見出し画像

三日坊主の二日目くらいのテンション

ご機嫌よう、中馬祥子です。
今回のやぶおそ、メッセージテーマは「今年はこれ、やってます」です。
毎年毎年、「今年はこういうことしよう」って決めるのに、結局三日坊主になってしまう私ですが、今のところ続いているものなども紹介してます。

「鑑定人と顔のない依頼人」

アマプラ依存の私が「おすすめしたい」と思った作品を独断と偏見でご紹介する新コーナー「名画カタログ」。
第二回の作品です。

画像1

ニューシネマパラダイスのジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品。
監督が脚本も担当しています。2013年のイタリア映画。
ジャンルで言うと、恋愛サスペンスと言うことになるみたいです。
わかりにくいかもですが写真の真ん中に映る老紳士が主人公で、その後ろに並んでいるのは美しい女性の肖像画の数々です。この老紳士、潔癖ゆえなのかなんなのか、女性と全く関係を作ることができない・しないまま老紳士になられています。
紳士 of 紳士、と言えなくもない。でもこんなに女性の肖像画に執着する人を紳士と言っていいのでしょうか。……本編とは全く関係ない議論なので差し控えます。

正直に申し上げて、かなり好きな部類の映画です。
すごく哲学的に見ることもできるし、あっと驚くラストに興奮して終わることもできる作品。そう、ラストは本当に驚きます。驚くって言うか、えぇ……って言うか。
詳しく書くとネタバレになってしまって、この作品の楽しみを奪うことになるので差し控えます。内容についても、かなり注意しておしゃべりしてるつもりなのでやぶおそ本編をお聞きくださいませ(チャプター2)。

本編ではお話ししてないことを少しだけ…
音楽は同じくニューシネマパラダイスでも監督とタッグを組んでいたエンニオ・モリコーネ氏。
私はこの映画全編を通して、ずーっと心がざわついていました。今思い返してみると多分音楽の功績でしょう。とにかくずーっと不安なんです。
他の人の感想もチラ見していて、私とは全然違う感想をお持ちの方もいらっしゃるので皆さんがどう思われるかはわからないですが、監督のある意味明確な視聴者の意識操作はこの方の音楽によるところが大きいと思います。そう言う意味で、「映画音楽ってこんなに大事なんだ」と思わせてくれる作品としても代表格になれるのではと。

愛とは何か、芸術とは何か、人生とは何かを問われる作品。
それに対する答えは、恐らくこの映画の見方を変えてしまうものです。だから私とは真逆の見方をする人がいたのでしょう。私が見た感想の人は、その辺りの考え方が私と合わない。
一人で見るのがお勧めなんだけど、誰かと話を共有したい時にこの映画について説明するのが超難しいから、別々に見て、後日落ち着いて一緒に話すくらいがいいかも。私もこの映画のことを誰かと共有したくて夫に話したけど、うまく説明できなくて結果ネタバレだけしたみたいになっちゃった。旦那氏ごめんね。

ライフログ系アプリ「Day One」とシネマレビューノート

画像2

写真は「Day One」アプリのカレンダー表示のところです。
流石にタイムラインのところはお見せできませんが(結構ぐだぐだ書いてある)、カレンダー見たらちゃんと続いていることをわかっていただけるかと。
9日だけ黒いのは、9日はサボってるからです。
シネマレビューノートの方はアマゾンでも買えます。1100円くらいだそう。
私のライフログ生活と映画生活を支えてくれるツール。かなり重宝してます。

次回予告

次回1月26日(火)配信です。
メッセージテーマは「駐車場事件簿」
駐車場での面白話を送ってください。
ミッドナイトシャウトのメッセージもお待ちしています。
あなたの愚痴・不満・今更言えない疑問・自慢話などなど、人には聞かれたくないこともやぶおそなら存分に吐き出していただけますよ。
メール:yabun.osoku@gmail.com
Twitter:@yabuoso
HP: 夜分遅くに失礼します



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?