなと思っている馬。
ガツガツした基礎スピード型レースではどうかなと思うが、極端に決め手があるという感じでもないし赤松賞が結果スローバランスではあるが道中もタイトなラップ推移の中で後続を寄せ付けずの競馬。
有酸素運動型のレースの中でも対応できる可能性が高いとは見ているのまともな後半特化型なら力関係的にアートハウス、セントカメリアあたりに勝てる要素が薄いとは思うが、ペースを引き上げる展開で楽しみがあるのではないかと思う。
ラリュエル【C】
距離を伸ばした前走でそれなりのパフォーマンスをみせてきており前半を楽に進められるようになったのが功を奏したのかなと思う内容。
後半を分散させ一旦緩ませて再加速の形でギアのコントロールも上手だったなと思うしかなり余裕のある勝利だったのではないかなと。
後続を突き放してきての好走なのでここもスローでレースを作っていけるなら後半を分散させ翻弄させる動きからの持ち味のギアチェンジでひと伸びというのは考えられるかなと思ういます。
この形なら最悪主導権を取り切れなくてもという感じはするし、クイーンSの感じからも能力的には通用する可能性は高いと見ます。
マイシンフォニー【C】
正直ぱっとしないなという感じで、この展開ならという所が正直見えない1頭です。
2着となった前走はタフ馬場の有酸素運動戦で後方から捲り上げての競馬で前から離されての競馬。
一応対応はしてきたがこれがベストという感じではなくここは相手が弱かったという感じなので力でなんとかという形だったかなと思います。
未勝利が極端なドスローからの後半特化型のレースで勝利しているものの、ここも良さが活きたという感じではなく能力的な差だったかなと。
この相手関係で言えばフローラSでパーソナルハイには完敗、仮にスローバランスのレースになったときにアートハウス然り、セントカメリアに勝てる要素はちょっと見えないのでここは手を出しにくい馬になりそうです。
メモリーレゾン【C】
前走1800m戦で勝利しているものの、ここは相手も弱かったし内容もそこまで抜けていたというわけでもないので評価はしにくいなと思います。
ただ、2走前が悪くないなという感じ。
マイル戦ですがスローペース、ラスト5Fから11.8-12.3-11.7-11.4-11.8のラップ推移。これをまともに出し切ったという感じではなくやや後手を踏みながらラスト2Fからの地点で違いを作ってきたので後半の質は高いものがあると思います。
前半をゆったり入れたことで後半要素の良さを引き出せているなというのがここ2戦の感じではあるのでスローペースで推移するなら面白いところはあるかもなとは思いますが、力関係的に言えば同タイプで強いのがいるのでハイペース戦の中でやれるかどうかというのがポイントになると思います。
一応1200m戦の中での結果もあるものの、この時は後方からの競馬で前半要素では勝負にならず。
やはり後半要素で勝負をするタイプだと思うので勝ち負けよりも馬券内でなんとか穴でという所で抑えておきたい馬かなと思います。
ルージュリナージュ【C】
少しおもしろいところがある穴馬になるのではないかなと思います。
まず今年のローズSでポイントとしているのがペースが流れた中でやれる馬がいるかどうか?
