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【アメリカあるある】またびっくりすることが起きた話

題名の通り、びっくりすることが起きたので、ここに記録しておきたいと思います。

事の始まりは、先日(5月上旬)市よりProperty Tax Paymentの書類が送られてきたことから始まりました。中を開けてみると、なんと$9,000を5月末までに払えとのこと。
いや、ちょっと待ってほしい。通常、Property Taxは支払いが1月末で、すでに$20,000を支払い済みである。その上で、$9,000払えとはどんだけ税金高いねん!というか、何故に追加支払い!?ということで、かなり慌てました。

それで、いろいろ見てみると、どうにもHomestead Exemptionが適用されていないっぽい。Homestead ExemptionとはそのPropertyが自宅ですよと申請することで受けられる税控除で、1度書類を提出すれば、ずっと適用されるはず。ということで、市役所に電話したところ、

市「Homestead ExemptionがExpireしている。$9,000はHomestead Exemptionが適用されなかったことで控除されなかった税金」
私「Homestead Exemptionは一度、書類を提出すれば良いはず。毎年更新でじゃないよね?」
市「Notice of Expirationを何度も送ったのにResponseがなかったため、Expireした」
私「そんなNoticeはもらっていない」
市「記録上は送ったことになっている」
私「いやいや…」
市「いやいやいやいや…」
以下略

みたいなやり取りがあり、何故だかわからないが失効してしまったらしい。
それで何故失効されたのか聞いたところ、Appraisal Districtに聞けということで、一旦、電話が終了しました。

なので、Appraisal District(以下、ADとします)に電話したところ、
AD「Notice of Expirationを何度も送ったのにResponseがなかったため、Expireした」
私「そもそもなんでEpireしたの?」
AD「Notice of Expirationを何度も送ったのにResponseがなかったため、Expireした」
私「いやそうじゃなくて…」
以下略

というやり取りがあり、結局判明したのは、私の免許証が短期免許だったため、新たな免許証のコピーを提出する必要があったとのこと。短期免許だったのは、ビザの関係で、当時はH1Bとかだったので、ビザの期間の残りが2年ほどしかなかったので、免許もそれまでしか有効期限をもらえなかったんです。
なるほど、それはまあいいとして、じゃあ書類は?という話なのですが、さらに送った住所を言え、と言ったところどうも自宅ではないところに送付している模様。よくよく聞いてみると、Tax Representativeに送っているとのこと。

Tax Representativeとは何かということですが、要はPropety TaxのValuationに対して、Propostしてくれる業者のことで、毎年お金払ってやってもらっているのです。

で、これはTexasだけなのか不明なのですが、毎年、Appraisal Districtが「今年の評価額はこれくらいだよ、なので税金もこれくらいになります」という通知をしてきます。これに対して、異議を申し立てることができて、それを請け負ってくれる業者が無数にいるのです。
異議を申し立てないと、Appraisal Districtが送ってきた金額で確定するのに対し、異議申し立てすると結構、金額が下がります。去年の例で言えば、業者を使ったところ、$30,000ほどの減額に成功し、税率が2.5%程度なので、ざっくり$760ほどの税金をセーブできたわけです。業者の費用は$270くらいだったので、トータルでお得ですね、という話なのですが、正直、茶番劇のように感じます。だって、毎年同じやり取りしてるんですよ。税金で払う分を業者に払っているので、なんともやりきれないですね。とはいえ、やらないより良いので毎年やってるわけですが。

それで、話を戻すと、どうもその業者に手紙を送ったとのこと。

なので、また業者に電話。

私「これこれこうで、手紙が送られているらしいが、受け取ってるか?」
業者「受け取っていない」
私「市は●月●日にここの住所宛に送っていると言っているが」
業者「受け取っていない」
私「いやいや…」
業者「いやいやいやいや…」
以下略

何故ここで私が業者に電話しているかというと、成功報酬として費用を払っているんですよね。全然、成功してないやんと。だから成功報酬返せと言ったんですが、一向に非を認めないし、埒が明かない。。。


実は解決法はAppraisal Districtから聞いていたんです。それは今年もう一度Homestead Exemptionを申し込むということ。その際に、2年間は遡って申請ができるから、と言われました。どんな制度だよ!とびっくりしたのですが、そんなもんですか?

でも一旦、$9,000は払わないといけないみたい。払わないとLate Feeがかかるからね。それで、Homestead Exemptionがプロセスされたら還付してくれるみたい。まー、それでも払いたくないからなぁ。
もう一度、業者にはクレームいれてみます。で、他の業者を見てて思ったんですが、他の業者ってもっと成功報酬が高いんですよね。例えば40%とか。そうすると現状の業者って安いなと。悩む。。


こちらの記事でも、家を建てた際に遭遇した問題について書かせてもらいましたが、アメリカに住んでいると、このレベルのオペレーションミスというかペインフルな事態に遭遇するので、心を強く持って生きて行かないといけません。
というわけで、皆さんもHomestead Exemptionと免許証の期限には気を付けましょうというお話でした。

ちなみに2023年度はHomestead Exemptionがないと、支払金額が$40,000になる位、評価額が上がっているらしい。。。業者頑張ってくれ。。。