EVOL実況目線の感想
前回はプレイヤー目線でのものを書いていきましたが、今回は実況視点でのものも書いてみたいと思います。
7/22〜24のEVOLですが、プレイヤーより実況として入った時間の方が長く、DAY2に関しては、試合もせずほぼ5時間喋りっぱなしでした。DAY1,DAY2の2日間で約6時間少し喋った感想を書いていきたいと思います。
実況席での視点
プレイヤーと違って実況者として試合を見る事は、また違った観点から実況をしていかなければなりません。配信環境があり、その配信を見ている視聴者さんがいる。その視聴者さんは少なくとも試合を楽しもうとしています。映像といった視覚だけでなく、音声・実況といった聴覚から楽しむ事も配信ならではないかと思います。その視聴者さんがどういった人であれ、見て聞いて楽しむには「分かりやすい実況」と「盛り上がる実況」、この二つをどこまで出来るのかだと思います。私自身実況としての歴は短く、他の方々よりも拙い実況ではないかと思います。ただ、実況としてその大会が盛り上がってくれればと思いながら、させていただいています。
なぜ、実況を行うのか?
これは実況席ならではの魅力があるからだとはっきり言えます。
・キャラ対策がしやすい
キャラ対策はプレイヤー目線の話でありますが、見て口に出すということは、そのファイターの動きを認知しながら言語化しているため、ただ観戦するよりも考えながら見ている場面が多くなります。少なくともプレイヤーとして参加している方々は、そのファイターの強みが分かっている方々なので、通したい行動やコンボなどを間近で見れ、今後対策として記憶に残りやすくなります。
・プレイヤーの表情が間近で読み取れる
大会にもよりますが、実況席は選手の顔が見える位置にある事が多く、またカメラによって表情がよく見えます。この表情、その表情から出る感情を見れることが実況席の醍醐味だと思います。普段おちゃらけていても対戦の瞬間に真剣な表情へ変わる。初試合で勝った時に、思わず笑みが溢れる。ルーザーズ、もう負けることが出来ない状況でラスト1ストックの決着がついた瞬間にお互いの感情が溢れ出る。これを真っ先に見ることが出来るのが実況です。それまでの関係性や色々な物語があり、視聴者には見えない部分を伝える事で視聴者が楽しむ一つの要素となる。これが実況の面白いところの一つだと思います。
プレイヤーとしては試合をガッツリと見ることのできる席、また視聴者として試合を楽しむ席、この両者を兼ね備えたのが実況席だと思っています。
個人的ベストバウト
そんなこんな言わずに今回のEVOLでどの試合が良かったのか、私が実況した試合の中で紹介したいと思います。
予選 かまきりVSたまてお
この対戦は試合内容的にも面白かったですが、何より2人が活き活きしながら対戦している様子がよかったですね。かまきり選手も、たまてお選手も、何度も対戦はしてるでしょうし、その中でいい試合を作っていたので、2人が対戦を楽しんでいるのであろうと感じましたね。それは表情が綻ぶ瞬間があったり、勝っても負けても笑顔でいた良い対戦だったのではないかと思います。
トーナメント m.y.G/いくやVSこーぎー
この対戦はLOVEスマで何度も行われている試合ですが、私自身が良いなと思った点はこーぎー選手の三試合目勇者を使用した試合です。それまでデデデ、トゥーンリンクと使用するも、いくや選手に有利な展開のまま負けている中での三試合目でした。開幕メガンテによって1ストックリードされるも、すぐに取り戻しこーぎー選手のポテンシャルが垣間見えた瞬間でした。その後試合としては僅かなミスが命取りとなるようなハラハラした試合が展開され、実況としてもとても盛り上がった試合でした。
私としてはこの2試合がとても良かった試合でありました。
終わりに
今後としてはプレイヤーとしてはもちろん結果を残していきたいと思います。ただ、実況に座る機会も増やしていき、スマブラの魅力を少しでも伝えていければと思います。