【遊戯王OCG】戦績をコーディネラルする裏技!?ダイノルフィア入り恐竜【ダイノルフィア】
どうも、ざくおです
今回は二人合わせて0-8した次の週に、トナメまで持っていった奇跡のサクセスストーリーをお送りします。
ダイノルフィア入りの恐竜ワンキルを使用しました。
一緒に考えてともにトナメまで勝ち進んだわいじぇいさん( @yj815yj )に感謝。
◯ダイノルフィア入り恐竜ワンキル
恐竜ワンキルは、恐竜ギミックの展開力とそこから派生するスクラップのギミックで「ビシバールキン」と「マシュマック」のコンボで8000バーンを与えてワンキルするデッキです。
今環境当初は誘発が非常に少なく、貫通してワンキルしやすい環境だったということもあり、今が旬だということで使用することを決意。
なんとか結果を残すことができました。
マシュマックワンキル 3回
後攻ワンキル 2回
事故負け 1回
誘発貰って通常展開した上でワンキルされ負け 1回
後手キルチャレンジしてダメージ届かず負け 1回
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使用リストはこちら。
恐竜ギミックは素のパワーが高い点が魅力で、「ミセラサウルス」による妨害耐性と、先出し「ドルカ」による「ニビル」や「トークンコレクター」も含めた誘発のケア、後手での「究極伝導恐獣」や「ドゴラン」のパワーもあり、先手後手の隙のなさでいえば全盛期の【植物リンク】に近いものを感じました。
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◯採用カードについて
・「究極伝導恐獣」
恐竜の最強エースモンスターです。
「ミセラサウルス」下で着地させ、相手の前面を否定した上で全体攻撃で盤面の崩壊を狙えます。
先攻ワンキルには絡みませんが、このデッキの強いところは、先攻に全振りしているわけではなくメインギミック内に後手での打開策がある点だと考えているので採用。
サイチェン後に先攻選択時はサイドボードに落としました。
・「怒炎壊獣ドゴラン」
「先攻ワンキルデッキにメイン壊獣?」と思われるかもしれませんが、これもれっきとしたワンキルパーツです。
「究極進化薬」や「プチラノドン」でリクルートし、「ビシバールキン」へ繋げるのに使います。
後手で強い壊獣を先攻ワンキルのギミックとして活かせる点が非常にオシャレで気に入っています。
もちろん後手での盤面処理の役割も重要です。
・「魂喰いオヴィラプター」
祝制限緩和ということで。
サーチしながら卵を転がして展開するバカカードです。
2枚になったことで特に後手で雑に使って妨害を踏みにいけるようになったのが大きいです。
・「幻創のミセラサウルス」
最強カードです。
初動であり誘発ケア札であり捲り札です。
このカードの存在だけで相手は盤面に対する誘発は投げにくくなりますし、出し惜しむと先出し「ドルカ」で打ちどころもなくなるため存在が既に強いタイプのカードです。
さらに「アルゴサウルス」をリクルートして「究極進化薬」経由で「アルコン」着地でリンク以外の前面の妨害を否定して全処理できるため、後手の捲りでも非常の強力です。
・「ダイノルフィア・テリジア」、「ダイノルフィア・ソニック」
先日の新弾で追加された新規カード。
出ると魔法罠無効のカウンター罠、「ダイノルフィア・ソニック」をセットできます。
「先攻ワンキル狙うのに盤面形成の先攻展開する意味ある?」と思う方もいるかと思いますが、こちらも先攻ワンキルに絡みます。
後述しますが、「スクラップワイバーン」のリクルート効果での破壊対象をタダで用意できるようになったため、標準展開が先出し「ドルカ」ルートとなり、「ニビル」や「トークンコレクター」といったカードはまず通らなくなりました。
先攻ワンキルに対する妨害手段の幅を一気に減らせる上に、このデッキを知らない相手はサイドから無駄な誘発を増やしてくれるでしょう。
もちろん、クリティカルに誘発をもらって妥協展開に入る際に、盤面に残しておくことで妨害としても機能し、3素材「アポロウーサ」+「ソニック」+「アルコン」などのワンキルしなくても十分に強固な盤面の形成も可能です。
・「発禁令」
基本的には後手で相手の妨害を無力化して使うのが強いカードではありますが、このデッキでは誘発ケアとしても強いです。
他のデッキと異なり1枚使ってでも誘発ケアさえできればリソースの差を考える暇もなく相手は消し飛びます。
加えて、このカードでは止まらない「増殖するG」は基本的に無視してワンキルするため、非常に噛み合いが強いです。
今回も「うらら」宣言で相手の誘発を機能停止させた上で「増殖するG」をツッパして先攻ワンキルしました。
・「スモールワールド」
恐竜デッキは基本的に割るカード+卵のセットから動く必要があり、そのセットを揃える上で非常に強いカードです。
恐竜は種族以外がバラバラであるため、デッキの中の欲しいカードにアクセスできるスーパーカードとなっています。
被って腐るよりもパーツ引けずに何も起こらない方がしょうもないので3枚フル投入しましたがかなり感触はよかったです。
腐ろうがどうしようがリソース差がついて困る試合は極々レアケースで基本的にはリソース差を意識する前に相手が消し飛ぶのでメインは入れ得カードだと思いました。
二本目以降の後手ではサイドボードとの入れ替え枠として減らしていました。
◯ワンキルルート
「ダイノルフィア・テリジア」の登場により「ドルカ」先出しルートがデフォルトになったため、ワンキルルートはかなり絞って意識することができるようになりました。