穴を探るにはこれだろうと思います。
アートハウス、セントカメリアといった力的に上位と見れるところがスローバランスの中での良さを得意としているので逆の適性を狙って穴目を拾えるかどうか。
その点で言えばルージュリナージュは前走ハイペース戦を中団で追いかける形、そこまで極端にハイラップを刻んだわけではないですが、有酸素運動的に競馬をして3着以下を突き放しての勝利。
やや中弛みを挟んだものの、後半でもう一脚を使えている点にも好感が持てます。
相手が弱い中ではあったが、流れた中でも後半を削がれず対応できるという所を見せたのも事実なのでまともな後半特化戦ならどうかなと思いますが、展開次第では拾っておきたいなと思う1頭です。
エングランタイン【B】
かなりなめられるのではないかなと思いますがここ近走の競馬からは決して侮れない馬なんじゃないかなと思います。
特に2走前から前走にかけてが強いなという印象。
2走前はラリュエル戦でラリュエルがうまくペースをコントロールする中でラスト2Fのギアチェンジポイントで見劣りましたが、しぶとく伸びて2着。
結果3着は突き放しており内容としては上々だったかなと思います。
そして前走、スローで流れて後半が分散するロンスパ競馬の中、突き抜けての快勝で2着以下を相手にせずという内容。
ラスト5Fから12.0-11.9-11.6-11.5-11.6と持続的に伸びておりここはシンプルに強かったなという印象でした。
位置を取れるようになってからかなり変わり力を出し切れるようになっている1頭で、速い脚を踏めるというわけではなさそうですが、持続力の勝負を前で出し切れるタイプなのでこの手は注意しておきたいなと思います。
3走前に相手は弱いですがハイペース戦の中で好位から出し切る形の勝利というもあるので、展開の幅も現状は広いなと思います。
ロマンシングブルー【C】
かなり人気はなさそうですがそこまで悪いという感じは無いので広く押さえるなら買っておきたいなと思う馬ではありますが忘れな草賞の内容を考えればアートハウスとの力関係は明らか。
これをどこまで詰めることが出来るかというのが焦点ですが、前走の勝ち馬、ストロングウィルが正直物足りない馬なのでさすがに上位を脅かすところまではないかなと思います。
ヒルズジョウ【C】
まともな力関係なら通用する見込みかなり薄いとは思いますが、この馬がレースの展開を握れば少しおもしろいかなと。
前走がタフ馬場の中で有酸素運動競馬にレースメイク、これで中途半端な馬ですがマイシンフォニーを寄せ付けずの競馬が出来ているのでひとまずは条件さえ揃えばパーソナルハイと遜色ないのではないかと思います。
恐らくこれまでをみても顕著に高速状況だとスピードの絶対値で足りないのでヒルズジョウが好走するならタフ馬場、道悪が理想的。
その状況の中で前走のようにタイトなラップを作るレースメイクをしてくれればチャンスがないとは言えないかなと思います。
先週の中京の状況を考えると…。という感じではありますが、今週末の中京は雨が予想されているのもプラス要素かなと思いますね。
ただ、問題は坂スタートの中京2000mだと前に行けていないという事。
これはかなり大きなポイントなのでヒルズジョウが逃げるパターンも想定しつつ、坂スタートだと甘くなる可能性もあるというのは頭に入れておきたいところです。
ヴァンルーラー【C】
予想ではかなり人気がなさそうですが言っても2勝クラスで通用している馬、しかも展開がタイトな中で。
フローラSに関してはポジションが後方からになりすぎたのでこれは度外視で考えてもいいかなと思うところなので前に行けるなら中距離ではおもしろいところがあるかなと思う1頭です。
君子蘭賞が逃げてシンシアウィッシュを撃破、このことからもフローラSが力負けではないと見て取れるかなと思います。
今回も前に行けるかどうかはカギになるかなと思いますが、全く無いという感じはしないですね。
ブルトンクール【C】
この馬もまた全然無いという感じはしない馬です。
マイルレベルになるとさすがに基礎スピード的に足りないかなという感じはしますが、1800mの2戦は逃げて勝利。
しかもヒルズジョウと違うのが坂下スタートからも出しっかり対応できているというところ。
まあ2歳の話ではあるしラップ推移的に評価できるものではないので片隅に置いておく程度にはなりますが、前走も逃げて有酸素運動型にレースメイク。
更にラスト2Fで加速してという競馬で流れた中でも後半の一脚を武器にできているのでここも逃げれれば何かしらやってくれるのではないかなと思います。
逃げ先行勢が揃ってはいますが、ペースが全体で速くなることが致命的なマイナスではないので抑える価値はあると思いますし、勝つまでのプランが見えるなと思う1頭です。
ベリーヴィーナス【D】
さすがにここは足りないかなと。スローで後半型競馬がベストだとは思いますがそれなら上を行く馬が多くいるのでその中で違いを作ってくるところまでないかなと思います。
ローズS出走馬全頭分析まとめ
以上、ローズSに出走する全頭を分析していきました。
ミナモトフェイスは出走がありそうですが騎手が決まっていないので掲載なしとします。
ひとまずはガチガチな結果も考えられるんですが当日は雨が予報されており先週のような超高速馬場でスローからというのはちょっとないかなと思います。
条件としては坂下スタートで全体のペースは落ち着きやすいですし、そもそも前哨戦はスローペースになりがちではあるものの、メンバー構成的には流れて有酸素運動競馬になっても不思議はないかなと。
その展開になったときに穴目の浮上が十分に考えられるのでしっかり土曜の状況も考えて検討したいと思います!
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当日朝10時までには公開しますので楽しみにしておいてください!
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