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11月4日 HOLIC杯の振り返り。

今年最後の3連休、初日は最高位戦のプロアマリーグに参戦して1-2-4-4で通年プラスを達成できませんでしたが、最終日にはHOLIC杯に二度目の挑戦してきました。結果は5半荘通して運もあったのか、1−1−2−3−1で+196.5で優勝することができました。放送対局で酷い放銃や反省すべき選択がたくさんあったので、ここで振り返りの記録を残しておきたいと思います。


1半荘目 52300点 (+72.3/1着)

1半荘目は他家の2000-4000等で序盤は追いかける展開に。
その後メンピンドラ1でリーチしたところ、追っかけリーチが入り2名でめくり合い、数巡後に追っかけてきた人が掴んで出上がり。裏も乗って8000となって大きな上がりを取れてホッとすることができました。その後親番でドラ9筒を暗刻で使える形でリーチ。1-4筒待ち。ツモれば6000オール出上がりでも12000。数巡後にツモれて裏ドラを確認すると、8筒が見えて僥倖の裏3。8000オールとなり、この上がりが決め手となり、トップ獲得となりました。酷い放銃もなく、最高の立ち上がりだったと思います。

2半荘目 35600点 (+55.6/1着)

2半荘目は高打点の応酬でした。序盤からハネツモ等が多く、実際に自分も上がったりしたのですが、追っかけリーチで当たり牌を一発で掴んでしまい、12000放銃が1度あり3着落ちまで行ってしまい、こういう放銃はメンタルに影響を与えることが多々あると思うのですが、今回はリーチまでの手順もよく「仕方ない」と割り切って、気持ちを切り替えて対局を続けることができたと思っております。。南場の親番が勝負手。配牌ドラ2pが対子から更に重ねて暗刻になり、東と九萬のシャンポンでリーチ。12000降った人から東が出て12000取り返してトップ奪還という結果に。対局終了後に東について聞いたところ、対子落としで迂回との事だったので、リーチして出てくれた、というところが大きかったようにも感じます。

3半荘目 26800点 (+6.8/2着)

3半荘目が一番きつく感じました。とにかくトップ目の人の細かい加点が多く、上がりを蹴られこと数回。なかなかチャンスが訪れることなくオーラスまで進み、トップには遠い3着目。ドラドラのピンフリーチを打てて、2着目の人から出和了で、2着まで捲くれて3半荘目までオール連対と、今年参加したRMUクラウンの一般予選と同じくらい安定して打ててるなと感じました。


4半荘目(放送対局) 21800点 (-18.2/3着)

ここからは放送対局で自分で見てやらかしたなと思った部分や
上がりにつながった局に関して順番に触れていきたいと思います。

東-1
序盤から索子で2メンツ、嵌8p入ったところで、萬子の2468から2か8を切るべきなんだけど、フワッと打7sに。土田さんは2mとコメント。

ここで7s切るのはやりすぎか

萬子がなかなか埋まらずに、時間が経過する中、6-9s6mの変速3面張となり、4m切って立直も。上がれず流局。

9sはいそうに見えたので立直

東1-1
役役ドラ1が見える軽い手も上がり繋がらず、親から立直。
一発目に無スジの7s掴んで撤退。押して良かったかな?

一発目でこれを押すガッツはなかった。。

東1-2
辺張嫌って嵌張できて辺張外しを選択したら裏目るw

辺張より嵌張って習ったので脳死でターツ選択
土田さんも「こんな皮肉あるw」と苦笑w

ふらふらしてるうちに、横移動で決着。自身の親番へ。

東2 親番
重たい3局消化して親番へ。そこまでいい配牌には見えずとりあえず不用意な放銃を避けたいところでしたが。。下家が喰いタンでドラ3あって満貫親被りに。。ちょっと焦りを感じてきました。土田さん的には、雲行きが怪しくなってきていると警鐘コメント。

HQだと混一色を見そうな配牌。

東3 
切り替えて次の局へ赤ありで2メンツ1雀頭と軽い手が。筒子のくっつき方次第では早そう。

メンタンピン赤くらいにはなってほしい手が入る。

一向聴まですんなり行くもそこから進まない。。

ここから打2sとしたら対面からポンの声

巡目も終盤に差し掛かりそうなところだったので、降りることも考えつつ動いていたら、1s重なっちゃって切るに切れない状況に。
実況の桃ちゃんが「1sの対々和を警戒している」って言っていたのですが、
まさにそれでした。その後上家が嵌4sをチーして打3m

ドラも赤も上下に切りにくい状況。。。

上家の3mが出てくるパターンを想像して「344mからの打3mなら、対面に4mって当たらないよねぇ。だけど344って持ってる保証もないしなぁ」という根拠に確信が持てない打4mで、対面の対々和ドラ3に放銃する形になっていしまいました。4mの片割れは7mだったので、どのみち振っていた未来になりそう。。本大会通して一番激痛な放銃と感じました。土田さんも解説で仰っていたけど、344に見えたけど、まじで何切ったらいいのかわからなくなってしまった局でした。

東4
どんどん追い込まれていく心境になっており、実況でも追い込まれたと言われてしまう有り様。ほんとこのときの心境はキツかった。配牌も決して軽くはなく、字牌から処理していく展開。6巡目にドラの辺7sが入り、一向聴に。そこからしばらくツモ切りが続く。10巡目に2s引き入れてテンパイ。納得できる形じゃないけど、立直へ。

