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マッチングアプリ運用者ワイ、地雷系女子とマッチして会ってみるも顔面が原因で即帰られてしまう

この話は2024年6月1日にポストした内容の再掲です。

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いつもの通りマッチングアプリを運用していた時、俺は地雷系女子Mちゃんとマッチした。写真から明らかに地雷系だなって感じで、可愛かったけれどもナメクジみたいな涙袋と時空が歪むほどの加工は流石に気になった。まあでも可愛いのは変わりないし、向こうからいいねを送ってくれていたので俺もいいねを返そうと思ってマッチ。

マッチして最初のメッセージはMちゃんからだった。メッセージは爆速。これまたThe地雷系って感じで、ゆるふわな感じの絵文字を使いつつ『タイプです><』と送ってきた。ただし言っておくと、俺の写真はある程度加工が入っている。そう、ここが今回のポイントだった。

加工を入れているとはいっても、そこまで乖離がないレベルに抑えたはず。だから問題ないと思っていたのだ、この時は。おれとMちゃんはお互い顔がタイプであると伝え合いすぐに意気投合。ものの5分程度でアプリ上でのやり取りを終わらせ、LINE交換を打診してもちろんOK。順調すぎるくらいだった。

LINE交換のあと軽くやり取りをして電話をしようと打診しそれもスムーズにOK。電話では楽しく話してお互いシーシャが好きとの共通点があったので早速シーシャにいく予定を入れた。予定までは3日ぐらいだったのだが、一応相手の熱量が下がらないように電話も二回ぐらいしてお互い楽しみ!って感じだった。

(だが正直相手の表面上の反応はあまり信用していなかった。大好き!とは言っていたが地雷系の子はかなり熱しやすく冷めやすいタイプのため不安定)

というわけで当日、ついに問題の日がやってきた。事前にメン地下やホストが好きというのは聞いていたので髪型やメイク、服装もそっち寄せして準備。髪型は外ハネ意識、メイクは涙袋強めに、服装はちょい肌が見える感じに。

襟足は最近切ってしまったため合わせきることが出来なかったが、それ以外は全てが完璧に整っていると俺は思っていた。勝てる、流石に勝てる。幸いなことに生まれてこの方顔面は褒められて育ってきたし、マイナスを食らうことはないだろうと思い込んでいたからだ。

しかし、その自信もあと数十分後に崩れ去ることになる。約束の時間になり自分の最寄りで集合する予定だったのでいざ向かう。普段あまり初対面でも緊張しないタイプなのだが、初めて関わるタイプ過ぎたため流石に少し緊張していた。さて、どんな子がくるのだろうか。

加工は大丈夫なのだろうか?会ってイメージが違うと思われないか?などと考えながら駅に向かい、既に着いてるとのことだったので『どこにいる?』と電話をかけてMちゃんを探す。まあ、すぐに分かった。黒いフリフリの服にピンク色の髪、そして厚底の黒いパンプス。間違いなくこの子だ。

『Mちゃん、?』一応確認しながら声を掛ける。『あ、はいそうです、』電話と一緒の自信なさげな声で確信に変わる。正直、俺が言えたことではないが、アプリの写真とはかなり顔が違っていた。とはいえめちゃくちゃ太ってるとかではないし、お世辞にも可愛いとは言えなかったが電話で話していたのもあり、もっと話してみたいなとは思っていた。

恋愛感情ではなく、どちらかというと地雷系女子という生態に対する興味に近い。のでそれもありその場で帰ろうなんて判断は頭にもなく、予定通りシーシャに向かおうと歩き始めた。そこで、俺は感じ取ったのだ。とてつもない違和感を。

彼女の様子がおかしい。一切こちらを見ないし、話しかけても反応が薄い。おや、、?不穏な空気が俺の中で漂い始めた。そして、それはすぐに確信に変わった。👧🏻『あ、ごめん電話きちゃった...ちょっと出るね?』突然彼女が喋りだす。正直、あー、そういうやつ?と一瞬で察した。まさかね。

電話している姿を見ていると、すぐにそれは終わった。そして彼女が一言。👧🏻『ごめん...なんかお母さんが倒れちゃったみたいで...帰ったほうが良いよね...』あほか、小学生でももうちょいマシな嘘つけるやろ(笑)

とは思ったものの、まさかの事態が起こってしまった現実に仕方なく『帰りなよ!』と一言。もうなんというか、妙に冷静だった。全く苛立ちとかもなく、もはや悲しいとか悔しいとかいう感情も湧かず、ただただ驚きというか、すげーなと。こんな人いるんだなと。そして俺は自惚れていたなと。

自分の容姿なんて、ホストやメン地下に比べたら果てしない差があるのかもしれない。俺はそれが分かっていたつもりで、全く分かっていなかったのだ。現実を突きつけられた感覚だった。

正直、他にも10人ぐらいLINEしている子がいるがその子たちとも会うのが怖くなった。まだ最寄り集合で良かった。帰りながらまさかな、、と思い、もう一つ確認した。

LINEだ。バイバイしたのは数分前。もしや、と思いつつ確認。『ユーザーは既にこのスタンプを持っています』ああ、ブロックされていた。流石に手際が良すぎる、こんなにも一瞬で人は豹変するものなのかと笑ってしまった。悔しいという気持ちはもちろんあるが、それよりも驚きだった。ああ、怖い。

まあ、全ては俺の写真の顔と現実の顔との乖離があったのが原因なのだろう。そりゃあ、100%稼げます!!と謳って集客をして中身との乖離がエグかったらそりゃあクレームを入れる。そう考えると、悪口を言われなかっただけまだラッキーかと。ならば、Mちゃんにも感謝を捧げようと。

地雷系女子、面白かった。心残りがあるとしたら、どのような育ち方をしてどのような価値観が形成され、今に至るのかをあまり深掘れなかったこと。会ったときに色々聞ければなーと思ってたんだけど、それも叶わぬ願いとなりましたとさ。

皆さんも長々とこんなくだらない話を見てくださりありがとうございました。

僕から言えることは1つ、導線の繋ぎの乖離だけは気をつけて。お前が言うなって感じですが、無理をしても自分の首を絞めるだけです。じゃ、また盛大におもろい出来事があったらポストします。マッチングアプリは、魔境です。僕はもう少し、ここで戦い抜いてみようと思います。それでは。


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