
映画レビュー 日日是好日が酷い
他にネタいっぱいあってちと忙しい&めんどくさくてnote書いてなかったんだけど連休中に妹が家で見てた樹木希林の日々好日って映画が酷すぎるんで書かせてくれ
まず、特になんも事件が起こらなくてマイペースに生きてる女子の日常に茶道の稽古を始めたってだけの映画なんでつまらない。
まあ、つまらないのはわいの感性だからいい。面白いと思う人も感動した人もいよう、そこはわいは人それぞれの感性だからかまわない。
黒木華と多部未華子と百合百合してるだけでもファンには需要があろう。
これは茶道の映画なんだけど、わい、茶道嫌いなんでそこからアレなんですが、
わいは茶道嫌いなんだけどわいのおかんが裏千家免許みたいなん持ってて一応教えたりできる資格みたいなんあるレベルなんで、
わいも一応は茶道の作法は習ってなくても一通りはなんとなくは知ってんですけど、
映画の中の茶道やってるって御婦人の役者さんへの演技指導が酷すぎる。
映画ではふくさの色から判断すると表千家なんだろうけど、その本山的な家元の新年のお茶会総会みたいなんにその流派の御婦人型が何十人何百人とかそういう大人数で招かれるみたいなんあって、
そこの描写で茶道何年もやってるって人間がふすまの敷居を踏む、畳のへりに頓着しないでなんと茶室の中で和服で小走り。
ねえわ。
そもそもだ、茶道以前に和室で小走りしねえだろ
茶道以前の問題だろ…
いや、わいも家の中で宅急便とか電話出るのにダッシュとか走るし日常生活で畳のへりとかそんな頓着しねえけど、敷居は踏むなってくらいは日本人なら親に言われるだろ
茶道やってる人に監修頼んだろうに映画監督が根底から作法ってもんを知らないのに樹木希林出して茶道でございます、品があるでございますってやっても酷すぎて説得力がねえわ。
育ちとか言いたくはねえが、出ちゃうんだよ、上品ぶっててもそういうところに製作者の育ちが。
これで樹木希林って品があるわねえとか思っちゃう人ってどういうジャングルで育ってきたのかわいはそっちが気になるわ。
ほのぼの日常系ドラマが嫌いなのと茶道とか興味ねえしクソどうでもいいってのを差し置いても、
これを撮った監督がそもそも茶道のなんたる以前に日本人としての根本的な和室マナーを知らないで"丁寧な暮らし"的な映画撮ったところであまりに陳腐なんだわ。
わいのおかんも茶道、華道(池坊)を若い頃にやってそれぞれ教室やってもいい免許みたいなん持ってるレベルですがそのおかんですらが、
茶道や花道は金かかるし、家元集金システムが凄まじいからやるもんじゃないってハッキリ言ってるんで、あんなもんは勿体ぶったところでそんな勿体ぶる価値ねえと思う。
ハイパー上級国民で茶道が必要な人もいるとは思うんでそういう人がやったらいいと思います。
わいは底辺土人やけどわいのおかんはお嬢様だったからね。なんだかんだで結婚したのもワイのパッパ(土人)だったし結論として茶道やる必要なかったろとは思うが母の姉妹であるおばさんも茶道と華道と一緒に東京まで習いに行ってたからそういう時代だったのかもしれん。
現代で一般人で必要もないのにわざわざ茶道習いに行くのセレブワナビーの面倒くせえ女多そう…
華道はフラワーアレンジメントとか出来そうだからまだいいと思うけど。
お嬢様と他人から思われたい女はやったらいんじゃね?とは思います。
てか、映画ではその辺はつっこまれてないけど主人公は本格的に習ってるんでやったら金かかるんだわ。茶器には拘らないとしても本格的にやるなら着物必要にはなってくるしね。
半ニートが自分の金でやるにはバイト代注ぎ込まないとあかんから親が金出してくれないと無理なんだけど、親サラリーマンっぽいのにどんなエリートですか?三菱地所ですか?っていう。そこからしてアレなんだよね…
一応、イギリスのアフタヌーンティーとかも作法はあるんだけど(実は食う順番何からかも決められてる)別にそんなに細かくギャーギャー言うほどのことはないし、家元とかいて免許システムがある紅茶道みたいなんないっしょ。知らんけど
そもそもの茶道って武士の間で流行ったもんなんですけども、闘茶(銘柄当てるゲームで香道のようなものだが武士の間では賭が行われた)から侘茶に移行したものだよね。
当時の戦いに明け暮れた武士が茶室では刀を置き、茶(当時は茶は高級品であった)の前では皆平等ってのが千利休の侘茶なんであって、
家元集金システムなんてもんは侘び寂びの理念から遠いんだけどかくいう利休も商売上手な商人だったわけよ。
というか残念ながら茶道は侘び寂びを提唱した利休の時から既にスノッブ向けの集金システムになってたのが事実なんだわ。
もうね、わいから言わせてもらえば茶道でございますとか上品ぶってんのがスノッブなんだわ