嵌張選択。
とりあえず4mで立直。 

追っかけは来るなと祈りながらツモを繰り返していき、なんとかツモアガリ。裏が1枚乗って、満貫で素点回復に成功。とりあえず2万点台で南入できたのは良かった。

土田さんから生命力があった。評された満貫ツモ

南1
配牌發対子も上家が1段目から2副露仕掛け、ツモが効かず間に合わなそうな雰囲気。後付の發で動くも、対面の人が再度ドラポンの仕掛けが入りベタオリへ。9s三連打でベタオリを決意したところ、上家→対面の満貫横移動があり、3着浮上で親番へ

9s切るときの土田さんの掛け声が面白かった。

南2
この局は対面さんが大三元を聴牌。白ポンと發ポンで中が1枚もみえない状況になり、卓内に緊張が走ったように感じました。当たらなそうな牌を慎重に選んでいきやり過ごしていたら、下家さんが1000点で交し手を対面さんから上がりきって役満成就とはならず。牌を流すときに中を見せてこられたので思わず「ですよねーww」と言ってしまいました。

南3
親番がもうなく、点数的にきついので、親立直後に出た南をポンして、78p払って勝負に行くも無筋の3sを掴んでしまう。流石にキツく親の現物の筋の3p切ったら、3-6s3pの変則3面張に刺さって3900放銃。完全に辞めるなら現物ぬかなきゃだめで、押すなら形を崩さない3sでしょうね。この放銃も正直酷かった。HQで同じことをやったら直也さんから怒られそうである。。

押すなら3s、撤退なら現物。。

南3-1
配牌キツく、索子の染め手に行こうとする前に、上家から立直。そのご下家の親からもツモ切りで追っかけリーチが入り、めくり合いで、3900は4200の横移動が下家→上家で発生。2500点差のラスでオーラスに。

南4
もう完全にあとがなくなってしまった状況。最低限3着に上がって最終線へのぞみをつなげたいところで配牌もそこそこ、この局のツモがかなりよく
あっというまに一向聴に。しかし2着で良しとした下家さんも仕掛けが入り早そう。

とりあえず一向聴

さらに対面さんから上家さんの8pに対してポンが入り、打9s
上家さんは8p6pと払う形で嵌張を嫌ったように見える。

聴牌取るなら単騎、くっつきを考えるなら2s

聴牌までたどり着いて、7p単騎の可能性を考えてみると、上家さんは嵌張を嫌ったような切り方なので、持っていなそう、対面さんが持っているパターンがあるとすると667788とか778899みたいな一盃口の形で持っててポン発進となるけど、役が確定する状況であればトップ目は鳴かないだろうから、持っていても、688からのポンと推定。下家さんは8ピン手出し、3ピン手出し、6ピンツモ切りの順だったので、持っているケースは少なそう、ということで立直に。この読みがズバリだったようで、全山。結果的に上家さんが一発で掴み出和了5200でラス回避となりました。

土田さんに「やるじゃん!」と言われた立直選択。一生の記念になりそう。

なんとか望みを繋いだ上がりを作れて、最終戦へ。

5半荘目 60000点 (+80.0/1着)

4半荘終了時点で総合2位に転落、ここから再逆転するにはトップは必須と考えて最終半荘では積極的に前に出る形を作っていこうとテーマを持って対局へ。東発で清一色進行して強引に2副露して出和了8000スタートで主導権を握り、南場の親番で大きく加点を(2600オール2回、4000オール1回)して、60000点の大トップでフィニッシュを迎えることができました。ほんと親番蹴られるのが怖くて、時間いっぱいまで親が続けられるなら続けたい一心で、最後は打っていました。

結果発表

1−1−2−3−1の3勝2着1回3着1回の成績で、優勝。最後まで優勝を争った準優勝の方は、4万点台の2着だったようで、自力で優勝を決める形になりました。まさかまさかの優勝で本当にびっくりしました。

桃ちゃんと土田さんんサイン入りTシャツをゲット

良かった点・反省点等

良かった点としては、5半荘で集中して打てたことと、放送対局で気持ちが切れずに最終半荘に望めたことだとおもっています。麻雀はメンタルで左右されるゲームであるので、切り替えもうまく今回はできたとおもっています。
反省点はやはり、放送対局での2度の放銃でしょうか。それぞれもう少し冷静に打つことができていれば、放銃回避ができたかもしれません。また牌理にまだ弱いところがあって、狭く受けてしまったところや、上がり逃しにつながってしまったところもあったので、その点については今後の課題・改善点として、取り組んでいきたいと想います。

今後のHOLIC杯への挑戦

HOLIC杯は半年に1回は出て放送対局で自分の対局を俯瞰してみる機会を作りたいなと考えております。やっぱり自分の麻雀を実況解説してもらえるのはとても楽しいですし、他ではできないことだと思うので今後も定期的に参戦して行きたいと想います。

最後に

今回のゲストであったももちゃん、土田さん、運営のHOLICのみなさん、そして銅鐸した皆さんありがとうございました。

そして、これまで私に麻雀を教えていただいたHQ麻雀の皆様、Onegeameの皆様ありがとうございました。間違いなく雀力の向上ははHQ麻雀とOnegameのおかげだと断言できますm(_ _)m




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