なぜ結婚したのだろう
結婚してもしなくても良い今の時代
とどこかで耳にするほど、結婚が当たり前ではない今の世の中
人それぞれの生き方があって当然
とはいえやはり私も結婚を急かされたことが多々ありました。
特に祖母は私の行く末を本当に心配していましたね。
私は昔から夢があって、やりたい仕事がありました。
色々な形で関わり続けて、23歳の時にやっと願っていた形で働くことが出来る様になったんです。嬉しかったな。
それからは仕事にのめり込む毎日
仕事の日は遅くまで働いて、お休みの日も仕事のことで頭がいっぱい
役に立ちそうな本を読んで、役に立ちそうな場所へ出かける
私の頭の中の90%を仕事が占めていました。(後は猫と食と服かな)
自分で願った事だから、苦しいわけもなく
楽しくて楽しくて仕方がない毎日でした。
仕事を理由に別れた元彼も居るくらいです。(本当にごめんなさい)
一生仕事をするか、一生独身で居るかどっちか選べと言われた時に
迷わず仕事と答えていました。一瞬の迷いもなかったな。
それ日々を特に変える事なく過ごしてきたのに
今、私の目の前には夫がいます。不思議だなぁ。我ながら。
あの頃の私には考えられない生活を送っています。
仕事を理由にお別れしてきた人と何が違うのだろう
色々と思い当たることはあります。それは多分好きの理由と重なるところがあるから細かくは書かないことにするけれど
決定的に思うことは、居心地の良さと安心感です。(どっちも同じな気もするけど)
帰ってきた時に、朝起きた時に、仕事で疲れている時に顔を見ると
本当に安心する
特別なことをしているわけではないんです
以前の方では、きちんと綺麗にしていなくちゃとか
女性らしくとかこの人の好きな感じでとか
相手に合わせて自分のことをコントロールしていたけれど
今の夫といる時はありのままの自分で居ることができます。
みんなそうかもしれないけれど、私は友達と居る時もどこか自分を無理して取り繕ってしまうところがあります。
良く言えば人見知り、悪く言うとコミュ障です。
それが今の夫に出会った時にはありませんでした。
自然と自分らしくいられて、自然と自分の思うことを伝えられていました。
これが私が結婚した最大の理由だと思います。
世の中に私の味方になってくれると思える人がいることは
同じ日常を過ごしていても、すごいパワーの源になるんだなって感じています。
これは結婚である必要はないと思います。
私がたまたま結婚で異性だっただけで
友達でも先輩でも家族でも上司でもSNSの知り合いでも、誰でもなりうる存在だと思う。
自分が自分で居られる場所を見つけると本当に生きやすいのだなと
私は結婚で感じています。