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ブレーンバスターに心奪われて。全日本プロレス観戦記。-2025.02.24-
小学生の頃、砂場で相撲を取ったり、
ドラゴンボールごっこをしたりするのがまだ許されていた、
昭和から平成前半のあの時代。
体育館にある、分厚くてふかふかの体操マット。
休み時間に、それを使える時間が何よりも楽しみだった。
プールの自由時間と同じくらい、いや、それ以上に。
友達とプロレスごっこに興じていた、あの頃。
プロレス技の中でも、ブレーンバスターとパイルドライバー。
この二つが大のお気に入りだった。(良い子はマネしないように)
少年時代の私にとって、それは
かめはめ波と同じくらい、心を奪われるものだった。
そして、先日。
全日本プロレスの大会を初めて生で観た。
普段は新日本プロレスやプロレスリング・ノアを観戦することが多い。
でも、YouTubeで見たミヤギテレビで放送されている「OH!バンデス」の
人気コーナー「TAXIめしリターンズ」に出演していた、
斉藤ブラザーズ
彼らをどうしても生で観たくて、
いつか全日本プロレスにも行ってみようと思っていた。
お兄さんの斉藤ジュン選手は193cm/115kg、
弟の斉藤レイ選手は192cm/150kgの2人とも超へビー級。
やはり生で見るととんでもなくデカい。
そして、この日のメインイベントでは三冠ヘビー級王者である
斉藤ジュン選手と、こちらも青柳兄弟という兄弟レスラーの
兄である青柳優馬選手の王座戦。
公式のキャッチコピーも『お兄ちゃん対決』
青柳兄弟は、自身のYouTubeチャンネルで堂々と
斉藤ブラザーズの人気コンテンツをパクり、
さらにはモノマネまで披露するという大胆不敵さで人気を博している。
(プロレスラーとしての人気も元々高い)
そんな二人の戦い。
試合が進み、終盤の手に汗握る攻防。
その瞬間が訪れた。
斉藤ジュン選手の、美しすぎるブレーンバスター。
「おぉっ」
思わず声が漏れた。
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試合は斉藤ジュン選手が勝利で王座防衛。
一方、セミファイナルでは、
斉藤レイ選手が青柳兄弟の弟、青柳亮生選手に敗北。
兄弟対決による三冠ヘビー戦は、持ち越しになってしまった。
しかし、次回は全日本プロレスのもう一人の人気選手、
宮原健斗選手が挑戦を表明。ますます展開が気になる。
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宮原健斗選手は全日本プロレスを長く牽引する『満場一致で最高の男』
事前の告知なしで行われた休憩時間のサイン会では、
サインも撮影も快く応じてくれた。紛れもなく、魅力のある選手だった。
斉藤ブラザーズ、青柳兄弟、宮原健斗選手・・・
まだまだ観たい選手がたくさんいる。
楽しみが、また一つ増えた。
2月は初旬にプロレスリング・ノア、
そして先週末に全日本プロレスを観戦。
次は新日本プロレスに行きたい。
新日本プロレス、後藤洋央紀選手。
9年越挑戦でのIWGP世界ヘビー戴冠、
本当に、本当におめでとうございます。