まあ茶道やって一時心を静めるって現代でもやりたい人はやったらいいんじゃないかと思いますが、丁寧な暮らし(笑)だか知らんが家元集金システムにこぞって金払う暇人の気が知れないですね
わい、一応はこれでも煎茶、紅茶、烏龍茶それぞれ上手く入れるコツはマスターしてんですよ。
茶ってそれぞれの種類に合わせた温度と時間だからね。
ゆとう様は中国茶の茶芸も出来るんです。
そのわいに言わせてもらえば茶道のまだ所作がなってないだとか細かいところに難癖つけて教室通わせるみたいな集金システムは酷い。
まあわいが茶道はくだらねえと思ってんのは個人的な主観だからそれで茶道全般がダメというつもりはないのですが(あるか、すまん)。
この映画はコロナ前の2018年に撮影されたものですがコロナ後って茶道は厳しくなると思いますね。回し飲みとか茶器は洗剤で洗わないとかの伝統的な作法をコロナ対策で衛生重視にするしかないと思います。
映画の本筋とは関係ないところが酷いって話で終わりなんですが、
映画の本筋は黒木華演じるフリーター同然のライターやってる半ニートの不器用な主人公が樹木希林演じる茶道の師範の元で茶道を習いつつ特に大したことない日常を織り交ぜてって感じです。
つまんねーーーー
これね、ツイッターのおまえら(男)が見たらイライライラ来るからオススメは全く出来ない
ツイッターでよくdisられてる発達とかメンヘラとかが親がいて同居しててろくに苦労もしてねえでぬくぬくそだってきたメンヘラや発達の女がなんとなく人生生づらさ抱えて辛いです、、、、でもそんなあたしを支えてくれる彼くんが!!!って漫画あるじゃないですか、そういうのに似たスメルなんですよ。
恋愛映画でははいんですけど。
は?????っていう
男が婚約者に裏切られたとして3ヶ月も引きこもってるとか世間が許してくれないし半ニートもフリーターも世間の目が厳しいじゃないですか
女叩きマンには全く賛同出来ないんですけど、これ男が失恋してショックですやりたい仕事しかしたくないのでライターという名の半ニートで茶道のお稽古してますじゃ話にならんし女チートだよなーとか叩きたくなる気持ちも分からんではない………
とわいですら思うから見るとマジ時間の無駄
いや、わいも無職マンだからニートは否定してないんだよ?でもね、ニート同然でも許してくれる恵まれた環境であたしは不器用だから生きづらいとか言われても本当に追い込まれたらやりたい仕事しかしたくねえとか言ってられねえし、世間のほとんどの人はやりたくない仕事をやって生きてるんだよ。
現代社会のスピードについていけない主人公ってのは分かるんだけどこれ男が主人公なら末路は悲惨な話なんだよね…
そう思ってしまうワイが心が貧しくやさぐれてるんでしょうが追い込まれてる人間は茶道やんてやる金ねンだわ!!!
これが時間に追われるエリートサラリーマンが孤高の茶人に出会うとか、またはホームレスが段ボールハウスで茶道を嗜んでいてそのお手前が素晴らしいとかならわいの食いつきもまた違ったと思う…
現実では茶道自体が集金システムだから孤高の茶人もいないんだけどね。
わいの好きなギャラリーフェイク(漫画)展開なら茶道もありだった…
最終的に映画が言いたいことは「一期一会」「日日是好日」ってことなんですけども、お前をぬくぬく育ててくれた父親に感謝しろ!って感想しかねえわ
よい親に育てられて大学まで出たお嬢さんが茶道やって成長(笑)していくって映画はトレードで失敗してマグロ漁師やってコロナでマグロ漁師も失業してスーパーのカートを回収するお仕事をしているわいには茶道習ってる暇と金と余裕があるお嬢さんが抱えてる生きづらさは響かないどころかイライライライラしました
女、労働市場でのスペックが低くても最終的に結婚して主婦になれれば生きてけるんだなっていう身も蓋もない事を思いました…
KKO界隈が叩きたくなるのも分からんでもないんだよ
男で根性無しでこのスペックなら非正規労働者としての悲惨な末路っていうね
お茶の先生も現実には集金システムのトップの家元でもなければカルチャーセンターでお茶教えるくらいでは生きてけないし、樹木希林演じる茶道の先生も家に茶室がある豪邸なので金持ちなのであろう…
死人に鞭打ってすまんが樹木希林の勿体ぶった演技もうぜえ
大体さぁ、茶道とかやるのある程度裕福で暇な女じゃん?察しっていう
そんで一期一会とか日日是好日とか言われてもね…
は??????ってなるわ
やっぱ男は映画見てスッキリしたいならステイサムだな…
自分に底辺の自覚がある男、忙しく働いてるサラリーマンは見ると主人公の甘ちゃんぶりにイライラするので絶対にオススメ出来ません。ダラダラどうでもいい事を勿体ぶって芸術ぶるという日本映画のダメなところを詰め込んだ映画でした。
評価.7段階評価で2
プラスポイントは黒木華と多部未華子の顔が可愛い