カセットデッキを使用したミックス方法
カセットデッキをDaw上で使用する(デジタル⇄アナログ)
Cubase、Tascam 122MK IIIを使用した場合
Daw(Cubase)を使用したミックスで仕上がりに物足りなさを感じる時があります。そんな時、カセットデッキはデジタルでの制作過程にアナログのテイストを加えてくれるだけでなく、通した後でのプラグインの効き方、音の馴染み方が良くなります。音がやわらかくなり、低音は重心を落とす事が出来ずっしりと下で鳴っているように変化させる事が出来ます。(カセットデッキは3ヘッドのタイプが必要です。)プラグインでテープを模したものが沢山出ていますが、カセットはアナログであり、実際にテープが回り、ヘッドとテープが触れています。それをデジタルのプラグインで完全再現するのは難しく、20年〜30年以上前に発売されたデッキが今、大活躍するのは感慨深いものがありますね。。
しかしテープ特有のノイズとの戦いにもなります。ノイズ量と音源とのさじ加減、Gateを使用してそのノイズの発生をコントロールしたりと、手間がかかりますが、その分受ける恩恵は大きいと考えて良いと思います。慣れてくると非常に楽しいと思いますよ。カセットデッキはまるで生き物みたいです。
使用する機材・ソフトウェアは以下の通り(当方Cubase、Tascam 122MK IIIを使用)
・3ヘッドのカセットデッキ
・Cubase
・オーディオインターフェース
・卓ミキサー(あってもなくてもどちらでも可能)
以下が手順となります。
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