初動の組み合わせはA群+B群から1枚ずつの2枚セットからです。
・A群
「アルゴサウルス」
「ミセラサウルス」
「オヴィラプター」
「化石調査」
「スモワ」+モンスター
・B群
「ベビケラサウルス」
「プチラノドン」
「化石調査」
「スモワ」+モンスター
それぞれの展開パターンにおいて初手の組み合わせによって動きはすこし異なりますが、「ドルカ」着地時点で全てのパターンの手順が収束するので、まずはそこからキルまでのルートをご紹介します。
初期盤面: リンクリ、スクラプター、ドルカ、伏せソニック、手札進化薬
リンクリ+スクラプター→ワイバーンss
ワイバーンef スクラプターssスクラプター破壊
スクラプターef キマイラサーチ
ワイバーンef ゴーレムss ソニック破壊
ゴーレムef スクラプターss
スクラプター+ワイバーン→ハリss
ハリef うららss
うらら+ゴーレム→マグマss
進化薬ef ドゴランss(うらら、アルゴ除外)
マグマ+ドゴラン→ビシバールキンss(左端)
ビシバールキンef トークン3体ずつss(相手は中央以外)
ハリ+トークン→ユニコーンss
リンクリef トークンリリースリンクリss
リンクリ+ユニコーン→コーディネラルss
キマイラns スクラプターss
キマイラ+スクラプター→デュガレスss
デュガレスef ゴーレムss
ゴーレムef スクラプターss(相手の場中央)
コーディネラルef ビシバールキンとスクラプター入れ替え
スクラプター+トークン→チャンバラss
チャンバラ+ゴーレム→マシュマックss
マシュマックef ビシバールキン爆破して8000ダメージ
初動がどの組み合わせであれ、先出し「ドルカ」から展開可能で、「ドルカ」までは基本恐竜しか出ないので「ミセラ」のおかげで盤面のモンスターには妨害を受けません。
つまり「ミセラ」のリクルート効果と割れた卵効果への「うらら」、「オヴィ」初動の「オヴィ」への誘発、「無限泡影」以外は全てケア可能です。
先に誘発をチェックして防ぐ耐性に入ってからワンキルの本筋に入れるのが非常にパワーに溢れています。
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初動〜ドルカまでのパターンは多少は前後しますが、できるだけ早く「ミセラ」にアクセスして、「アルゴ」リクルートから卵破壊、「オヴィ」から卵こねくり回して「スクラプター」、最後に「テリジア」で「ソニック」セットです。
「アルゴ」初動の場合には「アルゴ」をリンクリに変換することで「ミセラ」から墓地に卵を残しながら「ベビケラ」リクルートすることで同様の展開が可能です。
◯後手のパワー
このデッキの特徴の一つとして後手でのパワーの高さもあります。
先述の通り、メインから「ドゴラン」「アルコン」「ミセラ」による妨害踏み越え能力の高さと、後手ワンキルのパワーは他の既存のワンキルデッキと比べてこのデッキ特有の持ち味と言えます。
今回のCSでは「バロネス」「虹光」「マスカレ」「一滴」の妨害を踏み越えてワンキルできたので、後手ワンキルのパワーはお墨付きです。
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後手では基本的には「ミセラ」を通した上で「アルコン」でモンスターを全部処理していきます。
「オヴィ」初動で「ドゴラン」サーチする選択肢もあり、相手は「ミセラ」を警戒してなかなか妨害を撃つことができません。
「オヴィ」「ミセラ」の両方を止めてくれるのであればそれで2妨害踏めていることになるので、墓地「ミセラ」から「アルコン」まで繋げる動きで踏み越えることができます。
◯先攻ワンキル失敗時の妥協展開例
先攻ワンキルの初動にうららを貰った場合などに行う妥協展開の例を置いておきます。
手札: ミセラ、アルゴ、卵
ミセラ効果にうららもらう
アルゴns
アルゴef 卵破壊 進化薬サーチ
卵ef オヴィss
オヴィef スクラプター墓地へ
オヴィef アルゴ破壊してスクラプターss
スクラプターef スクラプター破壊
スクラプターef キマイラサーチ
キマイラns
キマイラef スクラプターss
キマイラ+オヴィ→デュガレスss
デュガレスef 卵ss
スクラプター+デュガレス→ワイバーンss
ワイバーンef スクラプターss スクラプター破壊
ワイバーンef ゴーレムss 卵破壊
卵ef テリジアss
テリジアef ソニックセット
ゴーレムef スクラプターss
ワイバーン+スクラプター+ゴーレム→アポロウーサss
進化薬ef アルコンss
最終盤面: 3ウーサ、ソニック、アルコン
打点負けしやすい「アポロウーサ」と「テリジア」を「アルコン」で守りながら、モンスター効果3回、魔法罠1回無効の盤面を形成できます。
誘発を貰った上での妥協展開にしては十分すぎる盤面を形成できます。
この点からワンキル面以外でも「ダイノルフィア」ギミックのパワーが高いためメイン2枠を割いてでも入れる価値が十分にあるカードだと考えています。
◯さいごに
今回は先攻ワンキル型恐竜の記事でした。
先手後手問わず暴力的なパワーを感じて可能性の塊だと感じました。
手札によるブレが多少ありますが、いいデッキなので是非試してください(当たりたくないので使わないでください)。
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